まだまだ残暑厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は残暑を吹き飛ばすため、天竜川でラフティングを体験します。
ラフティングとは
ラフティング (rafting) とは、ラフトを使用し川下りをするレジャースポーツ。特に急流を下ってスリルを楽しむホワイトウォーターラフティングを指すことが多い。また、業者が開催するラフティングツアーに料金を払って参加するコマーシャルラフティングを意味することも多い。
19世紀から20世紀前半、アメリカでは John Wesley Powell 少佐のコロラド川探検(1869年)に代表される、木製のボートによる川下りやコマーシャルラフティングのルーツといえるものが行われてきた。第二次世界大戦が終わると現在のゴムボートを使用したラフティングが確立し、各国で普及が進んだ。現在ではコマーシャルラフティングはアメリカ、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドなどの先進国からジンバブエ、チリ、ネパールなど発展途上国まで重要な観光産業の1つとなっている。
前日の天気予報では、一日中傘マーク、最高気温は22度ということで、少しがっかりしていましたが、当日は晴天に恵まれ、ラフティングにはもってこいの好条件となりました。天気予報にこういう裏切り方をされるとうれしいです。日ごろの行いは大事なのです、はい。
担当するのは、千曲川でSUPに興じたMと、ちょうど一年前滝に打たれたTです。Mはスイマーなので泳ぎが得意ですが、Tは泳ぐのが苦手。。。果たして大丈夫でしょうか。
今回の予定はこちら。
08:00 小諸 出発 ↓ |
10:40 伊那谷道中かぶちゃん村 到着 ↓ ↓ 散策、昼食 ↓ |
12:20 かぶちゃん村 出発 ↓ |
13:10 アルプスぼうけん組楽部 天竜峡ベース 到着 ↓ |
13:15 ラフティング体験 集合 ←今回はここまで ↓ |
16:30 ラフティング体験 終了 ↓ ↓ 夕食 ↓ |
20:40 小諸 到着 お疲れ様でした。 |
役割分担
T:車の運転、お金の管理、時間の管理
M:写真撮影、盛り上げ役、Tが泳げず困っていたら助ける
それでは出発です。
心配性のTは、少し早めに来てカーナビのセットや予定の再確認を。
そんな中、Mが少し遅刻して来ましたが気にしません!さらに、朝食がまだなのでコンビニに寄るよう言われましたが全く気にしませんでしたっ!!
(M、SUPの時も遅刻していたような)
小諸から高速道路を使う経路と、岡谷から高速道路を使う経路があります。
今回は平日で、通勤時間帯と重なるので、予定時間の安定を重視して小諸から高速道路を使います。
予定では3時間弱の運転になるため、途中2回休憩を取りました。
小黒川PAにて
使い方間違ってるかな?
飯田ICで高速道路と一旦お別れ。最初の目的地である伊那谷道中かぶちゃん村へ向かいます。
初見の一般道を運転するのは緊張しますが、カーナビが華麗にナビしてくれるから大丈夫!
…大丈夫なはずが、カーナビ氏、突然おもしろい動きで笑いを取ろうとしてきました。
いやいや、笑えないから。
誤作動かと思いましたが、どうやら、T車のカーナビは地図情報が古く現在の道路と一致していないことが原因のようでした。Mのスマホナビと併用し、なんとか軌道修正。
軌道修正後、しばらく細い道を走り続け、無事かぶちゃん村に到着!
長野県初のミュージアムパークですって。知らなかったわ。
かぶちゃん村に到着したのは予定から30分遅れの11:10
この30分の遅れは、カーナビの芸人魂に翻弄されたTの運転技術と方向感覚が原因であり、Mが少し、本当にほんの少しだけ遅刻したことは関係ないのです。間違いありません!
さて、このかぶちゃん村ですが、コンセプトは
『かぶちゃん広場「天龍大湯釜(てんりゅうおおゆかま)」と「天龍祓い清めの湯(てんりゅうはらいおさめのゆ)」で厄を落とし、のんびり、ゆっくり、心のふる里 いなかをお楽しみください。』
道中は「本当にこの道で大丈夫か?」と思うような道のりですが、駐車場は平日にもかかわらずたくさんの車が停まっていました。
村内には、食事処やお土産処、陶芸や機織りなどの体験(入村料と別、有料)ができるブースがあります。また、季節によって、あじさいや柿すだれの景色も楽しめるようです。開運巡りをし、体験遊びをし、そして景色を楽しめるというわけですね。
この他に、歴史や文化の資料館も多数あり、じっくり見学すれば半日はかかるのではないでしょうか。
ぐるっと村内を一回りしたところで、丁度良くランチのお時間となりました。
駐車場隣接の食事処「開運楼」でいただきます。Tは冷やし中華、Mは皿ラーメンを、それぞれおいしくいただきました!
少々食休みをして、いよいよラフティング集合場所へ向かいます。
道幅が狭く、すれ違うのも難しい道のりをカーナビを頼りに進んでいきます。
ラフティングの集合場所は、コースのゴール地点になっています。そこからスタート地点まで送ってもらい、ボートで下るという方式。
この集合場所ですが、天竜川の川辺の広場を使っている所で、カーナビではピンポイントでナビしてくれません。それらしきテントが立っているので注視すればわかるという点と、スタッフの方が「ここですよ!」という感じで合図してくれますので、近くまで行けばなんとかなります。
テントに併設されている更衣室で着替えを済ませ、準備は整ったぞとT
Mも着替えを済ませて、スタッフの方と記念撮影。
向かって一番左のイケメンが今回のガイドさん。まーくんです。
私たちの他に、もう一組ご一緒するのですが、そちらの方は手違いでスタート地点へ到着してしまったようです。カーナビで電話番号設定をするとスタート地点を目指してしまうそうなので、気を付けましょう。
スタート地点までは、アルプスぼうけん組楽部さんの車で移動します。
現地に到着し、ご一緒する方、Mさん御一行(向かって左の若いお二人)と合流です。
写真の掲載を快諾してくれました。素敵。
出発前にガイドのまーくんから基本動作と注意事項の説明がありました。
【漕ぐ道具 パドルの持ち方】
・T字の部分 ティーグリップ・・・親指をかけるようにして握ります。
・漕ぐ部分 ブレード・・・この部分は触れないようにします。
・棒の部分 シャフト・・・ブレードからこぶし3つ分ほど離して握ります。
【装備品について】
・ヘルメット・・・少しきつめに装着します。
・ライフジャケット・・・水に濡れると緩くなるので、少しきつめに装着します。
【ボートから落ちてしまった時の救助】
・近くにいる・・・パドルで引き寄せます。
・少し離れてしまった・・・ガイドさんが救助用のロープを持っています。15mまではロープを投げて引き寄せます。
・遠くへ行ってしまった・・・慌てずボートが近づくのを待ちます。泳ぎに自信があれば泳いで近づき、自信がなければ川の流れに身を任せて良いそうです。流される際の姿勢はラッコのように仰向けで足を水面から出す格好がベスト。ボートも人も必ず同じ方向に流されるので、遠くまで行ってしまうことは滅多にないようです。
・ボートへの引き上げ・・・ライフジャケットの浮力を利用します。一旦水中に押し込み、反動で一気に持ち上げます。引き上げる際、ヘルメットを掴んだり、腕を引っ張ると危険なので、ライフジャケットの肩の繋ぎの部分を持ちます。
【注意事項】
・その1・・・ティーグリップは常時握っていること
ボートが暴れた時にティーグリップが人に当たると危険です。
・その2・・・ボートから落ちた時、たとえ浅くても立たないこと
立って下流方向を向いたとき、もし足元に石などがあって引っかかると、水流で正面から川に押し付けられることがありとても危険です。
・その3・・・不意にボートから落ちても慌てないこと
ライフジャケットはとても強い浮力を持っているので体は浮きます。落ち着いて救助を待つかガイドさんの指示を待ちましょう。
この後、準備運動をして いよいよ出発です!(なんでMだけ左手・・・)
前半はここまで。
ラフティングの様子は後編でご紹介します!
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