米子大瀑布~滝行体験~ 後編スタート!
予定表はこちら。
08:50 長野駅 出発
↓ |
10:00 米子大瀑布駐車場
↓ トレッキングスタート
↓ ・米子不動尊奥の院
↓ ・不動滝
↓ ・黒滝(幻の滝)
↓ ・権現滝
↓ ・ベストビューポイント ←今回はここから |
12:15 米子大瀑布駐車場 帰還
↓ |
13:10 松屋そば店
↓ 昼食タイム |
14:30 須坂煎餅堂
↓ 絵かき煎餅体験 |
15:30 米子不動尊
↓ お参り・見学・滝行 |
17:30 長野駅 到着
お疲れ様でした。 |
しばらく歩を進め、ベストビューポイントを探します。
そして撮影した写真がこちら。
真田丸のオープニング映像では権現滝(左側の滝)の上に城がありますが、城はCGで合成された映像のため、実際には何もありません。
― 出典『真田丸公式サイト配布壁紙』
360度カメラの画像もどうぞ。
360度カメラの画像内に美ヶ原高原でも出てきたヤツがいますが、特に突っ込みを入れることなく先へ進みましょう。
米子大瀑布のベストビューポイントを少し進むと、米子硫黄鉱山跡があります。
米子鉱山
米子鉱山(よなここうざん)は、長野県須坂市でかつて操業していた硫黄などの鉱山。
硫黄のほかにろう石、褐鉄鉱なども産出した。戦前は軍事用の火薬となる硫黄の需要が高く、最盛期には月産1,200トンに達し、鉱山関係者1,500人が生活していた。鉱山から須坂駅までは全長14kmに及ぶ索道(ロープウェイ)が設けられ、集落には共同浴場、学校、映画館なども建てられた。
― 出典『米子鉱山- Wikipedia』
ここまでの山道が嘘のような歩きやすい道を進みます。
硫黄鉱山跡というだけあって、川の色が先程までと違います。
さて、2つ目のビューポイントに辿り着いたところで撮影です。
・・・。
ここからも2本の滝を見ることができるんです。本来ならば。
先程のビューポイントで撮影した時は靄の”も”の字もなかったんですが、やはり山の天気は変わりやすいということでしょうか、それともあの360度カメラの画像にいたヤツの影響か、、、
ここからの撮影を断念し、下山を始めます。
厳しい山道を登って来たということは、同じように厳しい山道を下るということ。
正直、けもの道のような道を通っていると、この道であっているのか不安になります。
登りでも見かけた熊除けベルがたまに出現するため、道は間違っていないことは確信できました。
この左側の道を下ってきました。
いやー、本当に大変だった。登りも下りも大変だった。
お腹もペコペコになったところで、お昼に向かいます。
昼食 ~松屋そば店~
午前中の大瀑布トレッキングが予想以上に過酷で、とてもお腹が空いた状態で昼食のお時間がやって参りました。
お店は須坂市の市街地にある「松屋そば店」
【松屋そば店】
TEL: 026-245-0023
住所:長野県須坂市大字須坂152
営業時間:昼11:30~14:00 夜17:30~20:00
定休日:火曜日
店内はとても広く、カウンター席とテーブル席が分かれており、ゆったりとした時間が過ごせます。
入店時は空いていたので、平日だからだろうと思っていましたが、しばらくすると満席近くまで席が埋まっていました。
注文したのは、どちらも人気商品というこちら
街並みそば
3種類のそば(薬味が異なり、大葉、天ぷら、とろろ、の3種類)と、おはぎを一度に楽しめる贅沢な品。そばの味も申し分ありません。
みそすき丼
みそベースすき焼きの丼ぶりです。それだけでも十分においしいのですが、すき焼きの上のスクランブルエッグを絡めて食べると・・・とても幸せな気分になれます。
昼食をおいしくいただき、食休みしたところで、午前中の疲れもだいぶ癒されました。
さあ、これで次の目的地へ向かいます。
絵かき煎餅体験 ~須坂煎餅堂~
やって来たのは、須坂煎餅堂という御煎餅屋さん。目的は、絵かき煎餅体験。煎餅に絵描いちゃいます!
場所は、先ほどの松屋そば店から数百メートルの距離。車で移動しましたが(笑)
外観からして既に煎餅をイメージさせるお店です。
【須坂煎餅堂】
TEL: 026-246-5750
住所:長野県須坂市東横町358
営業時間:9:00~17:30
定休日:水曜日
店内は販売コーナーと絵かき作業コーナーで半々に分かれています。
待ち時間に試食させてもらいました。オーソドックスな醤油味の煎餅、美味しかったです。
絵かきの土台になる煎餅選びからスタート。
やや大きめのハート形(縦10センチ横15センチほど)と特大の丸形(直径20センチほど)の2種類をチョイス。
土台に乗せる絵の素材は、砂糖とゼラチンを混ぜ合わせたもので、焼けばそのまま食べられるという寸法です。
渾身の作品がこちら。
そして後日届いた焼き上がりがこちら。
楽しいお絵かきの次は、米子瀧山不動寺の見学と滝行です!
滝行・法話 ~米子瀧山不動寺~
午前中にも通過した分かれ道を、今回は左へ向かいます。
目的地に到着!
米子瀧山不動寺は真田家子孫の寺院で、真田氏との関わりは深く、敷地内の至る所に六文銭が見受けられました。
1559(永禄2)年4月、上杉謙信公が京に上洛した際、平安時代に嵯峨天皇の勅願を受けて鎮護国家のため、弘法大師(空海)が一刀三礼によって刻んだ不動明王を室町幕府13代将軍足利義輝公より関東管領職に就いた謙信公が、関東の庶民安寧のため拝領しました。この不動明王は、謙信公の護持仏となりました。
1561(永禄4)年9月、川中島第四次合戦の際、本陣に祀り、謙信公自ら戦勝祈願の護摩を厳修したと伝えられており、帰途の折、重臣柿崎景家、甘糟景持、直江実綱の手により、当寺の奥之院に不動明王を本尊として安置し、ここに寺号を米子瀧山威徳院不動寺と改め、現在に至っております。
ー出典 http://www.yonakofudoson.net/original.html
手水舎でお清めをして、おみくじ引いてみました。
中吉! 中途半端だ。。。
境内を一通り見学し、いよいよ滝行です。
本物(?)の滝行は、午前中に訪れた権現滝で行うのですが、初めての滝行では危険を伴うこともあり難しいため、境内の小規模な滝で練習をするよう、寺院の方に勧められました。
境内の小さな滝は、高さ4メートル弱で、見た目にはどうってことなく見えますが、果たして・・・
まずはご住職にご挨拶を。
寺院に隣接するご自宅へ案内され、法話を頂戴しました。
【寺院の歴史】
【滝行について】
・年間300人ほど滝行に来る(30年前は1000人以上来ていた!)
・男性より女性の方が多い
など、30分超えていたと思います。
この時間には、法話としての意味のほかに、心身を落ち着かせるという意味があるとのこと。
なお、この滝行には志納金(お気持ち)をお納めします。
金額は、お気持ちなのですが、寺院へ問い合わせることもできます。
その後、滝行ができる格好に着替え、本堂へ向かいました。
本堂内で座禅を組んで目を閉じ、深呼吸を。これを1分ほど繰り返し、準備完了!
滝の前でご住職が塩をまいてお清め。体に塩をまくよう促され、両手いっぱいの塩を体にふりかけました。
お作法として
右肩(心臓から遠い)を滝に入れる→左肩を滝に入れる→両手で水を受けて胸に流す→正面向き直って滝に入る
という順序で行うよう教えていただきました。
いざ水に入ると、冷たい、冷たい、つめたい。。。
お作法の最中もとにかく冷たい!
滝に打たれてみると、見た目とは裏腹に結構な勢いがあり驚きました。
滝行の最中、ご住職がお経を唱えていて、そのお経が終わると「はい、けっこうです」と導いてくださるのですが、滝の中にいると何も聞こえませんでした。
滝から出たあと、ご住職は「よくできましたね、素晴らしい」と労ってくださいました。
終了後、ご住職のご自宅へ案内され、法話を再び頂戴しました。
【滝行について】
・感想など
・有名人も多く訪れる
【干支のおはなし】
・性格診断
・干支によって仕事の運気が良い方角が違う
など、やはり30分超えていたと思います。
事前の法話と同様、心身を落ち着かせるという意味があるそうです。
余談ですが・・・
美ヶ原でお地蔵さんに紛れていたA、今回もこっそり360度カメラに収まっていたあのA、外見はお坊さんと間違えられてもおかしくないのは、写真をご覧いただければわかると思います。
このA、ご住職の法話を頂戴している間、お行儀よく正座して聞いていました。ご住職は「どうぞ、足をくずして」と仰ってくださったのですが、Aは「いえ、私はいつも正座しているので大丈夫です」と、頑なに足をくずそうとしません。
(いつも正座してるってどういうことだよ? ってのは、この際気にしないことにして・・・)
するとご住職、「いや、素晴らしい!是非、私に代わって住職やってくれないか?見た目にも住職にぴったりだよ」と、嬉しそうに問いかけてくださいました。
残念ながらA出家の話は成立しませんでしたが、このご住職、気さくでとても話しやすい良い方でした。
最後に記念の品として羊羹をいただきました。
寺院をあとにする頃、辺りは薄暗くなり始めており、すっかり秋だなあと感じました。紅葉の季節には、景色も変わりまた違った趣があることでしょう。
帰路では滝行の話で盛り上がりながら、米子大瀑布をあとにしました。
今回の旅、米子大瀑布、如何でしたでしょうか。
紅葉と共に絶景を眺めることができる季節が近づいています。是非訪れてみてください。
滝行に興味のある方、まずは米子瀧山不動寺へご連絡を!
今回の旅のデータです。
歩数:9656
歩いた距離:7.4km
消費カロリー:211.7kcal
使った金額(二人分):14,150円
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