皆様こんにちは!そして初めまして!
昨年、ルミーズに入社しました”たけっち“といいます。今後ともどうぞお見知り置きを!
長野県の魅力をお伝えするルミーズブログが今回向かった先は...
小諸です!!
ルミーズ本社もあります、まさに地元「小諸」の取材となります!
過去の記事でも小諸の魅力をご紹介していますが、今回も何故小諸かと言いますと、現在進行形で小諸にまた新しい風が吹いているのです。
それが、「小諸蒸留所」です!
小諸蒸留所
住所:長野県小諸市甲字軽石4630-1
営業時間:10:00~19:00 (最終入場18:00 Bar L.O.18:30)
お酒が好きな方々には、既にご存知の方もいらっしゃるかと思います。
小諸蒸留所は、浅間山の麓にある見晴らしの良い丘の上に建造されたウイスキーの蒸留所で、2023年6月18日に竣工を迎えました。
現在、小諸蒸留所では小諸発のウイスキーを製造中であり、2026年頃に最初の完成品が販売される予定です!!
酒好きには実に楽しみで待ち遠しいですね~
また、ウイスキーアカデミーという、ウイスキーについて学べるセミナーが定期的に開かれており、蒸留所見学と共に楽しむことが出来ます。
さらに!ウイスキー業界の関係者が一同に会する世界的なイベント、「ワールド・ウイスキー・フォーラム(WWF)」が、小諸蒸留所で2024年2月19日(土)~21日(月)に開催されました!
このイベントは、ウイスキー関係者が品質向上や業界の発展を目的として議論等を行うもので、主に欧米で開催されていました。
それが今回、日本の長野県小諸市にある「小諸蒸留所」が開催地として選ばれたのです!
今、「小諸蒸留所」は注目のホットスポットなのです!
さらにさらに!!こちらの小諸蒸留所では、「ワールド・ウイスキー・フォーラム」からの流れで2024年2月23日(金)~2月25日(日)の3日間に、「小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル」という大型イベントが開催されます!!(※本記事は、2月22日に執筆しています)
タイミング的にギリギリですので、今回は参加が難しいかもしれませんが、今後もこういったイベントが開催されるはず!?ですので、是非参加してみてください!
このような熱いスポットがルミーズ本社の近くにあるとなれば、すぐにでも訪れて小諸蒸留所の雰囲気を皆様に知って頂き、更には小諸の他の注目スポットも紹介して、イベント&小諸蒸留所ひいては、地元小諸を盛り上げていければとの想いから企画されました!
今回のメンバーは、いけっち、よっち、たけっちの3人となります。
それでは、本編に入っていきます!
前編は小諸蒸留所中心のお話となります。よろしくお願いします!
2月16日(金)、天気は快晴、だけど強く冷たい風が吹き荒れる日。
ルミーズ本社に集まる一行。
現地直行ではなく、本社に一度集まったのは理由があります。
KAVALANというウイスキーです!!
KAVALANは、台湾を代表するウイスキーでして、お値段もかなり高級でございます!!
ルミーズ東京オフィスになぜか保管されていたものを、今回の企画に合わせて本社まで持ってきてくれました!ありがとうございます!
ところで、何故ここでKAVALANが話題に出てきたかと言いますと、今回の小諸蒸留所と少なからず関係しているのです。
KAVALANは「イアン・チャン」という方が手掛けたウイスキーであり、イアン・チャン氏はKAVALANを世界的銘酒レベルにまで引き上げる功績を上げた第一人者として知られています。
そして、何と!
イアン・チャン氏は現在、小諸蒸留所のマスターブレンダーとして、小諸発のウイスキーを手掛けているのです!!
「世界的銘酒レベルを手掛けた人物が、小諸蒸留所のウイスキーに携わっている」
小諸蒸留所が非常に注目されているのがお分かりいただけましたでしょうか?
さて、このKAVALANを前にしてやることは一つ、試飲です!
小諸蒸留所を訪れる前に、イアン・チャン氏の手掛けたウイスキーを体験しよう!ということですね。
朝からお酒を頂く背徳感と共に試飲したKAVALANは、素晴らしいの一言でした。
この味を表現するボキャブラリが乏しくて恐縮ですが、とても懐が深く広がりのあるお酒で、ストレート、水割りで味わいが綺麗に変化する、とても楽しめるウイスキーでした!
そんな一次会?を終えて、小諸蒸留所に出発です!
場所は以下になります。↓
小諸蒸留所のツアーを予約する際は、小諸駅から乗れるシャトルバスの予約も出来ます。
小諸駅にて。
今日は小諸をアピールする良い機会ということで、小諸愛溢れる小諸市民の証?とも言えるKOMOROトートバッグを装備で気合入れてきました!
予定通りシャトルバスに乗り、10分程で小諸蒸留所に到着です!
今回は、ウイスキーアカデミーのセミナー&蒸留所見学を予約してます。
セミナーまで少し時間があるので、施設内を探索してみます。
入場して受付を終え、振り向くと広がるオシャレ空間が素敵です!
奥に見えるカウンターで、お酒や軽食を楽しむことが出来ます。
入口付近にある、お土産コーナーの光景です。
飾り付けがこれまたオシャレで、あちこち気になってしまいます…
個人的には、一つ上の写真にあるガラスの平皿?がすごく興味ありでした!
セミナーの時間が来たので、2階に移動中。
この写真の左上の部屋ですが、ほんの少し前までイアン・チャン氏が作業されていたそうです!
世界的マスターブレンダーの作業光景、是非とも見たかったです...残念...
セミナー室はこんな感じです。今回は、参加者が我々のみだったため、講師の方と近い距離間で学ぶことが出来ました!
講師の方曰く、土日等は大勢の方が参加されているとのこと。
こちらが、今回のセミナーにおける使用教材一式です。
ウイスキーストレート3杯に、ハイボールです!
今すぐ乾杯!といきたいところですが、今回はお勉強ですので必死に我慢です...
今回受講したのは、「Tasting 101 基礎を知る ~初級~」というコースでして、「ウイスキーの嗜み方を身に付け、素敵なウイスキーライフを送れるようになる(Webサイトより)」ことを目的としています。
他にもコースがいくつかあり、コース毎に認定証を頂けるので、コンプリートを目指してみるのも面白いと思います!!
セミナーはとても充実した時間で、大変勉強になりました。
詳しい内容は実際に受講して確かめてほしいですが、講師の方の説明が大変面白い上に分かりやすく、受講後は今すぐバーに行きたい気持ちになりました!!
以下は、学べることの一例です!
[Question] 日本では、ハイボールという飲み方が有名ですが、 海外ではハイボールが通じません。 では、どのように注文すればハイボールを飲めるでしょうか? ↓ [Answer] 「ウイスキーストレート+炭酸水チェイサー」で注文です! 英語で言うなら「Whisky and soda,please.」となります。 この注文方法を知っていると、国内のバーでも一目置かれるかも?
ウイスキーに興味がある方は、是非とも受講してみてください!(美味しいウイスキーも飲めますよ~)
続いては、製造が行われている区画の見学です。
内部は撮影禁止でしたので、ガラス越しに撮ったもので雰囲気だけでも感じ取ってください!
※いけっち自前の高性能カメラによる写真です!
こちらの木のタンクで、原料(大麦等)からの抽出物を発酵させています!
ここまでの工程は、ビールを作る際とほぼ同じとのことです。
それはそれで飲んでみたい...
蒸留中の原酒を確認する器具でしょうか?
詳細はわかりませんが、とてもオシャレ素敵な装丁でワクワクしますね。
このスチルポットで蒸留を行います。
蒸留を繰り返すことでアルコール度数が高まっていき、最終的にニューメイク(熟成前のウイスキーの原酒、この時点では無色透明!!)が出来上がり、樽詰めに進みます。
次に、見学コースは貯蔵庫へ移動となります。
樽詰めされたニューメイクが、貯蔵庫へ運ばれます。
これから熟成して、あの美しい色合いが付いてウイスキーが出来ていくんですね...
貯蔵庫へ向かう道には雪や凍結がありました。
浅間山が近いこともあり、市街地より気温が低いです...足元に気を付けましょう。
こちらが貯蔵庫です!
樽と熟成が進んだウイスキーをイメージしたデザインとのこと!
樽詰めされたウイスキーをこちらで熟成させます。
冒頭でも書きましたが、ここで熟成させたウイスキーが2026年頃から世に出てくることになると思われます!
ここにある樽は、バーボン樽とシェリー樽で、いろいろな国から購入しているそうです。
バーボン樽とシェリー樽では熟成時の色合いや風味が変わってくるので、そういった違いも楽しみの一つですね!
見学コースは以上となり、後は帰りのシャトルバスまでまったりお酒と軽食タイムです!
施設入場した辺りの写真に出ていたカウンターで注文となります。
よっち注文のカクテルとミックスナッツ(ナッツにピントが合ってる写真がなく、すみません...)
このミックスナッツ、美味しかったので、個人的にお土産として購入しちゃいました!
たけっち注文のカクテルとローストビーフサンド
写真ではわかりにくいですが、氷にも小諸蒸留所の刻印が入っており、こだわりを感じます!
小諸蒸留所、想像を遥かに上回る素晴らしいところでした!
雄大な景色を眺めながらのお酒とお食事、取材に来ていることを忘れてしまいそうなひと時を過ごせました!
是非皆様も小諸に遊びに来て、小諸蒸留所での素敵体験を味わってみてください!
小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル後も、小諸蒸留所のセミナーや見学は体験出来ますので、小諸に遊びに来てくれると嬉しいです!
この後はシャトルバスに乗り、小諸駅まで移動します。
前編はここまでとなります!後編は、小諸駅近辺の注目スポットを周っていきます。