信州の冬といえばスキーや、スノーボードなど雪の体験が多いと思いますが、
楽しく、美味しい体験もありますよね?
そうです!!「わかさぎ釣り」
「わかさぎ釣り」と言えば冬遊びの定番でしょう。
釣り好きはもちろん、観光客にも人気のあるアクティビティではないでしょうか。
今回は野尻湖へ、わかさぎ釣りに行ってきましたのでご紹介します!
どんな感じなのかなぁ、と体験したいと思ったときに気になりますよね。
今回のブログが参考になれば幸いです。
担当するのは、釣り自体が初体験のM氏と、
初めてのワカサギ釣り釣果は3匹だったTです。
さて、今回のスケジュールです。
09:00 小諸IC 出発 → 信濃町IC ↓ |
10:30 野尻湖 湖畔散策 ↓ 11:00 スピンネーカー 集合 ↓ 先に出向済みの乗り合い船へボートで移動 |
11:30 【わかさぎ釣り】開始 ↓ |
15:00 【わかさぎ釣り】終了 ↓ |
16:00 釣ったわかさぎの天ぷらを喰らう! ↓ |
17:00 信濃町IC出発 ↓ |
18:30 小諸IC 到着 お疲れ様でした。 |
まず「わかさぎ」とは?
(公魚、鰙、若鷺、学名 Hypomesus nipponensis)は、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚類の一種。日本の内湾や湖に生息する冷水性の硬骨魚で、食用魚でもある。
漢字で「公魚」と書くのは、かつての常陸国麻生藩が徳川11代将軍徳川家斉に年貢として霞ヶ浦のワカサギを納め、公儀御用魚とされたことに由来する。
地域にもよるが産卵期は冬から春にかけてで、この時期になると大群をなして河川を遡り、淡水中の水草や枯れ木などに付着性の卵を産みつける。卵の直径は1mmほどで、1匹の産卵数は1000粒から2万粒にも達する。寿命は概ね1年で、産卵を終えた親魚は死んでしまうが、北海道、野尻湖、仁科三湖など寒冷な地域では2年魚、3年魚も見られる。
― 出典『わかさぎ – Wikipedia』
今回のように湖にいる「わかさぎ」は一生をそこで過ごすため、1年中釣ることができるそうです。
ただ、冬の「わかさぎ」は繁殖期となり脂がのる美味しい季節となります。
釣って美味しく頂く最盛期は10月から3月となります。
特に旬の時期は2月下旬から3月上旬と言われていますので、狙って行ってみましょう!
テレビなどで取り上げられている氷に穴を開けて釣りをする「穴釣り」は、ここ野尻湖では行われてはおりません。ではどのような場所で釣りをするのか?
「ドーム船」と呼ばれる船で、船底に開いた穴(浸水はしない構造です。)から釣りを楽しむことができます!!
船内にはストーブもあり暖かく、また釣りに必要な釣竿、道具、餌まですべて借りることができます。必要であれば現地ですべてを揃えて出迎えてくれますので、初めての方でも気軽に楽しむことができます!
今回はまさにこの状態です(笑)
お昼のお弁当も用意していただきました!
釣り方も船長が丁寧に教えてくれます。
お世話になったのは「スピンネーカー 」さんです。
宿泊・レストラン・レンタル釣りボート・マリンスポーツ・ワカサギ釣り屋形船などをされており、1年を通じて、アウトドアの魅力を発信されているお店です。
こんな「至れり尽くせり」な状況から、魅力をお伝えしたいと思います(笑)
朝9:00に小諸出発です。
天気は晴天。順調に高速を進みます。
途中、PAにより休憩を取ります。まだまだ秋を感じられる景色です。
車中、M氏より試してみたい餌があると、「ラムネ」「グミ」が出てきました。
前日に買ってきたとのことです。(笑) 釣果は後ほど報告します。
野尻湖への最寄りICを降りて、休憩がてらコンビニに寄りました。
見上げると空は曇っており、雪が舞っています。
地面には雪が溶けずに残っています。
回りの木々も葉っぱは落ちていて、ここは冬の景色となっていました。
気づけば時刻が10時45分。出発予定が11時ですので移動します。
野尻湖入口には目印となるナウマンゾウの像があります( ̄▽ ̄)
その信号を右に曲がり、5分も走れば「スピンネーカー」へ到着です。
荷下ろしをしているとお店の方? お出迎えです。
看板犬でしょうか。可愛いです。
今回は手ぶらで来ていますので、店内で仕掛けや、餌などを購入して桟橋へと移動します。ここからボートに乗ってドーム船へと向かいます。
目的のドーム船までは約10分弱でしょうか。
風も冷たく、寒いのですが野尻湖畔の景色を湖上から見れたので貴重な経験です。
カッコよく撮れたのでのせてみました。(笑)
天候も良くなり青空も見えます。遠くに見える山は、だいぶ白くなってます。
さて、今回お世話になる船が見えてきました。
パッと見、家のようです。
後部にはボートのエンジンが見えますので、やはり船なんですね。
船内にはトイレも完備されています。
長時間の釣りも快適に過ごせるようになっています。
(ボートを横付けする時は揺れるため、動かないでくださいと言われ、
船へ横付けする写真はとれませんでした。)
船内に入ると暖かさでメガネが曇るほどでした。
中には既に他のお客さんがいて、みなさん静かに釣りを楽しんでいます。
実は船の出航時間は8:00なんですね。でも我々のように途中参加も可能です。まさに至れり尽くせり!!
早速二人に割り当てられた場所で荷物を広げレクチャーを受けます。
船内ですが両側面に仕掛けを落とせるようになっています。(釣りマスと言うらしいです。)
注意事項があります。気を付けましょう。
釣り場所はこんな感じです。
竿も仕掛けも非常に小さいです。
餌も小さいです。
この餌は釣り用語で「サシ」といいます。今回は白サシと紅サシ(食紅等で赤く染めてある)を使用しますが、特に違いは無いそうです。
最近カスミ目が増えたおじさんには紅サシのほうが見やすいという利点があります。
小さな針に小さなサシを付けます。
これがまた素人には厄介でして、なかなか針に刺さってくれません(TT)
元気にもぞもぞと動いて逃げるので、指先でギュッとつまんで、一気にグサッとします。
更にこのままだと大きいのでハサミでチョッキンします♪
ちなみにサシとは何なのかここでは敢えて説明はしません。お魚さんが近寄ってくる魔法のアイテムだと思ってください。
拡大しても決してインスタ映えはしません。
無事5つの針にサシを付けたら、いよいよワカサギ釣り開始です!
重りを水中に落とすと・・・勢いよく糸が出ていきます。
湖底まで約25メートル。その近辺にワカサギの棲み処です。まさかそんなに深いところに棲んでいるとは!!
M「ちまちま釣るんじゃなくて、虫取り網を使ったら大漁間違いなしじゃないですかね!!」
・・・浅はかでした。
しばらくは戸惑いながら仕掛けを投入していましたが、回数を重ねるごとに慣れてきます。徐々に小さなアタリもわかってきます。
開始から1時間。どうです? 釣れましたよ!!
M氏
ここで頼んでおいた、お昼(お弁当)です。
もちろん持込も可能ですが、手ぶらでできるワカサギ釣りが今回の魅力!!
お味噌汁まで付いてまさに至れり尽くせり!!(社内で流行らないかな?)
結構なボリュームでした。美味しゅうございました。(完)
食レポもそこそこに後半の部に突入です。
魚の喰いが渋くなったように感じます。
ここで奇跡を信じて餌替えです!
そうです! 行きの道中にM氏より提案されたグミです。
小さめに切って針につけます(笑)
(ラムネは、すぐ溶けてしまうので試す価値無しと早々に却下です。)
10回ほど試したでしょうか。
見事に釣れません!!いや、釣れてはいるのですが、
グミ餌が付いた針には全くかからないんです!!
疑似餌に見えなくもないですから、
釣れるかも!と、少しは期待していたのですが、まぁダメでしたね(笑)
改めて通常の餌に戻して再開します。
集中すると無口になりますね。釣り時間は15:00までです。
黙々と釣りをしていました。船内に流れるラジオから、15:00の時報が鳴り、終了となりました。釣果はこちらです。
左側の白いザルがTで、右側の黄色のザルがM氏となります。
かろうじて、経験者の面目を保てたでしょうか(笑)
大差はないですね。
片付けを始めると船が動き出しました。
今まで釣りをしていた場所が川のように流れています。
行きにボートに乗った桟橋まで戻ってきました。
天候がすっかり変わり、霧が濃く、雪が降っています。
他のお客さん達は桟橋につくなり早々に撤収していきましたが、
私達はこれから!! 釣ったワカサギを食します!!
「スピンネーカー」さんは、サービスで天ぷらにしてくれるんです!!
ワカサギ♪天ぷら♪
店内に戻り、釣ったワカサギをお渡しして待ちます。店内の様子です。
では、お待ちかねの「わかさぎの天ぷら」登場です。
美味しいです。ほっこりサクサク。クセがないのでどんどん食べちゃいます。
(ビール飲みたい!!)
あっという間になくなりました。
釣り上げた残りも持ち帰って、各々天ぷらや素揚げにして美味しくいただきました!!
(もちろんビールありです。)
さて今回のブログ旅はこれにて終了です。
釣りから食べるまでワカサギの魅力を感じた1日でした!
雪が降る中の帰路です。安全運転で帰ります。
これから雪深くなるであろう北信地域。
こんなアクティビティもいいのではないでしょうか。
<今回の旅のデータ>
歩いた歩数 706歩
歩いた距離 0.44Km
使った金額 20,350円
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