さぁ、雪の大谷を目指します!
雪の大谷ウォーク後編スタート!
今回の日程はこちらです。
05:20 佐久 出発 ↓ バス移動 |
07:00 長野駅 ↓ バス移動 |
09:00 扇沢 ↓ トロリーバス |
09:20 黒部ダム ↓ ダム堰堤散策 |
10:15 黒部湖 ←ここから ↓ ケーブルカー |
10:50 黒部平 ↓ ロープウェイ |
11:30 大観峰 ↓ トロリーバス |
13:30 室堂 昼食 ↓ バス |
15:10 美女平 ↓ ケーブルカー |
15:25 立山駅 ↓ バス |
21:00 小諸 お疲れ様でした。 |
黒部ダムの堰堤を歩き、奥に見えるトンネルの中へ。
黒部湖駅でケーブルカーを待ちます。
結構な人数が乗り込みます。
中は満員電車のようにぎゅうぎゅうですが、いい位置が確保できたので記念にパシャり。
高低差373mの道のりを5分程で黒部平に到着です。
黒部平で少しの間、外へ出てみると。。。
ザ・雪山!
夏に訪れれば徒歩2分程のところにある高山植物観察園で珍しい高山植物を観察できたり、秋に訪れれば綺麗な紅葉を眺めたりすることができます。
さすがにまだこの時期は、辺り一面真っ白でした。
せっかくなので係のお兄さんに記念撮影をお願いします。
例のあの掛け声で記念撮影です。
「赤・白・黒部!」
雪山にいるにも関わらずこの軽装です。
「冬山をなめるな!!」
という声が聞こえてきそうですが、移動はほとんど乗り物なので自分の足で雪山を歩く必要は有りません。
アルペンルートを横断するだけなら、遭難する可能性も無いのです!!
今日の気温も見た目ほど寒くありません。10℃はありました。
アルペンルートには要所要所にお土産物屋があります。
種類も豊富なので、ロープウェイ等乗り物の待ち時間に眺めているのも楽しいですね。
立山は季節によってはライチョウを見ることができます。
そのため、お土産にもライチョウを使ったものが沢山あります。
長野県の県鳥はライチョウですが、富山県の県鳥もライチョウなんですって。
同じ鳥を愛する者同士、親近感が湧きますね。
余談ですが、「ライチョウ」は漢字で「雷鳥」と書きますが、英語では何というでしょう?
・
・
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簡単でしたか?
正解は、
「Thunderbird(サンダーバード)」!!!
・・・では無くて、
「Ptarmigan(ターミガン)」、または「Grouse(グロース)」だそうです。
サンダーバードは伝説上の生き物で、ライチョウとは全く関係ないとのこと。
ひっかけですね。
さて、大観峰へ向かうため、ロープウェイを待ちます。
これまたぎゅうぎゅう詰めで上へ向かいます。
ロープウェイは黒部平から大観峰まで約1.7kmありますが、その間支柱が1本もありません!
えー! ロープが切れたらどうするの!? と思ったりしますが、
雪崩で支柱が倒れたりすることを考えると、この方が安全なんだそうです。
ロープウェイに揺られながら雄大な景色を望みます。
くぅ~、天気が良ければもっといい景色が見られたのに。。。
日頃の行いを悔やみながら、大観峰に到着です。
大観峰駅には、売店は少ししかなく、外に出れる場所は屋上展望台のみです。
早速、大観峰駅の屋上展望台へ向かいます。
標高2,300m越えの素晴らしい景色をご覧ください。
いやぁ~雄大ですね。
天気が良ければもっと (ry
屋上展望台の最上段には、カマクラ?が設置されていました。
多くの観光客が順に記念撮影をしていたので便乗します。
標高2300メートル。
強風が吹く雪山で、彼はなぜこんなに薄着なんでしょうか。
トロリーバスの出発時間が近づいてきたので急いで移動です。
次はいよいよ雪の大谷がある室堂へ向かいます。
トロリーバス同士がすれ違う貴重な体験をしながら狭いトンネルの中を進みます。
室堂駅は、標高2,450mに位置する日本最高地点の鉄道駅です。
JRの駅と普通鉄道の駅で見ると、長野県にあるJR小海線野辺山駅(こうみせんのべやまえき)が日本一高い駅となりますが、トロリーバスなどの普通鉄道以外を含めると室堂駅が日本一高い駅となります。
室堂には、ホテルや飲食店、展望テラスに自然保護センターなど、多くの施設が存在します。
また、室堂から登山道も用意されているため、登山客も何人か見受けられました。
では、展望テラスに向かいます。
この残雪期は、屋上展望台から自然保護センターまでの間に「雪の回廊」が作られるようです。
標高や天気の影響もあり、周りは靄が掛かっています。
にも関わらず、多くの観光客がワイワイと記念撮影をしていました。
雪の回廊を抜け、自然保護センターを訪れます。
自然保護センターには、立山の大型ジオラマや立山の貴重な動植物の展示があります。
他にも多くの展示物がありましたので、興味がある方は是非訪れてください。
では、かっこよくポージングを決めて、いざ雪の大谷へ。
たまに吹く冷たい強風や風に吹かれた氷の礫がバシバシと顔に当たる痛みに耐えながら雪の大谷へ向かいます。
雪の大谷は降雪量にも影響しますが、高さが20m程になるときもあるそうです。
雪の壁はメッセージを掘ることが許可されていて、色々なメッセージが書き込まれていました。
観光名所なだけあって多くの観光客が訪れていましたが、驚いたのは観光客の半数以上が外国の方、それも中国の方が多くみられました。
いやぁ~、天気が (ry
体も冷え、お腹も減ってきたので、お昼ご飯をいただきに室堂へ戻ります。
今回はツアーでご用意いただいたホテル立山の昼食を頂きます。
ホテル立山
所在地: 〒930-1414 富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂
電話: 076-463-3345
URL: https://h-tateyama.alpen-route.co.jp/
こちらは、白海老から揚げ丼です。
白海老のから揚げはサクサクしていて、甘めのあっさりとしたタレがよく合います。
こちらは、立山三色重です。
三色には、山菜・卵・牛肉が使われています。
どちらの昼食もさらさら汁が付いています。
さらさら汁は醤油ベースの出汁で、山菜・野菜・米粉団子・海鮮団子が具材として入っています。
米粉団子がもちもちとしていて、とても美味しく、何度もお代わりしてしまいました。
昔、戦国武将富山城主、佐々成政がザラ(佐良)峠を越える道中、芦峅寺の宗徒が食料を調達して振る舞った料理を元に、現代風して作られた物がこのさらさら汁だそうです。
お腹も膨れ、眠くなってきた頃、帰りの高原バスに乗り込みます。
高原バスから見えた景色はこんな感じ。
だいぶモヤが掛かり、全然見渡せませんでした。
途中、バスが速度を落とし、添乗員さんから案内が入ります。
バスの中からなので、その全貌が撮れませんでしたが、仙洞スギという樹齢300年以上にもなる幹廻り9mを超える巨木だそうです。
一瞬のパワースポットから有難いエネルギーを頂き、美女平へ到着です。
美女平の屋上には展望テラスがあり、本来であれば立山の美しい景色が見られるのですが、、、
。。。何も見えん。
ケーブルカーを待ち、下山です。
高低差487mを7分で下り、立山駅へ。
行きの扇沢で別れたツアーバスが立山駅で迎えてくれます。
ツアーバスに乗り込み長野へ帰ります。
このとき、時間は15時半。
途中で合流した松本からのお客を降ろしたり、行きの各所で合流したお客を降ろしたりと各所に寄ってスタート地点の佐久に戻ってきました。
・・・真っ暗です。
時間は21時。大よそ6時間もバスに乗っていたと。
一番遠いところからツアーに参加すると移動時間が結構なことになりますね。
今度はいい天気の日に訪れたいと切に願います!
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