さて、別所温泉の旅の後半となります。
まずは、旅のプランをおさらい。
9:00 小諸駅集合
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9:15 小諸駅出発
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10:32 別所温泉到着
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10:50 足湯 ななくり
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11:45 昼食 橋本屋食堂
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12:15 北向観音
↓ 参拝 & おみやげ探し ←今回はここから |
13:00 散策 & おやつ まるげん
↓ おやつ & おみやげ探し |
13:55 別所温泉発
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14:48 小諸駅着
おつかれさまでした。 |
別所温泉の地図でルートも確認しておきましょう。
赤い線が、後半のルートになります。

前編は、はじめての別所線で盛り上がってしまい、旅の目的地「別所温泉」になかなかたどり着けない内容でしたが、今回は旅のメイン「北向観音」から始まります。
北向観音
北向観音堂は、平安時代初期の天長2年(825年)、比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創された霊場です。
安和2年(969年)、平維茂は一山を修理し、三楽寺、四院、六十坊を増築したと伝えられています。
寿永元年(1182年)には源平争乱の中、木曾義仲の手により八角三重塔と石造多宝塔を残して全て焼失してしまいますが、源頼朝の命のもと伽藍復興がおこなわれ、建長4年(1252年)、塩田陸奥守北条国時により再興されました。
本堂が北に向いているのは、わが国でもほとんど例がありません。
北向観音・常楽寺ホームページより
まずは、お参りです。
手と口を清めて、、なのですが、こちらも実は温泉。


口に含んだ後、じわじわくるあの硫黄のにおい再び、、、
少々げんなりしながら、お参りへ。


もちろん、皆さんの健康と幸せをお祈りしてきましたよ!
そして、お寺に来たら、やっぱり「おみくじ」!
北向観音のおみくじは、自分でひくのではなく、お寺の住職さんがひいてくれる昔ながらのやり方になっています。
Sさんは大吉、私は吉でした!
幸先良い感じです♬
内容は、こちらの本に書いてあるとのこと。
おみくじに直接書いてあるものしか見たことが無かったので、びっくりしました。

境内では、だるまとお菓子が売っていました。
そこに、真田幸村のだるまが!
白い方が、兄 信之、赤い方が、弟 幸村だそうです。
会社のおみやげに買ってこう!と女子ならではの衝動買い。
できれば紅白で揃えたかったのですが、お値段の都合上、幸村のみ買うことに。


合わせて、かわいらしい「開運 えと飴」も購入しました。
親切なおじさんで、500円サービスしてくださいましたよ。

さて、ここからは、前編の最後にお伝えした「恋愛パワースポット」です。
実は、北向観音の境内には、恋愛パワースポットがたくさんありますので、ご紹介していきましょう。
恋愛を成就させるパワー「愛染明王」
愛染堂の中には「愛染明王」が安置されており、愛染明王信仰は恋愛、縁結び、家庭円満などを司る仏として古くから行われていました。
また、愛染→藍染と解釈し、染め物や織物職人の守護神としても信仰されています。
北向観音・常楽寺ホームページより

縁結びの木「愛染カツラ」
樹齢1200年の老木で天長の昔、常楽寺の火坑出現の観世音菩薩が影向(ようごう=神仏が一時姿を現すこと)した霊木といわれています。
境内の東隅にある愛染明王堂とこの桂の木に因んで故川口松太郎氏(1899 – 1985、第一回直木賞受賞)が「愛染かつら」 を書かれたことはあまりに有名です。
若い人たちからは「縁結びの霊木」として親しまれております。
昭和14年6月5日、長野県の天然記念物に指定されました。
北向観音・常楽寺ホームページより
雪が積もった姿も素敵ですが、新緑が美しい季節に来ても、綺麗でしょうね。

夫婦円満の木「夫婦杉」
杉本から二股に分かれた杉の大木が仲良く並んで立っています。夫婦杉は夫婦円満の象徴です。
北向観音・常楽寺ホームページより
下の写真だと、4本あるように見えますが、根元の方は2本なのです。

恋愛中の方も、ご夫婦の方も、北向観音へお参りすれば、幸せになれそうですね♡
次は、北向観音を後にして、おやつをいただきに「茶房 まるげん」さんへ。

古民家風の素敵な店内です。




薪ストーブもおしゃれだし、あったか〜い。

早速、本日のデザートセットをいただくことにしました。
紅茶orコーヒーとセットで600円。
この日は、豆乳チーズケーキとオレンジケーキでした。
豆乳チーズケーキの豆乳は、斜め向かいの長谷川豆腐店さんのものを使っているそうで、濃厚でとてもおいしかったです。

また、何とも絶品だったのがこのオレンジケーキ!

すごくしっとりしていて、ジューシーでした。
なぜこんなにジューシーなのか、お店の方に伺ったところ、焼きあがったあつあつのケーキに、100%オレンジジュースをふりかけているとのこと。
ジュースがケーキに染み込んでいるから、こんなにしっとりジューシーに仕上がるんですね。
お家でも真似してみたいです。
素敵なお店でおいしいスイーツをいただきながらのティータイム。
のんびりと過ごした幸せなひと時でした。
茶房 まるげん
tel:0268-39-0944
長野県上田市別所温泉1718
まったりティータイムを終え、別所温泉の散策に戻ります。
まずは、まるげんさんの豆乳の仕入先の「長谷川豆腐店」さんへ。

普通の大豆を使ったお豆腐の他に、青まめを使ったお豆腐も売っていました。
写真は、左から、
青まめのザル豆腐・青まめの豆腐・大豆の豆腐です。
お店でも、お豆腐や豆乳、豆乳プリンなどを食べていけるとのことで、さっきおやつを食べたばっかりですが、食いしん坊な私たちは、ひとくち豆腐をいただくことにしました。
お店の方が、その場で奥の水の中で包丁を入れて切ってくださりました。
口当たりがとても優しいおいしいお豆腐でした。

会社のおみやげに、おからスナックを購入。
お砂糖は入っていないのに、ほんのり甘みがあって、食べだしたら止まらなる!と皆さんにも好評でした。

長谷川豆腐店
https://www.facebook.com/hasegawa.tofu.oishii/
次は、「とのむらざこ煮店」さんへ。

はじめて聞いた「ざこ煮」。
ぜんまい、しいたけ、ひじき、えび、こんぶ、きくらげ、まいたけ等々が入った佃煮です。
試食させていただきましたが、山椒がピリッときいていて、ご飯が何杯でもいけちゃいそうな佃煮でした!

このとのむらざこ煮店さん、創業明治32年!歴史を感じますね。

また、お店の方が、「外は寒いから」と言って、貼るホッカイロをくださいました!
優しすぎる~!
別所温泉を旅していて、本当にお店の方が皆さん優しくて温かいなぁと思いました。
とのむらざこ煮店
http://www2.ueda.ne.jp/~tono/
もう少し色々と見て回りたいところですが、帰りの時間も迫ってきているので、散策はこれくらいにして、、
最後にもうひとつ、恋愛パワースポットに行きたいと思います。
手をつないで渡ろう「愛染橋」
その昔、湯治客が病気の快癒を祈り待ち人が来るのを願ったという橋です。
カップルが手をつないで渡ると結ばれるという話ですが、途中で手を離してしまうのはダメなようです。
北向観音・常楽寺ホームページより

是非、カップルの方は、離さないようにぎゅっと手をつないで渡ってみてくださいね♡
別所温泉駅に到着し、帰路についた私たち。
帰りの電車は、これまたラッピング電車の「さなだどりーむ号」。

行きは雪だった景色も、青空が広がっていました。

私「すごい晴れましたね~。日頃の行いですかね?」
Sさん「そうだね。どっちもだね。」
私「どっちもですよね♡」
行きの少々バチバチとした?会話も、帰りはほんわかとした会話に変化。
恋愛パワースポットのおかげか、私とSさんの距離もぐっと短くなったように思います。
さぁ、いかがだったでしょうか?
温泉、恋愛パワースポットがたくさん、心の温かい方がたくさんの別所温泉。
訪れれば、身体も心もぽっかぽかになることお約束します!
~番外編~
ここからは番外編。ちょっとした面白情報をお送りします。
その1 別所温泉のマンホール
名産品や観光地、祭りや歴史的シンボルのほか自治体の木や花、鳥などをモチーフに、限られたスペースで町をアピールする「マンホールの蓋」。
これは、日本独特の文化のようで、外国人観光客にも人気の見所となっているようです。
中には、「マンホーラー」や「蓋女」と呼ばれるマンホールの写真を収集してSNSなどにアップする方々もいらっしゃるほど。
別所温泉にも、ご当地マンホールがありましたので、ご紹介。
別所温泉のマンホールは、前編でもご紹介した「岳の幟」という別所温泉に伝わるお祭りをデザインしています。(詳しくは、前編をご覧ください。)

レアな色付きのマンホールもありました!

色付きは、北向観音の参道のどこかにあります。
是非、探してみてくださいね!
その2 別所線の謎のキャラクター
別所線 上田駅の自動販売機。




このキャラクター達は一体!?
何だか気になったので、旅から帰って調べてみました!
まずは、黄色い自販機の方の「北条まどか」さん。
別所線存続の支援の輪を広げていくため、上田市アイプロジェクトが、平成17年12月2日に上田市の都市伝説をもとに製作、公開した小説「別所線きっず!ものがたり」に登場するキャラクターの一人だそうです。
別所線存続を支援してくれるキャラクターだったんですね。
「北条まどか」さんについて、詳しく知りたい方はこちらから。
http://www.city.ueda.nagano.jp/besshosen/character/
お次に、水色の自販機の方の「鉄道むすめ」さん。
こちらは、株式会社トミーテックが展開する、実際の交通事業者の現場で活躍する制服を着たオリジナルキャラクターコンテンツとのこと。
上田電鉄のキャラクターは、別所温泉駅の駅長さんで、「八木沢まい」さんというお名前らしいです。
詳しく知りたい方はこちらから。
http://tetsudou-musume.net/contents/chara/chara.php?cid=TM54
別所温泉駅では、鉄道むすめの制服を着たお姉さん(駅長さん?)が、切符をきってましたよ。

また、別所線の2駅だけ、鉄道むすめの駅看板になっていました。


なんでこの2駅だけなんだろうと、Sさんとふたりで不思議に思ってましたが、謎が解けました!
ヒントになるのは、「八木沢まい」のお名前。
駅名が、キャラクターのお名前の由来になっていたんですねー!
さて、前編は、別所線で盛り上がりましたが、なぜか後編も別所線で締めくくることに。
目的地までの電車での道のりも、旅の一部。
様々な発見があって、楽しいものですよね♪
今回の旅のデータ
歩数:6,686歩
歩いた距離:5.18km
消費カロリー:128カロリー
使った金額(2人分):10,160円
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