マンズワイン小諸ワイナリー~ワイン愛好家が唸るプレミアムワインを求めて~(前編)

「日本のワイナリーの中で今ここが1番アツイ!」

ワイン愛好家が今最も注目している場所、それは…

千曲川流域の小規模ワイナリーが集まる「千曲川ワインバレー特区(東地区)」

ワイン記事2016/6/28 日本経済新聞でも紹介されました。

「千曲川ワインバレー(東地区)特区」とは…
ワイン特区とは、酒税法の定める正規の最低生産量(6000リットル)の3分の1の規模で免許が取れる特別許可区域(構造改革特区)。
千曲川流域の8市町村が合体して小規模ワイナリーの集積による広域ワイン特区「千曲川ワインバレー(東地区)特区」が成立されました。
大きな夢をささやかなサイズで実現した小規模ワイナリーは、その創業の決意から実現までの苦労など、簡単には語り尽くせない物語に満ちています。
そうした小さなワイナリー(インディーズ・ワイナリー)では、あり余る情熱を注いでつくられたワインそのものが魅力的であるばかりでなく、それらを育てた人や風景のありさまもまたワイナリーめぐりの大きな楽しみとなります。

詳しくはこちら

 

我々ルミーズのある小諸市もこちらに認定されており、
ワイン愛好家も唸るプレミアムワインを造る「マンズワイン 小諸ワイナリー」があるんですよ!

歩いていける距離に!!(参加者みんながとことん呑める距離とも言う)

というわけで、

マンズワイン 小諸ワイナリーへ行くぞー!

本日の予定はこちら↓

9:20  ルミーズ 出発
↓ 徒歩で坂道をひたすら登る 約40分
10:00 マンズワイン 小諸ワイナリー
↓ ワイナリー内見学
10:45 試飲とショッピング
↓ プレミアムワイン「ソラリスシリーズ」の試飲も
11:30 ワイナリー併設レストラン『ラ・コモーロ』で昼食
↓ 美味しいワインと食事を楽しむ
12:50 万酔園 見学
↓ 圧巻の日本庭園を満喫
13:30 マンズワイン 小諸ワイナリー 出発
↓ 徒歩で坂道をひたすら下る! 約40分
14:00 ルミーズ 到着
↓ おつかれさまでした。

 

快晴。気温は23℃。気持ちがいいですね!
歩数計をセット。
歩いていける距離に!と言ってしまった以上、美味しいワインの為に歩くのじゃー!

緩やかな坂道を登り始めます。
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これはお花が終わって豆がぶら下がってますが、藤棚です。(豆は毒があるとかないとか…)
小諸は藤棚が多いのです。

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ん~、お散歩気分。気持ちいい~。

むむっ!なんだか汗ばんできたぞ。
気温はぐんぐん上昇。
そして、何を隠そう、ココ小諸は坂の町。
あれ?これ軽く登山じゃない?
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差し迫る山の感じで坂道を体感して下さい。(ぜぃぜぃ…)
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のどかな景色を横目にまだまだ道のりは続きます。
眩しい緑の田んぼ。
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看板が見えました!
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まだまだ続くよ~(暑い!)
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おぉっ!葡萄畑が見えてきましたよ!
あらあらカワイイ実がなっています。
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見渡す限りの葡萄畑です。

↑この動画すごいでしょ~?360°見渡せます。
(え?撮影技術が追いついていない?誰か教えて!!)


↑この写真すごいでしょ~?360°見渡せます。

 

右手に見えますのは葡萄棚、左手に見えますのは棚とはちょっと違うような…。
こちらのタイプは垣根づくりというそうで欧州系品種に適しているんだとか。
また日本の固有品種はのびのび広がることができる棚の方が適しているそうです。
葡萄の種類で栽培方法が異なるとは、ワイナリーに到着する前から既にこだわりを感じさせます。

一気に坂を登ると…

到着ーーッ!!(ぜぃぜぃ…)

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ォォーーーーーン!!
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緑が眩しいこのケヤキ並木を登り、まずは受付をしてからワイナリー見学開始の始まり始まり~。
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まずは、葡萄とワインについてお話を聞き、プロモーションビデオを見て少しお勉強。

冒頭でも紹介しましたが、「千曲川ワインバレー特区(東地区)」が位置する長野県の東部は、日本国内では降水量が比較的少なく、日照時間も十分で昼夜の寒暖差が大きいと葡萄の生育には恵まれた気象条件ではあるものの、ワインの本場ヨーロッパに比べると雨も多く、土壌の問題など苦労も多いそうです。

それでも小諸ワイナリーは、葡萄栽培から醸造全てにこだわり、少量だが最高品質のワインを製造しているのです。

その名も 「SOLARIS(ソラリス)」 (ラテン語で「太陽、太陽の」という意味)


「日本は雨が多いということや土壌がヨーロッパと違うということを嘆いたことはありません。
その日本でしか出来ない素晴らしいワインをつくるという志を胸に、ひたすら情熱を傾けて仕事をします。その努力に終わりはありません。」 …ソラリス醸造責任者 島崎 大

なにこれ、かっこ良すぎるじゃないか!
こんな志を持っていれば、ワインに限らずどんなこともできる気がするよ…
ありがとう、島崎さん。大事なことを教わった気がするよ…


さぁ、涙を拭って、この葡萄畑をご覧下さい!
なんて美しいのでしょう…。
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従来の日本式とは違った「垣根づくり」を採用し、雨よけをかけて湿気を避け、葡萄の果実を完熟の状態で収穫する「マンズ・レインカット栽培法」をはじめ、 濃縮感のある葡萄を手に入れるため収量を制限する摘房作業(グリーンハーベスト)など、栽培の部分だけでもとんでもないこだわりです。
栽培についてのこだわり →詳しくはこちら

そして、なんと手摘み収穫された葡萄ちゃんは、畑での厳しい選別作業を経て、さらに多くの人の目と手でチェックを受け、難関をくぐり抜けた葡萄ちゃんのみが選抜メンバーとして最高品質のプレミアムワインになることを許されるのです。

まさにシンデレラワインデレラストーリー!!

選抜メンバーの葡萄ちゃん達のそれぞれの特性によって、様々な醸造技術を駆使して多様なワインをつくり上げていくそうです。

葡萄を一旦凍らせて圧搾する方法、タンクでなくあえて小さな樽で発酵させるなど葡萄ちゃんの個性を見極め、その個性を存分に引き出す、まさに敏腕プロデューサーのようなお仕事ですね!(あ、違う?)
醸造についてのこだわり →詳しくはこちら

さてさて、お次はワイナリー内の施設を見学。
スタッフのお姉さんが丁寧に説明してくれます。

こちらはタンク群。
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赤ワインは葡萄の皮も種も一緒に醸造します。
あとから残った皮や種をお掃除するため扉付きのタンクを使用します。
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白ワインは果汁のみなので扉なしタンクなのですね~。
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これぞワイナリーといった感じ。
この木の樽は熟成用の樽。なんと小さな樽でも300本分ワインが入っているんですって!
(衛生上ガラス越しでの見学の為、見にくい写真でごめんなさい。)
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それから敷地内に地下セラーがあるそうですが、こちらは年に数回特別な機会にしか見学できません。
お借りした写真ですがステキですね!実際に見てみたい!
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なんだなんだ~?巨大なほら貝のようなものが!!
これは「TINAJA(ティナハ)」といってスペインで今でも使われているワインを発酵・熟成させる素焼きのカメだそうです。P1020751

ワインの栓コルクを使ったこんなステキな作品も飾られていました。
コルクはコルク樫の木の皮を剥いで栓の形を抜いてつくるそうです。
マンズワインのマーク。
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コルクのおうち。
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残念ながらワイナリー内にあるこちらのコルク樫の木は気候風土の違いから枯れてしまったんだそうです。
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「それでは、この後ショップ内で試飲とショッピングをどうぞ~!」
スタッフのお姉さんのご案内にさらにテンションが上がる私達。

はい、お時間です。
次週に続く…。
「まだワインも出てきていないじゃないか!」とツッコミを入れてくれた貴方、ありがとうございます。

そう!次回、ワインにグルメに日本庭園!
鉄板ワードが並ぶ次回を震えて待て!
旅の1番の目的、ワイン愛好家が唸るプレミアムワイン「SOLARIS」も登場しますよ~!
お楽しみに!

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