阿智の花桃巡り~春の彩りと隠れた名所を訪ねて~(後編)

先日公開された前編の記事では、阿智村に咲く花桃や飲食店を紹介しました。
色鮮やかな花桃の写真も多く載っていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご覧になってください!

信濃 比叡廣拯院


前編から引き続いて向かったのは、信濃 比叡 廣拯院(しなの ひえい こうじょういん)という寺院です。

まず、廣拯院とはどのような施設なのか紹介したいと思います。

廣拯院とは、およそ1200年前に天台宗の宗祖である伝教大師・最澄により建立された無料の簡易宿泊所になります。

信濃 比叡廣拯院 公式ホームページ


なぜ宿泊所が建てられたかというと、最澄が東山道の神坂峠(みさかとうげ)を越える際、
そのあまりの大変さから、休憩を取れる施設が必要と考えたためと伝えられています。
廣拯院 副住職さんのインタビュー記事より

そんな廣拯院ですが、現在では宿泊所ではなく、色々な体験をすることができます。

その中で今回私たちが体験したことを紹介していきます!

-今回の体験内容-
最澄のご尊像を見学
鐘堂にて鐘を撞く
御朱印をいただく
蛇紋岩の見学
本堂の見学
おみくじにて運試し(姫みくじと星みくじ)

最澄のご尊像



まず、正面にある階段を上っていくと、建立に携わった最澄のご尊像が出迎えてくれます。
実際見ると数mから10数mの大きさがあり、すごい迫力でした・・・


鐘堂

境内には大きな鐘があります。



一般の方も撞くことができる鐘なので、お祈りしながら撞いてみて下さい。

ただ、1人1回までといった決まりがあるので、注意事項が書かれた看板も見逃さないようにお願いします!

御朱印

寺院といえば御朱印ということで、以下の御朱印をいただきました。

今回の御朱印は花桃が印刷された特別仕様でしたが、他にも常設や月替わり、季節ごとなど様々な種類が用意されているようです!
御朱印の種類はホームページも参考にしてください。

蛇紋岩

本堂の右手には蛇紋岩という、蛇の模様が浮き出た岩があります。

なぜ蛇模様の岩があるかというと、廣拯院には白蛇伝説が残っています。

-白蛇伝説の由来-
1200年前に建立された廣拯院ですが、2006年(平成18年)に復興され、その年の9月2日、門前屋の店先に突然、白い蛇が現れました。

それをきっかけに門前屋は繁盛するようになり、
そこから白蛇様は開運・金運上昇・家運隆昌のご利益があるとして大切に奉られ、
現在でも門前屋にて大切に飼育されているようです。

今年は蛇年なので、もし白蛇様を見ることができたら、例年にも増して(?)多くのご利益を得られるかもしれません💰

私たちは白蛇様を見ることが出来ませんでしたが、門前屋に寄った際は、ぜひ白蛇様に会ってみてください!
門前屋ホームページ

白蛇様ではなくアヒルがいました(かわいいですね)



本堂

本堂に入ると正面に「薬師瑠璃光如来」(やくし るりこう にょらい)があります。
本堂内は撮影NGですが、天井のみ撮影OKだったので、様々な模様が彫られた写真を載せたいと思います。
とてもキレイな模様で、3人ともしばらくの間静かに眺めていました・・・

本堂内にはおみくじもあったので、7姫みくじじょーOたく星みくじを引いてみました!
姫みくじは女性限定のおみくじ!

7は小吉、じょーOたくは吉だったので、悪い結果ではなくひと安心でした!


上の写真にある姫みくじ「姫度」という姫らしさを示す指標があったり、運命の恋人がどのような人なのか等、とてもユニークな内容で面白かったので、女性の方は引いてみてはいかがでしょうか?

今回は時間がありませんでしたが、廣拯院では他にも坐禅写経など様々な体験をすることができます。
もし機会があればぜひ訪れてみて下さい!

暮白の滝

次に、廣拯院から車で10分ほどの場所にある暮白の滝(くれしろのたき)に向かいます。


暮白の滝は、夕暮れの時に滝自体が白く見えることから、その名が付きました。
参考ページ



・・・なのですが、私たちは時間を気にせず15時ごろに行ったので、白くは見えず普通の色でした(泣)

ただ、今回は願い事を書いたお皿を滝に向かって投げる「皿投げ祈願」が目的だったので、それを体験します!

まずは近くにある東山道・園原ビジターセンターはゝき木館にて、お皿を買います。

滝の近くにはお皿が売っていないので、ここか門前屋で買わないといけません。

館内には願い事を書くためのクレヨンも用意されているので、3人とも一生懸命願い事を書きました。

★3人の願い事(写真だと見にくいので文字でも)★
7「お金・健康・大切に過ごす」

じょー「たくましく生きる」

Oたく「よく眠れますように」

願いごとも書けたので、あとは叶うように投げるだけ・・・!

ということで、お皿を投げるため、滝見台に向かいます。

↓滝見台に着くまでの風景↓

こちらが滝見台です。天気も良く、自然豊かな景色が広がっていました。


はゝき木館から車で10分ほどで滝見台に到着したのですが、そこには投げる方向によって効果が違うとの説明書きがありました。

どうやら投げる方向も気を付けないといけないようです。

ただ、お皿が少しズシリと来る重さで、風も吹いていたので、思った通りに投げるのは大変かもしれません。
また、すぐ下が崖になっているので、高所恐怖症の人はお気を付けください(筆者のOたくもそうなので、少し怖かったです…)

そんな訳で、3人とも気をつけながらお皿を投げてみます。

・・・結局、あまり思った通りには投げられませんでしたが、3人とも良い結果でよかったです!

★3人の結果★
じょー「まっすぐ舞い降りし皿は諸事順調

7「右に小さくまがりし皿は好機到来

Oたく「右に大きくまがりし皿は金運上昇



阿智村にはまだまだ紹介したいスポットがありますが、時間が足りず巡れなかったので以上になります!

至るところで花桃が咲いていたり、阿智村にちなんだ料理があったりと、阿智村ならではの体験をすることができました!!

他にも阿智村では星空鑑賞などの魅力的な体験ができるので、足を運んでみてはいかがでしょうか?


Facebook&インスタでいいねお願いします!

Facebook Instagram