須坂~蔵のまち散策~(前編)

こんにちは!

だいぶ暖かくなってきて散策にはもってこいの季節ですね。
今回は須坂市に行ってまいりました!

須坂市は、明治~昭和にかけて製糸業で栄えた町です。
市街地にはその時代に建てられた多くの蔵があり、蔵を生かした博物館やお店が並んでいるそう。
今回も面白い体験ができそうです!

予定表はこちら🌸

いってきます~♪
9:14 小諸駅 出発🚊
10:48 須坂駅 到着🌸
蔵のまち散策
「旬菜古民家 ゆるり」さんでランチタイム ←今回はここまで
旧小田切邸見学と組子細工コースター作り体験
Sweet market cafeでティータイム☕
16:10 須坂駅 出発🌸
18:06 小諸駅 到着🏠
お疲れ様でした。

今回は開発女子2人旅です。
IさんとOで、蔵のまち散策に出発です~!

須坂へは、長野電鉄に乗って向かいます。

特急「ゆけむり」号です!

こちらの特急は、小田急電鉄から譲り受けたロマンスカー10000形「HiSE」という車両で、なんとなんと、昭和の終わりにも走っていた型だそうです。

車内もレトロな雰囲気でとっても素敵です!

長野電鉄は特急以外も東急8500系電車が走っていたり、懐かしの車両にお目にかかれます。ロマンスカーの展望席も早い者勝ちですよ~!
鉄道ファンの方必見です🚊✨

開発女子2人、おしゃべりに花を咲かせているうちに、
あっという間に須坂駅に到着です。

そういえば、須坂駅に到着すると駅構内で音楽が聞こえます。
駅員さんに尋ねると「須坂市民歌ですよ」とのこと。
須坂駅に着いたら、ぜひ耳を澄ませてください( ˘ω˘ )♪

駅を出て、さっそく情報収集に観光案内所にお邪魔しました。
ちょうど、古くから大切に守られてきたお雛様を、様々な場所で見ることのできるイベント『信州須坂「わくわく」おひなめぐり』を開催していました🌸

担当の方に丁寧におすすめスポットを教えていただき、散策の目的地を決定!
須坂クラシック美術館に向かいます(‘◇’)ゞ

今回は断念しましたが、臥竜公園や、かの有名な三十段雛飾りなど、須坂には見どころ盛りだくさんです。
また次の機会に😀

目的地を目指して須坂のまちを歩きます。
暖かくなってきて桜の芽もふくらんできています🌸

観光案内所で教えていただいた和菓子屋さん。

お土産はここにきめた!!!(`・ω・´)

道中こんな詩碑も。
『馬車よ ゆっくり走れ!』

インパクトありますね。東山魁夷の詩碑です。

こちらは小林一茶の句碑です。
(小林一茶は信濃町出身の俳人です。)

まだ旅は始まったばかりですが、さっそく歴史を感じられています(*‘∀‘)

最初の目的地、須坂クラシック美術館に到着しました。
[URL]http://www.culture-suzaka.or.jp/classic/
●開館時間 9:00~17:00 (1月、2月は営業時間が短くなります)
●入館料  300円 (中学生以下無料)
●休館日  木曜日

こちらは、須坂市指定有形文化財となっています。
現存する須坂の町屋の中でも最大規模の建物だそうです。

とても立派な土蔵です。

建物の基礎は「ぼたもち石」という石積み技法が使われています。
丸い大きな石を削り合わせて積んでいます。確かにぼたもちのような形です。

外観もたっぷり満喫していざ入館!

まずはこちらの土蔵の中へ。

この階段とか、祖母の家を思い出す急なつくりでわくわくします!!

土蔵の中は日本画家の岡信孝さんの作品が展示されています。

主屋にも行ってみます(/・ω・)/

そういえばこちらの施設、写真撮影も可能ですので、たくさんレポートしたいと思います!

主屋に入ると、

\ババーーン/

素敵・・・!

土間を上がると、奥座敷まですごい奥行です。
とっても広いです!!

味わい深いですね~。


天井も高い~~!

こんなに素敵なお炬燵も!

気になるかるたを見つけました。

須坂かるた、調べてみました。
どうやら2004年に須坂市制50周年記念事業として、市内の文化遺産を切り絵のかるたとして発行したもののようです。
切り絵なんてとても素敵ですよね。

調べていると、須坂以外にも郷土かるたというものが存在することがわかりました。
我らが小諸市にも小諸かるたがあるようですよ。(こっちは2014年刊行らしく比較的新しいみたい)

釘隠しも部屋ごとに色々な形のものが。
写真は松の飾りです。

こちらの建物、観光案内所で教えていただいた押さえておきたい見どころポイントがいくつかあります。

一つ目がこちら!

こちらのガラス障子、当時は珍しいもので、ガラスもよく見るとゆがみや気泡が残っており貴重なものだそう。
写真では伝わりにくいかも。。
気になったらぜひ現物を見に行ってください(*’▽’)

次の見どころはコチラ~!

どうですか、鯉の滝登り。
写真にもありますが、傷などを隠すためにつくられたものです。
こんな遊び心、素敵ですよね。

なんだかかわいい🐟

観光案内所で聞いたところ、なかなか見ない珍しいものだそうです。
要チェックです🐟

どんどん行きます。
続いてはこちらの抜け道です!主屋の2階にあります。

当時は世の中が不安定で、明治3年には須坂騒動と呼ばれる一揆もおきました。
お金を持っていた商人の家などは、どこも襲われたそうです。

難を逃れるべく、商人の家などはこのような逃げ道を作ったのですね。

この抜け道は、1階の隠し扉につながっています。
写真のとおり、結構暗いのです・・・

家具もレトロな雰囲気です(*’▽’)
黒電話使ったことありますか?若い子は知らないかなあ(遠い目)

時代劇でしか見ないような枕。首痛いんだろうなあ(遠い目)

こんなテレビもありました。レトロ~~~!!!

主屋の階段も急勾配です。

天井を見上げると立派な梁が。
使われている木材(松の木)の大きさは圧巻です。
美術館としての改修にあたり、かつてあった天井を外して梁が見られるようにしたそうです。


梁に文字が書いてあるのがわかりますか?
これは、大工さんが梁を組む時の位置を示した「墨書き」というものだそうです。

見どころたっぷりで時間が足りないくらいです。
タイムスリップしたような素敵な時間を過ごせました♪

クラシック美術館では、見どころをまとめた資料を貸してくれますので、
ぜひ資料片手に回ってみてください!

名残を惜しみつつ、ランチのお店へ向かいます!

蔵のある街並み、素敵ですね✨
おしゃれな洋服屋さんが蔵に入っていたりしましたよ。

到着しました~!ランチはこちらでいただきます。
旬菜古民家 ゆるりさん
[URL]http://www.suzaka-kankokyokai.jp/contents/gourmet/64.html
●営業時間 (ランチ)11:00~14:00(ディナー)17:00~21:30

築100年の古民家を再生したお店です。
とても人気のお店ということで、この日は予約でいっぱいでした。(もちろん予約済みです😀)

食前にマンゴー風味のリンゴ酢をいただきます。
口に入れるとほのかにマンゴーの香り♪

フルーティーで飲みやすいお酢でした。

メニューは、須坂名物のみそすき膳とひな遊膳を選びました。

みそすきは、大正浪漫の味として名物になっていて、おもてなし料理だそうです。
おいしそう~♪

バン!

一見しょっぱいのかな?と思いましたが、ちょうどいい塩梅でとてもごはんがすすみます!
ごぼうやきのこなども入っていて、食べ応えも抜群です。

ババン!

こちらのひな遊膳は色々な味が楽しめてとても贅沢な気分( ˘ω˘ )
ちらし寿司がめちゃめちゃ美味しかったです。

ちなみにこのお雛様、ぱかっと開くのです。
小鉢のような感じです。

お刺身や茶わん蒸しもどれもこれも美味でした。

食後にさくらもちアイスもいただいて満腹満腹~

●みそすき膳 1650円
●ひな遊膳  2200円

素敵な店内で美味しいごはんタイムを満喫いたしました😋
ごちそうさまでした。

今回はここまで!
蔵のまち散策後半戦もお楽しみに~(*‘∀‘)🌸

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長野五輪20周年~長野オリンピックを振り返る~

今年2018年は平昌オリンピック・パラリンピックが開催され、たくさんの感動と興奮を与えてくれました。

そして2020年東京オリンピック・パラリンピックも目前に迫っています。
東京オリピンックではどんな感動と興奮が待ち受けているか楽しみです。

今回は長野五輪20周年ということで、前回に引き続き長野オリンピックに関連する施設を巡ってみたいと思います。

今回の予定はこちら。

09:00 小諸 出発
10:30 リュージュパーク
11:15 セントラルスクエア
11:45 ビッグハット
12:15 昼食 ビストロ クエルド クエル
13:50 アクアウィング
14:15 エムウェーブ
15:35 ホワイトリング
16:05 オリンピックスタジアム
16:25 ティータイム 胡蝶庵 南長野店
17:50 小諸 到着
お疲れ様でした。

 

まずは、長野市ボブスレー・リュージュパークを訪れます。
リュージュパークは、長野オリンピックでボブスレー・リュージュ競技の会場として使用されました。

こちらは、管理棟です。
コースの全長は1,700mもあるので、空撮でもしないと写真に収めるのが難しいです。
管理棟の中にコースの模型が展示されていました。

模型の右下あたりに「管理棟」と記載された青い札があります。赤枠で囲った部分です。
この模型からコースの大きさがわかっていただけると思います。

模型の左上にある建物が競技のスタート地点です。管理棟からは徒歩で30分~40分掛かるそうです。
競技では、スタートすると時速100km以上のスピードでコースを滑走し、管理棟の横を通過してゴールとなります。

2月まではコースに氷が張られていたそうです。

管理棟の真横のコースです。
うっすらみえる赤い線がゴールで、坂の下の方から滑ってきて、この坂とブレーキを利用して止まるそうです。

残念ながら長野ボブスレー・リュージュパークは、老朽化や競技人口の減少、多額の維持管理費が掛かることから今年度を最後に製氷が休止されるそうです。
今後、地域の活性化につながる活用に向け、地元地区や広く市民からアイデアや意見を募りながら検討を進めるようです。

 

では、続いて長野セントラルスクエアへ向かいます。

セントラルスクエアは、長野オリンピックで表彰式会場として使用されました。
2012年にミニ聖火台や表彰台を移動し、長野オリンピックメモリアルパークとして再整備されています。

セントラルスクエア第一駐車場のわきにミニ聖火台や表彰台があります。

五輪エンブレムとミニ聖火台です。

 

T氏が記念に表彰台に上っていました。
きっと何かに打ち勝ったんでしょう。睡魔とか。

 

続いては長野市若里多目的スポーツアリーナ、通称ビッグハットへ向かいます。
ビックハットは、長野オリンピックでアイスホッケーA会場として使用され、この大会から女子種目が採用されました。

現在は、各種のスポーツ会場やイベント会場として利用されています。

残念ながら中に入ることはできませんでした。

3月 31日 ~ 4月 1日 には、B2リーグ 信州ブレイブウォリアーズの試合が行われます。
バスケットボールに興味がある方は、観戦してみては如何でしょうか。

 

そろそろお腹も減ってきたので、ランチへと向かいます。
今回のランチは、ビストロ クエルド クエル さんでいただきます。

ビストロ クエルド クエル

長野県長野市南千歳2-8-5長野大通りホテルナガノアベニュー2階
営業時間:11:45~14:30 17:30~21:30
TEL:026-219-0255

ホテルナガノアベニュー2階にあるフレンチレストランへ向かいます。

普段訪れることのない雰囲気のお店なので緊張気味です。

 

こちらのオーナーシェフは、1964年に開催された東京オリンピックの選手村で各国の選手に食事を振る舞った経歴を持っています。

そんなすごいシェフのいるお店でランチをいただけるなんて最高ですね!

 

ではまず、こちらのメニューから。

「何故か人気のわかめのポタージュ」

こちらメニュー名です。なんともユニークですね。
人気というだけあって、優しいトロミのあるスープはとても美味しかったです。

 

「QdeQステーキ&スーパーフードライス」

このお肉のボリューム感すごいですね。
こちらは、東京オリンピックの選手村でも振る舞われ、選手達はこのボリュームのお肉を5・6枚食べていたそうです。

ライスがピンク色なのが分かりますでしょうか。
これは、今流行りのスーパーフードであるビーツを使っているそうです。

普段から肉が食べたいっ!と豪語しているT氏も大満足なようです。

「おまじない付きスペシャルデザート」

最初に画像下のお皿が運ばれてきて、お店のマダムからまだ食べないでくださいね!と注意されます。ムムム!?

どうやらこれがデザートだと思って、画面中央のクレープシュゼットが来る前に食べてしまう方がいたそうです。
言われなかったら食べていたかもしれない。。。

クレープが来るとおまじないが始まります。

お店のマダムから愛とお金どちらが欲しいか問われ、その願いに合わせてマダムがフランベしながら、おまじないを掛けてくださいます。
愛を望んだ方が翌年結婚したというようなお話もありました。

さぁあなたも願いを叶えに訪れてみては如何でしょうか。

今回のデザートはオレンジの酸味がきいたすっきりした味わいのクレープでしたが、季節によって出てくるデザートは変わるそうです。

 

さて、腹ごしらえも済んだところで続いての施設アクアウィングへ向かいます。
アクアウィングは、長野オリンピックでアイスホッケーB会場として使用されました。

アクアウィングは愛称で、正式には長野運動公園総合市民プールといいます。
名前からも分かる通り、現在は市民プールとして使われています。

かくいう私も長野市に住んでいたときは、何度かお世話になりました。

 

続いては、長野市オリンピック記念アリーナ、通称エムウェーブへ向かいます。
屋根の形がM字型で、波のように連続していることから、「エムウェーブ」の愛称がつけられています。

。。。M?

Mの片山部分しか撮れなくてすみません。。。
木が結構周りにありまして、なかなかベストアングルが無かったのです。

エムウェーブは長野オリンピックでスピードスケート会場として使用され、当時のスケートリンクは抵抗が通常より小さいよく滑る氷として、氷筍が使われていました。
覚えている方もいるでしょう。清水宏保選手や岡崎朋美選手がメダルを獲得したのがこの会場です。

エムウェーブには、長野オリンピックミュージアムがあります。
せっかくですので、中を拝見します。
入場料無料に惹かれた訳じゃないんだからねっ!

ミュージアムに入って早々オリンピック開閉会式で使われた演台がありました。

あのサマランチ会長がスピーチしたやつです。
これはもうタマランチ!

。。。これはあれですよ、当時もそんなこと言ってましたよ。みんな。

気を取り直して次です。

選手たちのサインや、長野オリンピックで制作された漆メダルとその制作工程などがありました。

あとこの子達。覚えていますか?

見覚えあるけどなんて名前だっけ。。。

 

 

 

 

 

 

しばらく悩みましたが名前出てこず。結局スマホで調べました。

正解は、長野オリンピックマスコット「スノーレッツ」です。
スノーレッツは4羽おり、それぞれ「スッキー」「ノッキー」「レッキー」「ツッキー」と名付けられています。
どれがどれかは言うまでもありませんね。

 

わかりませんっ!!

 

他にも展示物はたくさんあり、2020年東京オリンピックのグッズも先行販売されていました。
見どころいっぱいですので、是非一度は訪れて欲しいです。

羽生結弦のガチャガチャに後ろ髪を引かれながら次の施設へ向かいます。

 

お次は、長野市真島総合スポーツアリーナ、通称ホワイトリングです。
ホワイトリングは、長野オリンピックでフィギュアスケートショートトラックスピードスケート会場として使用されました。

当時、荒川静香選手も出場していました。

現在は、体育館に生まれ変わり、トレーニングルームなどが利用できるスポーツ施設になっています。

この施設の入り口にもスノーレッツがいました。

 

では最後にオリンピックスタジアムへ向かいます。
オリンピックスタジアムは、長野オリンピックで開会式・閉会式の会場として使用されました。
外観は桜の花をイメージしたデザインになっています。

公園の正面には、聖火台があります。

本当なら逆サイドから撮影したかったのですが、逆光で良い画が取れなかったので、これで勘弁してください。

長野オリンピックスタジアム(野球場)は、長野県のプロ野球チームである信濃グランセローズがホームゲームの主たる野球場として利用しています。

また、長野オリンピックスタジアムを含む南長野運動公園内には、2002年に完成した総合球技場があります。
こちらは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するAC長野パルセイロがホームスタジアムとして使用しています。

AC長野パルセイロの魅力を語りだすと止まらない社員がルミーズにはいますので、別の機会にでも語っていただきましょう!

 

今回は早足で巡ってしまったので、各所の本来の魅力をお伝えしきれなかったかもしれません。
2020年東京オリンピックを迎える前に過去のオリンピックを振り返ることができて、私にとっては素晴らしい時間となりました。

 

 

 

 

 

と、そんな余韻に浸りながら、空いた小腹を満たしに胡蝶庵へ。

お茶元みはら 胡蝶庵 南長野店

長野市篠ノ井杵淵1337
営業時間:10:00~19:30
TEL:026-285-0106

各所を巡って運転疲れのT氏に高さ約30cm の抹茶パフェをオーダーです。

えっ、T氏。甘いものはそこまで求めてないって?
そんなぁ~、T氏を労ってオーダーしたのに。

仕方ないですよね。そう、仕方なくですよ。私が代りにいただきますねっ!

 

流石お茶元というだけあって、高級抹茶を使用した抹茶ソフトが濃厚です。
中には、わらび餅や抹茶味の寒天が入っていて、食感も楽しめました。
流石30cm のボリューム感、最高ですね!!

は~、満足です。あっ、仕方なくですよ。

 

そんなこんなで今回の旅は以上です。
本当に2020年東京オリンピックが楽しみです!

 

 

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軽井沢~カーリング体験~

2月9日から開催された平昌オリンピック、3月9日からはパラリンピックが開催され、熱い応援で日本中が盛り上がりましたね!
今週でパラリンピックも閉幕となり、なんとなく寂しい感じがします。

平昌オリンピックで試合が行われた競技の中でも、LS北見がカーリング女子で銅メダル獲得し、とても注目されましたね。

かくゆう長野もカーリングの聖地!
カーリング男子SC軽井沢が平昌オリンピックに出場しました。

今回は、カーリング男子SC軽井沢のホームグラウンド、「風越公園 軽井沢アイスパーク」でカーリングを体験してきました。

そして、ルミーズの地元長野県で開催された長野冬季オリンピック・パラリンピックは、今年2018年で20周年!
長野オリンピックにまつわる取材をしてきましたので合せてご紹介します!

Tさん・Sさん・Kちゃん・Iの女子4人で気合をいれて臨みますよー!

 

本日の予定はこんな感じ

09:50 小諸 出発
10:40 風越公園 軽井沢アイスパーク
11:00 カーリング体験スタート!
カーリングの基礎

12:00 ゲームスタート!
12:30 体験終了
10:40 風越公園 軽井沢アイスパーク内
長野オリンピック関連展示見学

13:00 オリンピック 聖火台(冬季・夏季)
13:30 昼食
リストランテ アダージオ

16:00 小諸 到着
お疲れ様でした。

今回、カーリング体験をする軽井沢町「風越公園 アイスパーク」は、通年、カーリングのレーンが併設され、世界大会も行われる施設です。

長野冬季オリンピックのカーリング競技会場となった「アイスアリーナ」も、風越公園内にあります。
この大会で初めて、カーリングがオリンピック正式種目として追加されました。
現在は、通年屋内アイスリンクになっており、一般の方もスケートが滑れる施設になっています。

(それにしても、今回の取材で知った風越公園の施設の充実さにびっくり。。
カーリング・スケートのリンクに、ジム、プール、人工芝の軟式野球・サッカーグラウンドに、テニスコートと、なんでも揃ってる!)

軽井沢風越公園
http://www.kazakoshi-park.jp/

 

受付を済ませてから、施設の説明を受けます。

今回体験するのは、カーリング体験レッスン90分コース。
カーリングホールのレンタルもできます。

軽井沢アイスパーク
カーリングプログラム
http://www.kazakoshi-park.jp/curling-programs/index.html
カーリング体験レッスン90 3240円/名

身支度を整えます。
温かく動きやすい格好に、保護のため帽子と手袋を装着します。

こちらでは、帽子のレンタル、手袋の購入もできました。

 

靴は、カーリング専用靴を貸していただけます。
何だろう、ちょっと中はフワフワ?あまりピタっとした履き心地ではないんですね。

 

靴を履いて奥へ進んでいくと、リンクへの扉がオープン!
中は一面氷なので入った瞬間は寒い!

 

膝パットを装着して、、

 

しっかり準備体操をします。
カーリングは、柔軟性も必要になるスポーツ。
ストーンを投げる体勢をとり、しっかり脚の後ろの腱をのばします。

カーリングのリンクは、スケートと違ってオウトツがあります。

 

それでは、体験スタートです!

 

氷の上で転ぶ練習

転ぶときは、頭や、顔を守り、前へ滑るように転倒します。

本気で転ぶときには、果たしてこの体勢を取れるのか・・・不安を抱きながら、
次は、氷の上をカーリングシューズ滑る練習を行います。

 

氷の上を滑る練習

カーリングシューズは、片方の靴底にはゴム製のすべらない素材で、氷の上でもしっかり歩くことが出来ます。
もう片方は、つるつる滑る素材がついていました。
テフロン素材など摩擦の少ない素材とのこと。焦げ付かないフライパンの表面加工のやつ!

右利き、左利き用のシューズを履きます。
右利きの場合は、右足は滑らない靴底、左足がつるつる素材になっていました。

右足で氷上蹴り、左足で滑ります。
スポーツウーマン Sさんと、ルミーズ最年少Kちゃんはすいすい~。
Tさん&Iはひーひー言いながら、なんとか氷上を移動しました。。(笑)

ブラシでゴシゴシをするときは、ツルツル面には、ゴムのカバーをして滑らない状態にします。

 

ストーンを投げる練習

上部のハンドルを握って投げます。ハンドルを回転させて投げると、カーブがかけられます。

ストーンを投げる時は、左足を立てた状態で右足でフチを蹴って滑っていき、ストーンを離します。

これ、力加減が難しいのですが、少しの力でもストーンがすぃーっと滑っていくので、とても気持ちいい~

 

ブラシでこする練習

ゴシゴシは「スウィーピング」というそうです。

氷の表面を素早くこすって少し溶かし、その面をストーンが通過することで、滑る距離がのびます。
また、ストーンはカーブをかけて投げますが、滑る面をこすることで、カーブが緩くなり、まっすぐ進めるようになります。

そして、氷上のチリをとる効果も。髪の毛一本でも落ちていると、ストーンの軌道が変わってしまうんですって。

放ったストーンをカーブさせながら進めるか、スウィーピングを行って直線の軌道に変えるかメンバーに指示をだします。

こすれ! ⇒ イエス!イエス!
こするのやめ! ⇒ ウォー!ウォー!

カーリングの試合時間は、38分の持ち時間が決まっています。
全体の試合時間は、2時間30分と長い戦いになりますが、
1エンドは15分ほどと短い時間で、指示を出しながらストーンを投げます。
そのため、イエス!ウォー!と短い言葉で指示を出すようになったのとこと。
LS北見の話題になった「そだねー」もそんなカーリングの試合の特徴から生まれたのかも?

 

基本の練習タイムはこのような流れでした。
普段からの運動不足のため、ストーンを投げる体制で、若干ももがプルプル。。
ブラシでかいて、ぜえぜえ。。

体力や筋力も必要ですが、カーリングは氷上のチェスとも呼ばれ、戦略が肝となります。
後攻が有利のスポーツで、いかに相手を先行とらせ、後攻でたくさんの点を稼ぐことも戦略の一つにもなります。

ストーン配置の戦略も少しお勉強して、いよいよ実際にゲームを行います!

 

ゲーム開始

一緒に講習を受けていた高校生5人チーム
VS
ルミーズ女子4人+一緒に講習を受けていたキャプテン柳井さん

それではスタート!

まずは、カーリングのルールを簡単にご紹介。
約40m先の円に向かって20kgのストーンを滑らせ、ストーンが円のセンターに残ったものが得点になります。
センターに遠いチームのストーンより内側に入っているストーンが得点の対象です。

この場合だと、赤チームに1ポイント。黄チームは0ポイント。

ストーンを相手チームと交互に投げていき、全員投げ終わったところで1エンド終了です。
これを、オリンピック等の公式試合の場合、10エンド繰り替えします。
時間にして、2時間30分の長い戦い!

今回は、5人チームで1人1投ずつ投げ、3エンドで終了。40mの約半分の距離でゲームをしました。


向かって右側が通常の約40mのレーン、左側のレーンが短縮されたレーン。

先攻後攻をじゃんけんで決めました。

今回の第1エンドの、先行はルミーズチーム!
この時、ストーンの色も決めます。
ルミーズ&柳井さんチーム⇒黄色
高校生チーム⇒赤色

 

第1エンド

先ほどの練習で習ったことを、最大限やろうとしますが、なかなか思ったところにストーンを残せません。。

高校生チームに3点!

いきなり3点とられた!

 

第2エンド

第2エンドも高校生チームに1点!
高校生うまい・・・
すでに2本、高校チームがとりましたが、まだまだあきらめないぞー!

 

ラスト第3エンド

我らのエース、Kちゃんの放ったストーンはセンター近くに!

高校生チームも、センター近くのルミーズストーンをはじこうとしますが、当たらず!セーフ!

そして、キャプテン柳井さんこの試合ラスト一投です。

いい感じの滑り出し!
イエス!イエス!

イエス!イエス!
みんなでこすって!

イエス!イエス!イエス!
こすって!こすって!

はぁ~!
2点ゲットー!!!

 

第3エンドでは点数ゲットなるも、4-2で高校生チームの勝利!

カーリングは、筋力、体幹、柔軟、頭脳、全部を使うスポーツ。
2時間30分の長き戦いの中継続させるのは、かなりの集中力、体力が必要ですね。
あの、もぐもぐタイムの栄養補給の必要性が理解できました。(試合の時以外は、リンクでの飲食は禁止ですよ)
カーリング、見た目以上にかなりハードなスポーツ。
カーリング侮るなかれ・・・身をもって体感です。

最後にカーリングー!

コーチの土屋さん。
親切なご指導、ありがとうございました。

 

アイスパーク2階には、オリンピック関連の展示もあります。

 

カーリングの基本知識や、歴史が学べます。
昔は、石に開けあけられた穴に指をいれて投げていたとか。
これはまさに、漬物い・・・

 

長野冬季オリンピックのトーチ。

 

アイスパーク向かいには、オリンピック中カーリング会場に設置されていた聖火台が残されています。

 

試合結果が掲示されていました。
試合を見ていた方は当時の試合を思い出すのではないでしょうか?

 

 

ランチは、風越公園から10分ほど、リストランテ アダージオへ行きました。

リストランテ アダージオ

 

スポーツをして、お腹ぺこぺこ!Bランチコースをいただきました!

パスタは少し芯のあるちょうどいい茹で加減!ソースもおいしかったー!

お腹もいっぱいになったところで、本日の取材は以上です!

 

カーリングの体験レッスンは60分のコースもありましたので、観光中のスポーツ体験にもよいかもしれませんね!
興味のある方はぜひ!

 

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真田~ふるさと巡り~(後編)

先週に引き続き
真田~ふるさと巡り~をお送りします。

おいしいお蕎麦を食べた後からです。

それでは真田巡り後編スタートです。

今回の予定はこちら。

08:40 小諸 出発
09:20 真田氏記念公園
10:00 長谷寺
12:00 山神神社
12:30 昼食 福田
13:30 真田氏館跡              ←今回はここから
14:00 真田氏歴史館
15:00 信綱寺
16:00 ゆきむら夢工房
17:00 本城跡
18:00 小諸 到着
お疲れ様でした。

 

お昼を食べたら真田氏歴史館へ。

営業時間は午前9時から午後4時。

休館日は火曜日です。火曜日が祝日の場合は翌日が休館になります。

入館料は大人250円、学生160円、小中学生100円です。

団体(20名以上)だと少し安くなります。

入り口を入るとすぐ幸村の銅像があります。

少し進むとサインなどが並んだスペースへ。

大きな六文銭があります。

展示室は写真NGなので写真はここまで。

中には真田に関するさまざまなものが展示されています。
甲冑や屏風の展示や、真田の山城の説明などがありました。

T氏が小学生のころ駆け回っていた小学校の裏山には、洗馬城という山城があったそうです。

真田に関する新しい発見がありました。

 

歴史館のあとは、歴史館のすぐ下にあるお屋敷公園へ。

こちらは昌幸が上田城を築城するまで幸隆・昌幸が暮らしていた居館の跡です。

駐車場から坂を下っていきます。

途中猫に遭遇しました。

このあたりではよく猫を見かけるので結構な確率で出会えるかもしれません。

そのまま坂を下っていくと東門が見えてきます。

左右が盛り上がり、土塁だったことがわかります。

東門跡を通り過ぎ、そのまま道を下っていくと入り口に到着します。

ここにはかつて大手門がありました。
よく見ると石垣が見えますね。

ちなみにこの場所、標高が763メートルあります。

公園内は一面雪景色です。

足跡があるので雪の中頑張って歩いていった人もいるようです。
私たちは装備が整っていないのであまり奥へは行かないでおきます。

こちらは公園の北側を流れる大沢川という川です。

小さな川ですが、天然の堀の役割を果たしていたのではないかといわれています。

公園内には真田昌幸が上田城に移る時に勧進したといわれる皇太神社があります。

進んでいくと右手に御手水石があります。

これはかつて徳川家臣の本多家から送られたものと伝わっています。

T氏が中を覗き込んでいます。

何が見えたのでしょうか。

写真をよく見ると屋根の雪が落ちそうです。
冬場に行く際は落雪にご注意ください。

公園内には鳥の巣箱が何箇所かに設置されています。

鳥が出入りしている姿は見ることができませんでしたが、運がよければ見ることができるかもしれません。

続いては真田エリアの観光拠点、ゆきむら夢工房へ。

ゆきむら夢工房は観光案内所のほか、お土産の購入ができるショップがあります。

また、そば打ちやお焼き作り体験ができたり、電動アシストサイクルの無料貸し出しができたりと、真田観光の際にはぜひ寄るべき場所です。

※体験は予約が必要です

壁面には真田丸の赤い横断幕が。

真田丸については、過去の記事でもゆかりの地をめぐったものがあるのでぜひご覧ください。

入り口横で記念撮影。

いい笑顔です。

中には真田のゆるきゃらゆきたんがいました。

今回はここでお土産を購入します。
写真撮影はできませんでしたが、レジで対応してくださったお兄さんがカッコいい袴姿でした。

ゆきむら夢工房の横には農家のお店新鮮市があります。

ここでは地元の農家の方が作った新鮮な野菜などを購入できます。

 

続いては信綱寺へ。

信綱寺の創建は室町期で、真田昌幸が長兄信綱の位牌所としたそうです。真田信綱夫妻の墓があります。

急な階段を上ります。

T氏「むり、まじむり」

頑張ってください!

階段の上の門をくぐると本堂です。

いろいろな場所に六文銭があります。

 

信綱寺の向かいは緑地公園という公園になっています。

こちらは歴史の丘というモニュメントです。

写真奥から手前方向に水が流れており、上流から歴史の流れをあらわしているそうです。六文銭がある赤い石は戦いを表しています。
上流から長篠の合戦、関ヶ原の合戦、大阪の役です。

こちらも一面雪が積もっていますが、看板のあるところまではがんばって行きます。

看板にはモニュメントの説明が記されています。

雪がなければそれぞれを詳しく見たかったのですが、今日はここまでで奥に進むのは断念します。

ただここにも奥まで進んだ足跡がありました。

 

お次は、長谷寺の住職との話の中で話題に上がった縁切り地蔵です。

十林寺という集落のなかの公民館横にあります。

 

ちなみにこの十林寺、かつて廣山寺というお寺がこの地にあったので十林寺というそうです。初めて知りました

廣山寺については以前の記事で紹介していますので、こちらをご覧ください。

最後は松代だ!~真田丸最終回ルミーズ真田丸の旅フィナーレ(前編)~

 

さて、縁切り地蔵ですが、イットの坂と呼ばれる坂の上にあります。

イットの坂は、かつて、この地の長村という村が湖だった頃、加賀国白山の女神が亭主の男神を嫌ってまで逃げてきて、ここから石の舟に乗って行ったため、男神は諦めて夫婦の縁を切ったという神話の地で、「縁切坂」とも呼ばれているそうです。以前は、この坂の頂上にお地蔵さまがありましたが、現在は十林寺の公民館横に移されました。今日でも霊験を求めて鋏を奉納する人が数多くいるそうです。

このように鋏が奉納されています。ちょっと怖いです。

ですが、縁切り地蔵は悪い縁を切ってくださるのでありがたいお地蔵さまなのです。

 

最後に、真田氏本城跡へ向かいました。

ここは別名松尾新城、十林寺城とも呼ばれましたが、真田地域の中央に位置し規模が最も大きいため、現在は真田氏本城に統一されているそうです。ここは山の頂上付近に位置していて、三方が急斜面となっているので周囲を見渡すことができる絶好の地です。

戦のときはここから見張りをしていたのでしょう。

駐車場付近からの眺めです。

奥へと進んでいきます。

こちらも雪があり歩きづらいです。

標高は895メートルあります。お屋敷公園と132メートルも差があります。

 

奥へと進むと、上田市街や真田町が見渡せるようになります。

こちらは上田市街の景色。

こちらは真田町傍陽方面の景色です。

傍陽は「そえひ」と読みます。

傍陽を初見で読める人はほぼいません(笑)

縄張図と城跡群の案内がありました。

これだけ周囲を見渡せれば敵も早い時点で見つけられたでしょう。

さすが真田一族です。

 

全ての日程を終えて帰路に。

帰りに「またのおこしを菅平高原」の看板が見えます。

朝の「ようこそ真田の里へ」という看板の裏側ですね。

菅平高原は「すがだいらこうげん」と読みます。

近くに上田菅平ICがありますが、これを「うえだかんぺい」と読んだ人がいました(笑)

読み間違えないようご注意ください!

今回は菅平高原には行きませんでしたが、多くのグラウンドやスキー場があり、スポーツが盛んです。

つい先日行われたオリンピックで大活躍した高木美帆選手や、長野県南相木村出身の菊池彩花選手など、数多くの選手がこの菅平高原で合宿を行いました。

また、ラグビーワールドカップのイタリア代表チームのトレーニングキャンプ地にもなっています。

菅平高原もいいところがたくさんありますので、機会があったら菅平高原も取材してみたいです。

 

さて、今回の旅はこれで終了です。

真田巡り、いかがでしたか?

それでは次回もお楽しみに!


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真田~ふるさと巡り~(前編)

 

今回は長野県上田市真田町です!

真田町は真田氏発祥の地として知られています。

 

取材当日は晴れていましたが、前日は雪が降ったので一面雪景色。
ものすごく積もったりしなくて助かりました。

まずは真田の入り口に到着です。
ようこそ真田の里へという大きな看板が出迎えてくれます。

今回は真田町出身の2人(TとH)で町内をぐるりと巡ります。

それでは真田巡り前編スタートです。

今回の予定はこちら。

08:40 小諸 出発
09:20 真田氏記念公園
10:00 長谷寺
12:00 山神神社
12:30 昼食 福田              ←今回はここまで
13:30 真田氏館跡
14:00 真田氏歴史館
15:00 信綱寺
16:00 ゆきむら夢工房
17:00 本城跡
18:00 小諸 到着
お疲れ様でした。

 

まずは真田氏記念公園。

先ほどの看板からすぐの道沿いにあります。

真田氏発祥の郷碑や真田3代のレリーフ、真田のマップなどがある小さな公園です。
真田氏発祥の郷碑は『真田太平記』の著者でもある故・池波正太郎氏が書いたものです。
普段じっくり見ることはありませんでしたが、とてもありがたい碑です。

レリーフは右から、真田昌幸公、真田幸隆公、真田幸村公です。

真田昌幸公のレリーフ

真田幸隆公のレリーフ

真田幸村公のレリーフ

 

レリーフの手前には略記もあります。

雪が積もっていてよく読めません。

こちらは真田三代ゆかりの地マップです。

真田氏記念公園は真田の入り口付近にあるので、真田を観光するときは最初に立ち寄り、記念撮影をしたり、マップでめぐる場所の確認をしたりするのもいいかもしれません。

 

次に向かったのが、今回のメイン、真田家の菩提寺・長谷寺です。
長谷寺は「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」と読みます。

まず、長谷寺の住職である宮下さんにお話を伺います。
宮下さんは住職ですが、他にもさまざまな活動を行っているすごい方です。

今回は宮下さんが代表を勤める「真田の郷まちづくり推進会議」についてお話を伺いました。

「真田の郷まちづくり推進会議」とはなんぞや??と思った方!
真田在住の2人も詳しく知りませんでした(笑)

ですが、真田にすんでいるからには知らない訳にはいかないというような偉大な活動を行う組織だとわかりました。

 

今回、「真田の郷まちづくり推進会議」の会長である宮下さんだけでなく、役員のお二人にも同席していただきました。

右から元木さん、宮下さん、城間さんです。

 

それでは早速お話を伺っていきます。

まずは、「真田の郷まちづくり推進会議」の成り立ちから。

少子高齢化が進む昨今、国も地方創生に力を入れています。その中で、地域内に小規模な単位の住民組織を作ることを推奨しています。

地方では少子高齢化や都市部への人口流出などによって人口が減り、税収が減ったり産業構造も変わったりするので、十分な行政サービスができなくなる可能性があります。そこで、不足する行政サービスを支え、自分たちが住んでいる地域を自分たちで守っていくために、地域内分権が進められています。その中で、住民が主体となりまちづくりや地域課題の解決を行う地域運営組織の形成が求められています。

上田市も2006年の合併以来、各地域の特色ある地域づくりを推進するという事で地域協議会を設置してきました。

そして、地域協議会の発展段階である地域運営組織として立ち上がったのが真田の郷まちづくり推進会議です。

 

これまでの活動は、組織基盤の整備や関係作りを中心に進めてきたそうです。

地域の人だけでは地域は回らないため、地域外との関係も重要になります。全国的に人口が減る中でいかに小さい地域を維持していくかということを考えると、たくさんの関係を築くことが必要です。

推進会議さんではこれまで真田のなかをぶらぶらして地域のいいところ探索、地域のイベントへの参加、運営に協力してくださる落語家さんなどによるイベントの企画、銀座長野でのタウンミーティング、まちてんへの出店など、様々な活動を通して関係性を築いてきました。

ちなみに、「真田の郷まちづくり推進会議」さんとルミーズとの関係もまちてんから築かれました。
今後ともよろしくお願いします。

 

今後の活動は、主に事業作りを進めていくそうです。

地域運営組織は地域経営なので、交付金がなくなると運営できなくなるため、法人格にあげ、自分たちで経営できる仕組みを作ることが求められています。

推進会議では、前身の組織である準備会からどんな事業をするか話し合ってきたそうですが、時間をかけて話し合う必要があると判断し、現在も様々な意見を取り入れながら事業を検討しているそうです。地域の拠点となる事務所を整備した上で、まちづくり計画という経営指針を作成していくそうです。

より多くの人がステークホルダーになり、第6次産業等、いかに地域課題をビジネスとして成り立たせて経営できるものを作っていくかという事が現在の課題だそうです。

また、自治体との関係性の強化や、こんなことやってみたいという案を地域から拾って実行に移すといった活動も進めていくそうです。

現在来年度事業について悪だくみをしているとのこと。

 

真田の魅力についても伺いました。

人と人との関係性が適度で、その場所に住んでいたいという安心感がある点が魅力とおっしゃっていました。
豊かな自然などは他地域にもあるような魅力なので、1番は地域の人間だと考えているそうです。
確かに、真田には都会にはない人の繋がりがたくさんあります。
地域の住人が1番の財産かもしれないですね。

また、程よい人間関係をいつも保っていけるというのが地域づくりと考えているそうです。
地域ならではの人と人との関係を大切にしていくことで、地域全体の魅力となるのではないかと感じます。

さらに、インターが近い、草津へもすぐに行ける、軽井沢へも1時間、新幹線の駅も近いなど、交通の便がいいという点も魅力として挙がりました。
田舎ではありますが、田舎すぎないのがいいですね。

温かい地域の住人に加えて、豊かな自然や、便利な交通アクセスなど、多くの魅力があります。

 

続いては真田のローカルトークです(笑)

真田は地域を絞って行くと面白い地域で、真田に住んでいる人も、住んでいる地域は知っていても違う地域の細い道は全く分からないという事は多々あります。
そういうところに入ると面白い発見があります。
一例をご紹介します。

真田のとある山奥には地面からガスが出ているところがあり、近所に住むおじいさんの話によると、火を近づけると燃える事もあったそうです。
宮下さんには、ガスが出ているところに行って火をつけてバーベキューをしてみたいという野望もあるそうです。

別の山奥には風穴があるそうです。風穴とは涼しい風が吹く穴で、かつては蚕の貯蔵庫などに利用されていました。現在はワインの貯蔵庫などに使われることもあるそうです。
現在どうなっているかはわかりませんが、きれいに残っていたら活用も可能かもしれないですね。

また、真田には7つ石というものがあるらしいです。私は全く存在を知りませんでした。どんな石があるのでしょうか。さらに、真田の7つ石とは別に、町内の赤井という地域にも7つ石があるそうです。私は赤井の7つ石は少しだけ知っています。カエル石などがあったと思います。

このように少し話をしただけですが、知らない事ばかりでした。
探せばいくらでも面白い場所が見つかりそうです。

当ブログでもこんな面白い場所の情報を発信できたらと思います。

 

最後に、地域課題への対処は楽しまないと長続きしないので、いろいろな人が楽しみながらやっていけるようにしたいとおっしゃっていました。

楽しみながら課題に対処し、真田を盛り上げていきたいですね。

 

今回は会長の宮下さんと役員の元木さん、城間さんにお話を伺いました。

皆様お忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。

私たちも地域を盛り上げるため、試行錯誤していきたいと思います。

 

お話を伺った後は、長谷寺を回ります。

まずは駐車場。
駐車場には看板がいくつかあります。

次の2つは長谷寺について記された看板です。

長谷寺は真田幸隆が開山した真田氏の菩提寺です。
かつては種月庵と呼ばれていたそうです。
真田信之が松代へ移封となった際、松代に長国寺を建立したため、長谷寺はその末寺となっています。
火災等によりほとんどの建物が焼失しましたが、その後再建され、現在の本堂は昭和53年に再建されたものです。

さらにこちらの看板では岩井観音堂跡が紹介されています。

岩井観音堂跡は長谷寺から東方へ2kmほど林道を進んだところにある洞窟の中にあります。
平成21年に再建された十一面観音が安置されています。

岩井観音堂跡は今回は行きませんが、また機会があったら行きたいと思います。

 

駐車場から階段を進みます。

階段の上にある石造りの山門が有名です。

山門をくぐると六文銭がついた常香炉が見えます。

本堂はこんな感じです。

よく見ると左に馬が写っています。

藁でできた大きな馬に絵馬がくくりつけられています。

大わら馬の大きさは高さ2メートル、長さ3メートルほど。

昨年のの元旦に大河ドラマ真田丸の放送に合わせて地元の方々が開いた「真田の郷新年祝賀祭」の一環で初めて作られたそうです。
いつからかわら馬に絵馬が結び付けられるようになり、昨年は約400個の絵馬がくくりつけられたそうです。
昨年作られた大わら馬は昨年の12月末にお焚き上げが行われ、今年も新たな大わら馬が作られたそうです。

お参りした方々の願いが成就するといいですね。

奥へ進むと真田幸隆夫妻と真田昌幸のお墓があります。

こちらも雪に覆われています。

柵にも六文銭がありました。

お墓の手前には看板が立っています。

看板では真田幸隆公や真田昌幸公の生い立ちなどが書かれています。

こちらがお墓の写真です。

真ん中が真田幸隆公、左が真田幸隆夫人、右が真田昌幸公のお墓です。

ここでは5円玉などを6枚、六文銭の形に置かれているのを見ることができるかもしれません。多くの参拝客が5円玉を六文銭の形にお供えしていくのです。

今日は雪のため並べられたものは見ることはできませんでしたが、柵にくくりつけられた5円玉は見ることができました。

お墓の周囲には木がたくさん生えていて、時折吹く風で木の上の雪が舞い、キラキラと輝いていて綺麗でした。

また長谷寺は枝垂桜が有名で、春には綺麗な花を見ることができます。

こちらの山門の写真に写りこんでいる枝が枝垂桜の枝です。
ぜひ春に訪れてみてください。

 

 

続いては山家神社です。

山家神社は長谷寺から、数百メートル程のところにある神社です。

この神社は真田地域の産土神(守り神)が祀られた歴史ある神社です。
また、近くを流れる神川沿岸に暮らす人々の水分の神(みくまりのかみ)としても尊ばれています。

1つ目の鳥居をくぐります。

右側には寄付芳名板と神社の由緒が。

手水舎にすごい氷ができています。

2つ目の鳥居をくぐると拝殿が見えてきます。

写真では小さくて見えづらいかもしれないですが、屋根に六文銭がついています。

しっかりお参りします。

拝殿の横には、かつて屋根に展示されていた鬼瓦が展示されています。

立派な鬼瓦です。

また、境内にはいくつかの境内社があります。

まずは真田神社。

上田城址公園内にも真田神社がありますが、違う神社です。

ここには真田の碁盤石というものがあります。

説明には、「松尾古城に幸村の碁盤石の伝説あり人生の一手に真田四君の叡智の宿ることをお祈りします」とあります。

ここにお賽銭を納めます。

人生の選択で、最善の一手ができるようお祈りしておきます。

今日は残念ながら賛同の碁盤石には雪が積もってしまっています。

ですがご心配なく。

拝殿にも碁盤があります。

Tが碁盤を眺めています。

どこにお供えするのが最善の一手でしょうか。

また、真田神社のかつての鬼瓦も展示されています。

六文銭が入っていますね。

その他小さな境内社がいくつかあります。

さらに、境内にはハンドメイドショップがありました。

「手作り工房~結~」さんです。

最近できたようです。

残念ながら取材した日は営業していませんでした。

休みは不定休です。

行かれる方は事前にショップのTwitterやブログで営業しているか確認していくことをお勧めします。

ここで昼食に向かいます。

向かったのは山家神社から車で5分程の福田というお店です。

小学校の裏手にある知る人ぞ知る?そば屋です。

入り口には水車があっていい感じです。

なんとこの福田さん、十割そばを提供しています。

十割そば食べたことありますか?

あまり多くはお目にかかれない十割そば。

本来そば粉だけではつながらない生地を、高度な技術を用いて麺に仕上げています。

普段食べるそばとは違ったのどごしを楽しむことができます。

ぜひ本場長野の十割蕎麦を味わってみてください。

ちなみに福田さんのそばは、全て青木村産のタチアカネを石臼で自家製粉したそば粉を使用しているそうです。

 

そばについては以前取材したものがあります。

気になる方はこちらもご一読ください。

小諸~信州そば食べ歩き8選~

 

 

 

お昼を食べたところで一休み。

後編に続きます。

後編もお楽しみに!!


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