本記事は秋の上高地取材、後編でございます!
まだ前編をご覧になっていない方は、そちらから読んでいただけると幸いです。
前編のラストは、童心に帰って河原で石積みをしたところでしたね。
そろそろ河童橋の近くまで来ているはずなのですが、果たして・・・。
引き続きギャル健のレポートをお届けします。
河原から遊歩道に戻るとやや暑く感じられ、川のそばの涼しさに今さら気づきます。
河童橋が近づいているからでしょうか、心なしか人の気配が増えていくような。
5分ほど歩いた後、ついに河童橋が見えてきました。
遠目にも明らかな人の密度。
上高地銀座なんて呼ばれるだけあります。
ここで1つ不安が。
河童橋近くでランチ休憩をと思っていたのですが、この混雑。
どこにも入れなかったら予定変更しないとね、なんて話しているうちに・・・
河童橋に到着です!
芥川龍之介の小説「河童」に登場することで有名になった河童橋。
現在の吊り橋は五代目で、吊り橋になる前は刎橋(はねばし)がかかっていたとか。
名前の由来は昔河童の住みそうな深い淵があったからとも、橋のない時代に服を頭に乗せて川を渡る人々が河童のようだったからとも言われていますが、よくわかっていません。
わかるのは、橋の上からの眺めが最高ということ!
上流側(明神・穂高方面)
下流側(焼岳方面)
他にも絶景ポイントはありますので、ぜひぜひ歩き回ってみてください。
日中はどうしても人でいっぱいなので、気になる方は上高地に宿をとって早朝いらしてみては。
なお、吊り橋なのでそれなりに揺れます。
渡り切るのにあまり時間はかからない印象でしたが、苦手な方はご注意を。
河童橋に辿り着くまでにもお店はあったのですが、定休日だったり行列が出来ていたり。
食堂が見つからないまま橋を渡ってしまった三人は、吸い込まれるように正面の建物2F「五千尺キッチン」さんへ。
ランチ難民にはならずに済みました。
あとから気づいたのですが、なんと前回2017年と同じお店だったという。
五千尺キッチン(旧 河童食堂)
五千尺ホテル別館2階
営業時間:11:00〜15:00
公式サイト:https://gosenjakukitchen.jp/
先に注文してから着席するシステムで、注文待ちの列に並ぶ間にじっくりメニューを選びます。
店内からは河童橋が見下ろせます。
窓際の席なら眺めながらの食事も。
テーブルで待っていると、店員さんが料理を運んできてくれました。10分もかかってないと思います。
早朝出発してから飲まず食わずで歩き続けた三人の体に、ホテル併設食堂の美味しい料理が流し込まれていく・・・
ランチ時間は長めに確保していたのですが、空腹も手伝って思いのほか早く食べ終わってしまいました。
時刻は13時半過ぎ。
これは、もしかして上高地温泉ホテルで日帰り入浴できるのでは・・・?
実は、計画段階で温泉ホテル日帰り入浴の案は出ていました。
ただ、河童橋でランチ後に向かうとして、入浴時間やバスターミナルに戻るための時間も考えるとそんな余裕はない、帰りが遅くなってしまう・・・と。
ところが今、30分ほどの余裕が生まれてしまった。
ちょっとギリギリだけど、この後の予定を調整すれば行けるかも。帝国ホテルにも寄れる
たけっちとギャル健の温泉好きの血が騒ぎます。
せっかくのチャンスなんだから、上高地の温泉に入ってみたい。いや、入る!
やすなりは温泉好きではありませんが、説得するまでもなくあっさり了承してくれました。やさしい。
休憩して軽くなった体で、先ほど通り過ぎた上高地温泉ホテルへ向けて出発です。
最後に河童橋を振り返って。
こんにちは!今年2回目の登場のたけっちです!
前回は小諸近辺で飲んだくれ~な一日を過ごしましたが、今回はお酒一切抜き!
登山靴にリュックを身に着けて、それなりに登山モードで参加です。(今回のルートはほぼ平坦なので、ここまでの装備が必要だったか?と言われると・・・ですが)
さて、河童橋を後にして、温泉まで反対側の梓川沿いをひたすら進みます。
反対側から見る上高地の景色も乙なものですね~
ちなみに、遠景の山々が白く見える箇所がちらほらありますが、これは雪ではなく、砂だそうです。
対岸は、先ほど立ち寄った賽の河原みたいな場所です!
上高地温泉ホテルには、再度田代橋・穂高橋を渡って、対岸に行く必要があります。
上高地温泉ホテルに到着しました!(河童橋に向かう時にここを通ってるので2回目ですが)
温泉は、写真最奥に見える建物から入場となります!
上高地温泉ホテル
日帰り温泉営業時間:7:00〜9:30、12:30~15:30
公式サイト:http://www.kamikouchi-onsen-spa.com/spa/higaeri.html
券売機で利用券を購入し~、ロッカーに荷物を置いて~、さて入浴~、と思ったら、ここでちょっとトラブル発生!
更衣室の入り口にて、暖簾は「男湯」と書かれているが、脇の看板には「ご婦人用浴室」と書かれている・・・(逆も然り、時間で入替式なのかも?)
恐らく暖簾が正なのだと思いたいが、どちらの表記を信じればいいかわからず、下手に中に入るわけにもいかず、困惑する三人。
受付の人に聞こうとしたが離席中?で不在・・・ホテルのメイン棟に行きスタッフに声をかけるも、担当外のためか正解がわからず、いろいろ聞いて回って頂けてどうにか暖簾が正解との回答を得られました!
スタッフの方、ありがとうございます!!
少々トラブルはありましたが、無事入浴してきました!
お風呂は基本的に撮影NGのため、写真はありませんが、何とか文章だけでお伝えします!
構成としては、大きめの内湯が一つと、脇から露天風呂に行くことが出来、そちらにも内湯と同等くらいの浴槽が一つあり、他に壺湯ならぬ樽湯が2つあります。
内湯は体感41度くらいのお湯に、ほんのり硫黄みたいな香りがします。
一方、露天風呂は内湯より少し熱めで、41~42度くらいあるのかな~って印象。
森に囲まれた岩風呂といった様相で、静かな雰囲気を味わいながらのんびりと入れます。
やすなりは久々の温泉だったようですが、樽湯が気に入ったのか何度も出入りしてました!
上高地の雄大な自然の中で入る温泉を堪能した後は、沢渡に戻るためにバスターミナルへ向かいます。
・・・が、その前にギャル健のために一か所寄り道していきます。
こちら、上高地帝国ホテルになります!
何故、ここに立ち寄ったかと言いますと・・・
計画時、ギャル健が「帝国ホテルのランチを是非とも堪能したい!!」と強く要望していました。
しかしながら、帝国ホテルのランチはなかなかに高級なお値段だったこともあり、今回は断念となりました。。。
そんな経緯もあり、ギャル健が帝国ホテルの看板を見る度に「ここで食べてみたかった・・・」とぼやきます。(笑)
ランチはプライベートで行ってもらうとして、ホテルの前だけでも見ていくことになりました!
せっかくなので、帝国ホテル前で記念撮影!!
恥ずかしいので、顔出し画像は小さめ+拡大不可でご勘弁ください・・・(*ノωノ)
ギャル健の溜飲が下がった?ところで、改めてバスターミナルに向かいます!
バスターミナル到着!
・・・と思ったら、帰りのバス待ち行列がとんでもないことになってました!!
予定変更で上高地の温泉に入ることになり、バスの時間をずらしたのですが、そこが裏目に出て、ピークの時間に重なってしまったようです。
結局、4台くらいバスを見送ってどうにか乗車出来ました。
ここで1時間くらいはロスしたかもしれません・・・
沢渡駐車場まで戻ってきた頃には、日が沈み始めてました。
さすがに3人ともお疲れモードでしたので、沢渡バスターミナルの売店でシャインマスカットのソフトクリームを頂きながら一服。
一息入れて落ち着いたところで、安全運転で小諸まで帰還です!
お疲れ様でした!!
そんなわけで、3人の上高地珍道中、如何でしたでしょうか?
前編と同じように、後編の進行ルートも図に落とし込んでみたのですが、わかりやすいとは言い難い動きをしてしまってますね・・・
https://www.kamikochi.or.jp/
こうなったのは予定変更が原因ですが、おかげで当初予定より楽しい旅になりました。
アウトドア好きなたけっちとしては、上高地に是非ともキャンプ目的で行ってみたいなと思っています。
ただ、乗り物が途中までしか行けない事を鑑みると、装備をだいぶ厳選しないと重量オーバーでたどり着くことすら出来ないのが悩みどころ・・・
まずは、いいキャンプギアを探すところから始めていきます!
それでは、今回もありがとうございました!