屋代 後編 古代の首都へようこそ♪

桜花爛漫ならぬ、杏花爛漫を堪能した前編に引き続き、千曲市屋代を歩きます。


方向性をがらりと変えて、あんずの里からバスに乗り、科野の里歴史公園でバスを下車します。

科野の里歴史公園は、
森将軍塚古墳をはじめとして、
古墳館、長野県立歴史館、などを擁した歴史と触れあえる場所です。
広い公園も整備されていて、晴れた日にはボール遊びする親子連れもたくさん!

森将軍塚古墳http://www.city.chikuma.lg.jp/docs/2013080700188/) は、
東日本で最大、
竪穴式石室は、日本で最大、
全長が、約100mの国指定史跡の前方後円墳です。
当時、科野の国と呼ばれた信州の王様のお墓と言われています。

教科書にも載ってますね(*´▽`*)

 

 

なのに、何故だ!?

 

 あまり有名ではない。

 

 

何故だ? こんなにステキな場所なのに。

特に、お手軽さと心躍るボルテージを、費用対効果で表現すれば、実もコスパの高さ的にも、信州で心躍る場所ダントツナンバーワンなのだが…。(個人の感想です)

他市民ながら、千曲市さんにはマジで頑張ってここを普及させてほしいと、心から応援しています。

 

 

何よりその規模!


もう一度言います。
東日本で最大、
竪穴式石室は、日本で最大、
全長が、約100mの国指定史跡の前方後円墳です。
 後円部に人影が見えますね?

 

 

何よりその立地!

森将軍塚古墳館 パンフレットより抜粋。矢印が古墳です。

麓にある古墳館の標高が、356m
森将軍塚古墳の標高は、489m
  (国土交通省 国土地理院 標高マップより)

標高差130余mのその展望!

 

善光寺平を一望できる、眺めの良さ!

 



思わず、つぶやかずにはいられないあの言葉、

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屋代 前編 あんずの里へようこそ♪

風に舞う花吹雪が目に眩しい今日この頃、
皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

時候のご挨拶にも、華やかな言葉が多くなり、どれにしようかなと選ぶのも楽しい季節になりました。

です!

春の遅い信州にも、ようやく春がきました。ヽ(´ー`)ノ

あちらこちらから、花だよりが届く中、今回は、
長野県千曲市の あんずまつり へ行ってきます!

今回の行程は、こちら!

さあ、じっくり春を堪能しましょう~!


屋代駅から出発です。
すでに、駅前からあんずが(多分)お出迎えしてくれます。

あんず祭り期間中の臨時シャトルバスに乗ります。
バスに揺られる事、20分。
車窓にどんどん花が増えていきます。
(レンギョウと椿が意外に多い)


窪山展望台にとうちゃ~く!

第62回あんずまつり
2017/4/1~4/17
信州千曲観光局 http://chikuma-kanko.com/

えーと、 (。 ・ω・))フムフム
窪山展望台は、「一目十万本」とも言われるほど、あんずが広がる畑を見渡すことが出来、よく晴れた日には、戸隠連邦など残雪の山々も望める。
うっすら見えるけど、すこ~し天気に恵まれなかったようだ。残念。

あんずは、桜の花に少々先駆けて、春を彩ってくれる。食べておいしい、見て楽しい、ステキな花ですね。

現地の説明によると、
松代藩藩主、真田幸道公にお嫁入りした、伊達宗利公の息女豊姫が、故郷を偲ぶよすがとして、あんずを持ち込んだのが最初とか。

(´_ゝ`)ホウ。真田信之おにーちゃんの孫と、伊達政宗公の曾孫が結婚しましたか!
伊達さんということは、仙台からきたのか、ここより寒そう。寒いのダメだから、冬支度みたいな写真もあるのに、すごいな。
……とか思って調べたら、当時の伊達氏は伊予宇和島藩の藩主だって。
このあんずは、四国から来たのですな。

綺麗だな(*´ο`*)=3


どこもかしこもあんずだらけ。


山の尾根も


坂も
(実の収穫が大変だな!)


これは桜がまざってた。


お洋服みたいでかわいい冬支度。


スケッチパークでは、いろんな品種が確認できます。


小さな樹木も


大きな大木も


ちなみにこの大木は、在来種で樹齢が290年だから、是非見て! とお店のおじさんが教えてくれた。
ありがとうおじさん!
6年前に樹齢290年!
ということは、

八代将軍の 徳川吉宗あばれんぼうが、目安箱を設置した年からここに!

(*´▽`*)すごいなあ

どこもかしこも、花だらけ、見ごたえありです。
と、ぼんやり写真を撮りながら、お昼ごはんの場所に向かいますε=ε=(* ̄ー)ノノ

あんずの里 観光会館のお隣、あんずおもてなし食堂へ到着。

あんずまつりの期間中、地元の婦人会が運営しているみたい。

こちらではおしぼりうどんをいただきます。

辛み大根をすりおろし汁に、信州みそを溶かして食べる埴科の郷土料理です。
上山田の方(同市のやや南側。温泉が有名!)の方へ行くと、もう少し辛い大根を使うけれども、このへんのダイコンは辛みの中に甘みがあるのよ~。
と、婦人会のおばちゃんが教えてくれた。ありがとうおばちゃん!
それでも辛かったけどおいしかったよ!

後半は、あんずの里から少し離れる予定なので、お隣でお土産の物色と、デザートも済ませてしまいましょう。

お隣の横山物産さんへおじゃま
http://yokoshimabussan.com/










あんず商品がたくさんあって、目移り。

あんずジュースにあんずソフトに、あんずチョコに、あんずラスクに、甘露煮あんず。
あんず紅茶に、あんずジャム、あんずパウンドケーキ、あんずチーズケーキに、コンポート。
あんず羊羹、あんずゼリー、一粒200円の高級あんず、しろっぷ漬けに、あんずサイダー。
あんず酒、あんずビールに、あんずワインまで!

いまだかつて、こんなにおやつとお土産に迷った回があったか!?

いや、ない!!!当人比

迷いに迷ったお土産はこちら。

今回の旅は、お手軽ローコストプランなので、ここぞとばかりに、お土産とおやつに力を入れました!
ワッフルをモグモグしながら、後半へ続きます。((‘~’o))) モグモグ

あんず祭りは、夏にあんず狩りverもあります。
期間は、6/25~7/15(気候により変動あり)

綺麗なあんずにイイネを是非 (・ωー)~☆


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小布施〜栗と北斎を探して〜(後編)

小布施の旅、後編をお送り致します。
今回の担当は、H よりバトンを受け取った I  がお届けいたします。

女子ふたり旅、後半は小布施で日本酒と絵画に酔いしれてまいります♪
まずは、旅の予定を再確認です。

8:37 小諸駅 発
↓       (小諸→長野→小布施)
10:39 小布施駅 着
11:00 桜井甘精堂 本社工場
↓    工場見学
12:00 Lunch
13:30 松葉屋本店                ←今回はここから
↓    酒蔵見学
14:10 北斎館
15:30 お土産探し
16:02 小布施駅 発
↓    (小布施→長野→小諸)
18:06 小諸駅 到着
お疲れ様でした。

いざ、酒蔵見学のため、「松葉屋本店」さんへ

美味しいランチをいただき、「栗の小径」を抜けたところで道順を確認!!

移動開始、とぉー!

 

 

ちゃっ。「松葉屋本店」さんに到着。

松葉屋本店

住所:長野県上高井郡小布施町小布施778
TEL:026-247-2019
FAX:026-247-3002
営業時間:8:00~18:30
HP:http://www.matsubaya-honten.co.jp/

※実際は、テクテク、すたすた歩いています。しっかり歩数稼ぎますよぉ。

 

よーし、おじゃましま~す。

早速ですが、酒蔵を見せてくださいm(_ _)m

 

 

まず、お出迎えしてくれたのは、こちら!!

どど~ん!! 釜です。

 

この大きな釜で、日本酒を作るお米を蒸すそうです。
蒸しているときの室温はかなり暑くなり、職人さんは汗だくだくだそう。
※既に仕込みの時期が終わっているとのことで、今回は動画で見せていただきました。今度は、蒸気を元気に出しているところを是非Liveで見たいっす!!

釜の次は、、、

またまた、ど~ん!! 土蔵の扉。

ず~っとこの蔵を守っている頑丈な扉です。風格がありました。

 

 

ん? 何か書いてありますね。

これ読めますか?

 

 

 

 

 

正解は

「昼間ノ出入ヲ禁ズ」
(「書」の下に「一」と書いてあるのが、「昼」の旧字体なんですって。)

 

ははぁ~、私たちは読めませんでした(●´ω`●)ゞ

読めた方に拍手です!!パチパチパチパチ

 

 

この扉をくぐり、蔵の内部へ潜入します。
スリッパに履き替えてっと。。

お~、樽がずらり。サイズもいろいろ。
左右の壁にびっしり、キッチリ並んでいました。
そして、日本酒のかおりがよりいっそう強くなり
枡に入った、日本酒を口元に持っていった時の感じ♪

 

 

さらに奥へ行くと、また違うお部屋が。

蔵の奥まで来ると、ちょっと寒くなってきました。

ここが、仕込みを行うお部屋だそうです。

テレビとかで見たことないですか?
職人さんが樽に長い棒を入れて混ぜている、あの場所です。

 

 

ここで、色々とお酒についてお話を伺っていると、長野のお酒の話に。

長野のお酒には「顔がない」といわれることがあるそう、

 

??「顔がない」??

 

 

どうも長野の土地柄なのか、小さな酒蔵が数多くありそれぞれ特徴があるので「長野県=○○な酒」と表すのが難しいとのことでした。後で調べてみたところ、長野県は全国でも有数の酒蔵の数なんですって。

酒蔵めぐりも楽しそう、えぶえぶの企画でやってくれないかなぁ、酒蔵めぐり |ω・`)

 

 

お話も色々聞けてだいぶ寒くなってきたし、そろそろ蔵を出ようとしたときに気が付きました。

樽に数字が書いてある!

あれ、こっちにも書いてある!

よく見ると全部の樽に書いてあるようです。

 

Q. あの数字はなんですか?

A. 樽の内容量ですよ。同じ大きさの樽でも、細かいデコボコや塗装の関係で1つ1つ内容量が変わるため、樽を購入したらお水を入れてひとつひとつ内容量を量るんです。

買ったら、そのまま使うんじゃないんですね。

本当に色々とお話が聞けて楽しかったです。

どうも、ありがとうございました。

 

 

 

それでは、改めて蔵を出ると、暖か~い。

土蔵の断熱力を実感!!

 

 

 

店舗まで戻ると、製造しているお酒を試飲をさせていただきました。

※実はあと数本(にごり酒など)出していただいたのですが、お土産選びとお店の方とのお話を楽しんでしまい写真取り忘れちゃいました。すみません。。。

好みってやはり分かれるようで...

日本酒好き?相棒のHは、しっかり味の「原酒」がお好き♥
■原酒・・・造ったまま、ありのままのお酒。

私は、原酒を少しお水とブレンドし飲みやすくしたのが好み。

 

そして、いくつかの試飲とお店の方とのお話をしながら選んだお土産がこれ↓

酒粕はこんな感じにしていただきました。

コップの中は、甘さ控えめ甘酒。簡単にできました。
お皿に乗っているのは、酒粕をトースターで焼いただけ。
ちょっとチーズみたいな味噌みたいな風味でクセになりそう((*´゚艸゚`*))

どれも美味しくいただきました。
呑んで・食べて思いっきり堪能できました。

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

って、まだ旅は終わりません。

よし次は、絵画!!
タイトルにもある北斎さんの作品を楽しみましょう。
いざ北斎館へ、、、

 

あっ!

ちょっとその前におやつを。。。

さっき食べたばかりでは??

 

いやいや、女子は甘いものに  貪 欲  です(´∀`*)
小布施に来て、モンブランだけでは満足いたしません!!

 

ということで、おやつタイム♪♪

おやつは、「小布施 味麓庵」さん。

小布施 味麓庵(みろくあん)

住所:長野県上高井郡小布施町大字上町981
電話・FAX:026-247-6877
フリーダイヤル:0120-036-929
HP:http://mirokuan-sanei.com/index.php?m=originalpage&p=pages&id=4

「福栗焼き」(1個 ¥320)です。

今川焼きのような感じですが、思いのほかおっきい!!

それに中は、栗 くり クリ !!

栗餡に栗の実がごろっと、丸々ひとつ!そしてお口の中は栗の風味でいっぱいです。う~ん、美味でございます~。

 

 

 

おやつも食べたし、では、改めて、北斎館へ、、、、、、

 

あっ!もう少しご紹介したいことが。。。(今度はナニ?!)

小布施の町を歩いているとちょこ、ちょこ、こんなものを目にします。

「通り抜けできます。」「通り抜け可」

普通は「通り抜けは固くお断りします!!」てな看板があるけど・・

調べてみてみました。

すると、小布施には「外はみんなのもの、内は自分たちのもの」という文化があるようです。簡単に説明すると、「他のお家のお庭だけど、お外だからお庭通り抜けさせていただきます」ってことで「お庭ごめん」の文化だそう。

「お庭ごめん」の文化は、通り抜けだけでなく「おぶせオープンガーデン」という取り組みにも繋がっています。個人のお宅の庭で、お家の人が丹精込めて育てたお庭を見学できるそうです。

小布施の楽しみ方はいろいろありますね。

 

 

 

では、今度こそ、三度目の正直、北斎館に向かいます!!

とぉぉ!!(やっと行った。。)

ちゃっ。「北斎館」に到着。※ちゃんと歩きましたよ♪

北斎館

住所:長野県上高井郡小布施町大字小布施485
TEL:026-247-5206
FAX:026-247-6188
HP:http://hokusai-kan.com/

 

企画展示がやっているとの情報を事前にもっていたので楽しみ↑↑

えっ!!平成29年3月29日(水)!!

お、終わってる。。。。。。。

※今回の旅は 3月31日(金) に行われたものです。

 

 

 

 

 

 

 

むむむっ!!

「好評につき4月3日(月)まで会期延長」!!

 

良かったぁ、本当に、ほんどぅによがったぁ(涙)
私たち、工場見学も酒蔵見学もいろいろとあったから、またかと。。。

工場見学:本日の午前の作業終了。。。(前編)
酒蔵見学:仕込み時期終了。。。(本編冒頭)

神様は見ていらっしゃったんですね、私たちの日頃の行いを。

では、早速行きましょう!!

あっ、あ~。
ここで残念な事実をお伝えしなくてはなりません。

 

 

 

北斎館は

入館料を払って

素敵な絵画と出会うところです。

 

 

 

 

ということで、

ご理解いただけますでしょうか。

 

 

 

 

 

そう、館内での撮影禁止です。。。

何卒ご容赦ください。

 

 

 

でも、現地に行った私たちは、しっかり楽しんできました♪
有名な「富嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」などの数々の作品が展示されていました。

「これテレビで見た!!」(著名人にあった気分)
とか
「この時代でこの色彩はすごぉい!!」(鮮やかな色使い)
とか
「こんなのも書いていたの!!」(櫛の絵柄等)
とか、、、、、

もう、完全に葛飾北斎の絵画に魅了されてしまいました。
予定の電車を1本遅らせてまでしっかり楽しんできました。

少しは、この興奮を伝えたい。ということで、色々集めてみました。

みなさんも、是非、実際に行って自分の目で絵画を楽しんでください(汗)

 

 

絵画を楽しんだ後は、

お土産の第2弾。

小布施といえば、何度も申し上げていますが、栗 です。

そして、今回の旅のはじめに伺った「桜井甘精堂」さんの工場見学。

ということで、ド定番ですが、「桜井甘精堂」さんの「栗ようかん」に決定!!

その名も「純 栗ようかん」と「純 栗かの子ようかん」です。

 

県外出身の I にとっては、この栗羊羹にちょっとびっくり!!!!

小豆の餡ではなく、栗餡なんです!!

小豆のあんこに栗が入った羊羹じゃないんです。

 

栗餡のみで出来た羊羹、それが「純 栗ようかん」。

そして

栗かの子のように栗餡と栗の甘露煮で出来ているのが「純 栗かの子ようかん」。

どちらも絶品でございました。

 

今回の旅は、見学とグルメとグルメとグルメとちょっとだけ絵画で小布施を満喫しました。ふたりとも「もう少し、小布施を楽しみたい。」と完全に小布施の虜に。

いろんな見所があって、今度はどんな風に散策しようかと、楽しみ方がいろいろ。

ゆったりと街やグルメ、そして芸術を楽しめる場所、それが「小布施」という場所でした。

楽しみ方はあなた次第!!

何度でも楽しめる小布施へ、是非訪れてみてください。

<今回の旅データ>

歩数:8,212歩
歩いた距離:6.02km
消費カロリー:323.3kcal
使ったお金:15,980円(2人分)

 

 

 

 

ふふふ、実は、今回の旅に裏テーマを勝手に私たち決めてたんです。
裏テーマ:「小さな春を見つけよう!!」
3月はまだまだ寒い長野です。(この日、小諸に戻ったら雪でした。)
ソメイヨシノの開花も4月の中旬が定番。(先週末くらいから、開花し始めました。)

そんな中、私たちは果敢にも春を見つけようとしました。
そして、ありました!

だだん!!

木に、ひとつだけ咲いてました。かわいい。
今頃は、この木も満開の花が咲かせているのかなぁ。

よし、今度、花見に行こうっと。

 

 

 

 

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小布施〜栗と北斎を探して〜(前編)

 

もう、4月だというのに、この日の前日はなんと雪…そして今回はあいにくの曇り・・・・・。まだまだ長野の春は遠そうです。

今回の旅は栗で有名な小布施町へ、栗と北斎を求めHとIの女子2人旅です☺︎
寒さに負けずいってきまーす。

今回のスケジュールはこちら。

8:37 小諸駅 発
↓       (小諸→長野→小布施)
10:39 小布施駅 着
11:00 桜井甘精堂 本社工場
↓    工場見学
12:00 Lunch             ←今回はここまで
13:30 松葉屋本店
↓    酒蔵見学
14:10 北斎館
15:30 お土産探し
16:02 小布施駅 発
↓    (小布施→長野→小諸)
18:06 小諸駅 到着
お疲れ様でした。

 

今回は電車で小布施を目指します。長野駅から長野電鉄に乗ます。

改札付近に今はあまり見かけなくなった公衆電話ちゃんを発見。

上に付いている屋根?がなんともレトロな雰囲気を醸し出していていい感じ。

 

 

そしてこれまたレトロな感じの改札を抜けると小布施まで乗るのはこの子!

さあ、小布施にLet’s go=3=3

 

何気なく乗っていた車内で突然、Iさんが気づきます。

Iさん「あっ!」

H「えっ?」

よく見るとつり革が北斎の絵でデコられてました。よく見るつまらないつり革が大変身♡種類も色々あり何があるのか探すだけでも楽しいです♪

途中の駅でこんなものも発見!

あっという間に小布施駅に到着です。

ここからは歩いて桜井甘精堂さんを目指します。今回は事前に予約をしている為急がないと時間に間に合わないということで、早速移動です。

 

 

どうにか時間までに目的の桜井甘精堂 本社工場に到着です✧༚

桜井甘精堂さんは小布施に数ある栗菓子屋さんの中でも一番古い会社さん。 1808年創業の200年以上続く老舗中の老舗です。

桜井甘精堂 本店

営業時間     8:30~18:00
定休日       無休
電話番号     026-247-1088
FAX番号      026-247-1088

http://www.kanseido.co.jp/

※工場見学は予約が必要です→http://www.kanseido.co.jp/factory/

 

 

 

お菓子屋さんの工場見学初体験の2人はドキドキワクワクです。ここで、どんな事が行われているのか心躍らせながらいざ突入!!

 

中に入ると笑顔の素敵なお姉さんが。このお姉さんが工場内を案内してくれました。
工場内はまるで美術館のかと思うような綺麗な作り。

 

歴史等を聞きながら進んでいくと謎の扉.….実はこの扉が工場内部へと続く重要な扉!

この入り口の向こう側でおいしい栗おこわ、栗かの子、羊羹などの栗製品が作られています。考えるだけでお腹がすいてきます。笑

扉の中に入ると手を洗い、さらに扉。

エアーシャワーを浴びていざ工場内部へ!!

しかし、我らはここまで。ここから先は厳重な衛生管理の為、職人さんのみの入室が可能。それは、そうですよね。

 

工場内部への入室は諦め、さらに進みます。すると、大きなガラスの向こうに栗かの子の製造場所が!!大きな機械や釜が並びます。

工場内の機械等は撮影禁止だったため皆様にお見せできないのが残念です(涙)
(小布施にある栗菓子屋さんはどこも工場内部は完全に企業秘密で写真は禁止だとこの後酒蔵で教えていただきました。)

 

この日は丁度午前中の作業が終了してしまっており実際に作っているところは見ることができませんでした…。残念。

ガイドのお姉さんによると、栗かの子は1日に6,000個も作られているそうです。しかも、商品づめは四人ほどの職人さんが手作業で詰めているというから驚きです‼︎単純計算で1時間に180個以上!しかも、ピーク時だと8000個も作るそうです。

機械化してしまうと今の餡の柔らかさが変わってしまうのと栗の粒が壊れてしまう為ひとつひとつ手作業で行なうことにこだわっていらっしゃるそうです。

 

途中、落雁を出していただきました♪

みなさん桜井甘精堂さんの落雁は栗を使ってないってご存知ですか?実は栗ではなく、赤えんどうが原料になるそうです。食べると味は栗なので「そうなの?!」と驚きです。創業当時は栗が原料の落雁だったそうですが現在はレシピが消失してしまって今のかたちなんだそう。
いつか甦った「栗落雁」是非、食べてみたいです♪

 

 

帰りにはちゃっかりお土産までいただきました。

この中身は一体何が入っているのでしょうか?楽しみだなぁ♪

中身を見てみると・・・

栗菓子の製作方法やこれから小布施を巡る私たちにはとっても心強い味方の小布施のマップなどと、これから暖かくなってきたらひんやりおいしい水羊羹✧༚

楽しく色々知れてお土産までいただけるなんてとっても、お得な工場見学でした!

 

 

 

今回のランチはこちら「傘風楼」さん。小布施堂さんの中にあるイタリアンレストランです。

傘風楼

営業時間
朝食  am7:30 – am11:00(前日までに要予約)
ランチ am11:00 – pm2:00
喫茶  pm2:15 – pm4:00

定休日 水曜日

電話 (026)247-1113

[HP] http://www.obusedo.com/store/detail/sanpooloh.html

 

外観はとっても和風ですが中に入るとちゃんとイタリアンのお洒落な雰囲気のお店。席に案内されると可愛いWelcome cardが♡

コルクで作られた可愛い人形ちゃんもお出迎えしてくれました

 

私たち二人が選んだのは「モンブランランチセット✧༚

最初に出てきたのは見るからにおいしそうな前菜

右側に見える白い物体はグリーンピーススープ。少しめずらしいですが飲んでみるとグリンピース独特の味はせずやさしい味がしました。ちょうど、コーンスープとじゃがいものスープの間のような感じでした。

 

メインのパスタはこの二品

「ホタルイカと春野菜、自家製ドライトマトのアーリオオーリオイカスミを練りこんだ手打ちパスタ」

分かっていても、出てきた瞬間イカスミパスタは少し衝撃的でしたが、食べてみると細めのイカスミパスタにオイルソースが絡まり口の中に絶妙なハーモニーが広がります。今旬のホタルイカもぷちっとした食感と少し苦味残る感じがなんとも言えずおいしい。また、彩りも綺麗な菜の花が春の訪れを感じさせる一皿でした。

気づけばあっという間に完食です笑

「小布施栗と信州牛にミートソースボロネーゼ 手打ちパスタ」

ピザと迷いましたが、小布施といったら栗ということでこちらに決定。パスタに栗という概念があまりなかった為、こちらも少しドキドキしながらいざお口へ!

ごろっと入ったお肉とポロネーぜならではのしっかりとした味付けでおいしい。先ほどとは変わってパスタも平たいパスタで食べ応えがありました。気になるメインの栗は..甘さ控えめで絶妙にパスタに合う!しかも、期待を上回る大きな栗が入っており、栗をうたっているだけありました。

 

そして最後のデザートはもちろん「モンブラン」

店員のお姉さんが氷という謎のワードを残していったこのモンブラン。疑問が残るまま食べてみることに。

一見普通のモンブラン。このモンブランを半分に割ると・・・・・・

中から赤い氷が!店員さんの言っていたのはこれの事かと思いつつも、モンブランとイチゴ味の氷….なんともミスマッチな気がします。勇気をだして食べてみると、モンブランの栗がとっても濃厚でおいしく、どうかと思っていた氷も予想外の組み合わせでしたが意外にも合う!

ミニサイズのケーキだったため、「モンブランもっと食べたい!」感はありましたが、流石におなかいっぱいでした。

さて、お腹もいっぱいになり、ゆっくりしたい気持ちはありましたが次の予定もあと15分とせまっていた為、急いで移動です!

 

 

傘風楼の脇の道を進んで行くと小川の流れる小道が。こちらの道は栗の木の間伐材で作られており「栗の小径」といいます。

栗の木だと言われないと分かりませんが何とも趣がある風景です。流石栗の町という感じですよね。

 

美しい栗の道が続きます。

 

少し進むと何やらおじさまがたが作業中。
調度栗の小径の修繕中…こうやって待ちの美しさは保たれているのかと思うとなんだか貴重な風景でした。

 

 

 

ここで次の目的地松葉屋さんの看板を発見  あと少しです☺︎

さて、今回はここまで次回松葉屋さんへ突撃です=3

 

 

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駒ヶ根・千畳敷カール~白銀の絶景を求めて~(後編)

駒ヶ根・千畳敷カールの旅、後編をお届けします。

 

おっさん2人がいちご狩りを楽しんで、カモシカのケツに心躍らせた前回
バスで菅の台バスセンターを出発した我々は、しらび平駅へと到着しました。

8:30  小諸駅 発
↓ 一般道と中央道で駒ヶ根へ
10:30 アクアロマン駒ヶ根園(兼 昼食)
↓ いちご狩りを楽しむ!
12:00 菅の台バスセンター
↓ バスとロープウェイを乗り継いで1時間 ←いまココ!
13:15  千畳敷カール
↓ 標高2612mの世界へ・・・
14:55 千畳敷駅
↓ バスとロープウェイで下山
15:30 光前寺
↓  霊犬 早太郎伝説の寺院
18:00 きらく(夕食)
↓ 駒ヶ根名物を堪能!
20:30 小諸駅 着

これからロープウェイに乗り換えて、標高2,612mの千畳敷カールへ向かいます。

 

そもそも、千畳敷カールって何?という方も多いと思いますので、簡単に紹介しておきます。

千畳敷カールは、中央アルプスの宝剣岳の直下に広がる2万年前の氷河によって形成された場所を指します。お椀のような半円型の地形(カール)で、畳1000枚分の広さということから名付けられているそうです。

標高2,612mという高地でありながらロープウェイでカンタンに行けるというのが魅力!
登山どころか、普段からほとんど体を動かすことの無い、現代人の標本のような我々でも気軽に楽しむことができます。
文明の利器バンザイ。

 

ということで、早速ロープウェイへ乗り込みます。

今回お世話になったロープウェイ「木蓮(もくれん)」くん。
もう一台「宝剣(ほうけん)」くんもいるそうですが、この日はお休み。

 

千畳敷カールまではおよそ7分半。
標高差約1000mをぐんぐん上がっていきます。

 

このあたりですでに1600mを超えた山岳地帯。
山もだいぶ険しくなってきました。

 

 

後ろを振り返ると、駒ヶ根の町並みの向こうに南アルプスの山々が!
すでにこの時点で絶景です。

 

 

徐々に目的地へと近づくロープウェイ。
視界を占める白色の割合がだいぶ高まってきます。

 

 

 

そうこうしているうちに千畳敷駅へと到着。

 

 

 

くまちゃんも歓迎してくれてます。

 

 

早速、駅舎から外へと足を踏み出した我々。

間もなくにお目にかかれるであろう絶景に胸が踊ります。

 

建物から出て視界が開けた瞬間、そこには思わず息を呑む光景が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・美しい(うっとり)

 

 

 

この鮮やかなコントラスト!
鮮やかでクッキリしすぎていて、まるで作り物かと錯覚しそうになるほど。
すげえなあ・・・自然って。
こんな大自然を目の当たりにすると、日常の些細なことなんかどうでもよくなりますね。
もううちの嫁と「目玉焼きに何をかけるか」で揉めるのはやめよう。

 

 

それにしても、この広大さ!雄大さ!!
視界いっぱいにこんな景色が広がると圧倒されます。
まるで絵葉書の中に入ったような感覚。
写真では伝えきれないのがホントに悔しい!

 

皆さんにどんだけ伝わってないかというと、

さっきの1枚目の写真に写ってる、山の真ん中あたりの小~さな点

 

 

 

これ、人ですからね!!
これでとんでもなくスケールがでかいことはお分かりいただけたでしょうか。

実際、現地で見ていても、大きさを比較するものがないので山との距離感が掴めなくなってきます。
遠くの山の輪郭があまりにもクッキリ見えるもんだから、近くに感じちゃうんですよね・・・。

 

 

写真だけでは伝わらないこの圧倒的スケール、更に皆さんに感じてもらいたい!!
そこで今回も持っていきましたよ、360℃カメラ!

是非、フル画面表示にしてお楽しみください!
ちなみに、50%くらいに拡大すると、現地に立っている視界に近づきます。

 

 

 

今回は残雪の真っ白な千畳敷カールでしたが、夏は高山植物の緑で覆われ、秋は一面が紅葉に包まれるそうです。
大自然の大きさ、是非現地で味わってみてはいかがでしょうか。

 

【 中央アルプス 駒ヶ根ロープウェイ 】
ウェブサイト:https://www.chuo-alps.com/

 

 

 

ロープウェイとバスを乗り継いで小一時間。
再び、菅の台バスセンターへ戻ってまいりました。
帰りのバスではジャングルクルーズ的アナウンスは無し。
ちょっと残念。

バスセンターからもチラッと顔を覗かせる中央アルプス。
ついさっきまであそこにいたと思うとちょっと不思議。

 

さて、このあとは「光前寺」へと向かいます。

 


はい、ソッコーで着きました光前寺。
実は菅の台バスセンターから光前寺までは1.3km程の道程。
隣近所みたいなもんなので、車だとあっという間です。

 

 

宝積山 光前寺。
西暦860年創建の歴史あるお寺で、南信州随一の祈願霊場。
かなり大きなお寺で、庭園は国の名勝にも指定されているとのこと。

 

 

本堂も立派。
獅子や鷹、鳳凰などが掘り込まれており、とても豪華な印象。
敷地内にはしだれ桜が多く植えられており、春先にはライトアップもされるそうです。

 

実はこちらのお寺、ヒカリゴケが自生していることでも知られています。
えぶえぶ選部でも、昨年11月の嬬恋・草津の旅で登場したヒカリゴケ。
M・Tコンビに続いて、我々も一度お目にかかってみたい!

 

参道に続くこの石垣の石の間に、ヒカリゴケがあるとのこと。
見逃さないように、隙間という隙間を丹念に探してゆきます。

 

 

う~ん、無いなあ・・・。

 

 

 

 

う~ん・・・

 

 

 

 

う~~ん・・・

 

 

 

 

う~~~ん・・・?

 

 

冬枯れ・・・。
あと1ヶ月くらい光ってくれないのね・・・。

 

 

 

そういえば、探してる途中にこんな感じの白っぽいコケがあったんですが

コレ、もしかしてヒカリゴケ(冬枯れVer.)ですかね。

・・・これはこれで、ある意味貴重なものとして、どうかご査収ください。
(元気に光ってるヒカリゴケは嬬恋・草津の旅を見てね!)

 

 

ところで、光前寺に伝わる逸話として「霊犬 早太郎伝説」というものがあります。

約700年前、光前寺にいた「早太郎」という犬が、遠州府中(現在の静岡県磐田市)で悪さをしていた怪物を退治し、光前寺へ帰還後自らも息絶えてしまうというお話。
ちなみにこの話が縁で、駒ヶ根市と磐田市は友好都市となったそうです。
(早太郎伝説について、詳しくは光前寺のサイトをご覧ください)

 

その早太郎のお墓が本堂の横に建てられています。

さすが、犬のお墓とは思えないほど立派なお墓。
かなり手厚く祀られています。

 

 

お墓のそばには供養塔まで。
命と引き換えにしてまで怪物を倒した早太郎。
きっと安らかに眠っていることでしょう。

 

 

早太郎に付き添う銀色のブタちゃん。
どうやら早太郎も、今や弟子持ちの様子。
彼が成し遂げた偉業を考えれば当然ですね。

 

 

お墓とは別に、早太郎の立派な石像も。
太陽がまるで後光のように射しているのも、彼が成し遂げた偉業を考えれば当然ですね。

 

 

早太郎ポスト。
郵便とはなんら関係の無い早太郎ですが、彼が成し遂げた偉業を考えれば当然ですね。

 

 

このお寺、ひいてはこの地域で早太郎がどれだけ愛されているかがよくわかりました。

 

 

早太郎の温かなまなざしを背に、光前寺を後にすることとします。

 

【 光前寺 】
住所:長野県駒ヶ根市赤穂29
ウェブサイト:http://www.kozenji.or.jp/

 

 

さてさて、皆さん大変長らくお待たせいたしました。

最後はみんな大好き、グルメの時間ですよ!!!

 

駒ヶ根のグルメといえばソースカツ丼!!
長野県民なら誰もが知ってる、有名なご当地グルメです。

昨今の「B級グルメ」ブームで、地域おこしとして様々なご当地グルメが生み出されていますが、駒ヶ根のソースカツ丼は昭和初期から駒ヶ根で愛され続ける、筋金入りのご当地グルメです。

 

今回はお世話になるお店はコチラ

「きらく」さんです。

 

こちらのお店、何を隠そう駒ヶ根ソースカツ丼発祥のお店なのです。
初代店主がカツライスからヒントを得て考案したメニューが、今や駒ヶ根のソウルフードになっています。
それでは!元祖のお味、堪能させていただきます!

 

 

まずはコチラ。
「上ソースかつ丼」(1,180円)。

ご飯の上に敷き詰められた千切りキャベツの上に、ソースが染みた260gのロースかつが堂々鎮座されております。

ソースが染みてるのに、衣はサックサク。
厚みのあるお肉ですが、やわらか~いのでとても食べやすいです。
こちらのお店のソースは割とサッパリ目のなので、ロース肉の脂身の甘さと合わさって丁度いい味わいです。

 

更にサッパリ目が好みという方にはコチラ。


「ひれかつ丼」(1,130円)。

脂身が少ないヒレ肉をふんだんにつかった一品。
ソースのサッパリ感も相まって、高カロリー食品を食べている感覚がまるでしない、世にも恐ろしい丼モノ。
このソースカツマジックにかかると、何かに取り憑かれたかのようにご飯をむさぼり、気がつけば大量の白米やお肉が胃に収まり、この一週間分のダイエットが無に帰してしまいます。
こんなにも恐ろしいのに、自らマジックの餌食になりたい人が絶えないとのこと。

恐るべし、ソースカツ丼!
恐るべし、きらく!!

 

【 とんかつ ソースカツ丼 きらく 】
住所:長野県駒ヶ根市赤穂3145
ウェブサイト:http://www.katudon.jp/

 

 

盛りだくさんだった駒ヶ根・千畳敷カールの旅。
今回も楽しませていただきました~。

ということで、今回の旅のデータです。

歩数:1563歩
歩いた距離:1.25km
消費カロリー:62.5kcal
使ったお金 24,732円(2人分)

 

今回は車移動が多かったこともあって、ほとんど歩いてないですね・・・。
いや、逆に言えば、それだけ手軽に3000m級の山へ行くことができるということ。
重ね重ね、文明の利器バンザイ。

 

しかし、あの千畳敷カールの絶景はすごかったなあ・・・。

 

実は、これは帰りの車中で判明したことなのですが・・・。

千畳敷カールの絶景を目の当たりにした際、我々二人の胸には偶然にもある共通の想いが芽生えていました。

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

「これで隣にいるのがおっさんじゃなくて、女の子ならよかったのに・・・」

 

 

 

銀世界はデートにオススメですよ、というお話。

駒ヶ根・千畳敷、是非一度訪れてみてください!

 

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