戸倉上山田→姨捨  サイクリング紀行 前編

新緑の野山に萌える今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

うかうかしてたら、もう初夏です! 暑いですね。
新緑がすっかり、万緑でございます。

夏日を記録した5月下旬のその日、戸倉上山田・姨捨に行ってきましたよ。

 

行程はこちら!

 

出発駅は、しなの鉄道 戸倉駅!

駅前からバスで、上山田温泉に向かいます。

降りたバス停付近から、目的地を見上げる。

(´・ω・`)・・・・・・。


そこには、北信-東信間を通行する人にはおなじみ、戸倉上山田のネオン。

鉄道からも、
高速からも、
国道からも、
かならず目に入る、戸倉上山田の文字と温泉マーク。

 

(´・ω・`)・・・・・・。
なんだろう、このショック。

このショックを言葉にするのは難しい。
荒砥城が、いつもぼんやり眺めていたネオン光る山にあっただなんて。

 

 

あえて例えるのなら、
オスカルが、幼い少女ながらに王族の矜持を持つこと感心し、忠誠を誓ったマリーアントワネット様が、
「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」と言い放ったのを受け入れがたかったかのような衝撃だろうか。
 ※実際はそんなこと言ってない。

 

 

いや、ネオンが悪いわけじゃない。看板が悪いわけでもない。

むしろ中世の日本の城は、見張りとしての砦の要素が高い。
周辺を見通せる、見張りに適しているならば、周辺からも目立った場所にあるだろう。看板の立地としては最適だ。

あこがれてやまなかった荒砥城を、ぼんやり看板の山としてしか認識せずにスルーしてきた自己認識の甘さが憎い。

 

 

(/・ω・)/気を取り直して

戸倉上山田温泉
http://chikuma-kanko.com/tourist-guide/togurakamiyamada/
千曲市 千曲川流域にある、信州でも有名な温泉地の一つ。
泉質は、アルカリ性単純温泉
美肌効果が有名。

善光寺詣りの精進落としとして発展。

つまり、善光寺詣りで精進潔斎した参拝者が、
美味しいごはんにお酒、綺麗どころをはべらして
俗世に戻って、(* ̄m ̄)ムフフと楽しむ所ですね。

芸妓さんの踊りも見れます(*’ω’*)

さて、残念ながら日帰りの私は、美肌の湯に後ろ髪引かれながら、先ほどのネオンの上を目指します。


徒歩30分 標高差210m をえっちらおっちら歩きます。

ところどころにニセアカシアが、いい匂いを漂わせています。
蜂もブンブンしていますが、営巣していない限り大丈夫なクマバチでしたので、安心です。


温泉マークの裏に出ました。
道半ばというのに、とてもいい眺めです。


途中に、善光寺の別院もあります。
もちろんお参りに立ち寄ります。


荒砥城(千曲市城山史跡公園)に到着です。
荒砥城 
http://www.city.chikuma.lg.jp/docs/2013071800378/

この風景が見たかった\(^o^)/

戦国時代の連郭式山城、当時の雰囲気がよく再現されていると話題の山城です。


大河ドラマの撮影にも何度か使われているようですね。

そして、何より素晴らしいのがその眺め!


櫓の上から、パノラマ機能に初挑戦!
是非、クリックして拡大してみてください。(他の写真も!)

絶景なだけではありません。

前々々回の屋代の時にちらりとご紹介した、屋代城がココ!
その向こうに森将軍塚古墳が(*´▽`*)


逆側の尾根を見れば、

武田信玄公と激戦を繰り広げた村上義清氏の居城が!

その向こうには、上田の回でふれた、虚空蔵山城のあった虚空蔵山が!
その山向こうにあるのが上田市街地!

なんかもうリアルな勢力争いを実感できて、いろいろ、鼻血でそうだよね。
  今回は同行者なしのためにツッコミがいない。

さらに、荒砥城は、戦国より以前、鎌倉時代の荘園時代からの歴史もあって、伊勢神宮の荘園だったらしいよ。(公園内案内ビデオより)
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー

 

 

(*´▽`*)お城は楽しいなあ。

そして、予定を30分もオーバーして、後半の旅の為に、後ろ髪引かれながら、荒砥城を後にするのでした。

後編に続く


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