小布施〜栗と北斎を探して〜(後編)

小布施の旅、後編をお送り致します。
今回の担当は、H よりバトンを受け取った I  がお届けいたします。

女子ふたり旅、後半は小布施で日本酒と絵画に酔いしれてまいります♪
まずは、旅の予定を再確認です。

8:37 小諸駅 発
↓       (小諸→長野→小布施)
10:39 小布施駅 着
11:00 桜井甘精堂 本社工場
↓    工場見学
12:00 Lunch
13:30 松葉屋本店                ←今回はここから
↓    酒蔵見学
14:10 北斎館
15:30 お土産探し
16:02 小布施駅 発
↓    (小布施→長野→小諸)
18:06 小諸駅 到着
お疲れ様でした。

いざ、酒蔵見学のため、「松葉屋本店」さんへ

美味しいランチをいただき、「栗の小径」を抜けたところで道順を確認!!

移動開始、とぉー!

 

 

ちゃっ。「松葉屋本店」さんに到着。

松葉屋本店

住所:長野県上高井郡小布施町小布施778
TEL:026-247-2019
FAX:026-247-3002
営業時間:8:00~18:30
HP:http://www.matsubaya-honten.co.jp/

※実際は、テクテク、すたすた歩いています。しっかり歩数稼ぎますよぉ。

 

よーし、おじゃましま~す。

早速ですが、酒蔵を見せてくださいm(_ _)m

 

 

まず、お出迎えしてくれたのは、こちら!!

どど~ん!! 釜です。

 

この大きな釜で、日本酒を作るお米を蒸すそうです。
蒸しているときの室温はかなり暑くなり、職人さんは汗だくだくだそう。
※既に仕込みの時期が終わっているとのことで、今回は動画で見せていただきました。今度は、蒸気を元気に出しているところを是非Liveで見たいっす!!

釜の次は、、、

またまた、ど~ん!! 土蔵の扉。

ず~っとこの蔵を守っている頑丈な扉です。風格がありました。

 

 

ん? 何か書いてありますね。

これ読めますか?

 

 

 

 

 

正解は

「昼間ノ出入ヲ禁ズ」
(「書」の下に「一」と書いてあるのが、「昼」の旧字体なんですって。)

 

ははぁ~、私たちは読めませんでした(●´ω`●)ゞ

読めた方に拍手です!!パチパチパチパチ

 

 

この扉をくぐり、蔵の内部へ潜入します。
スリッパに履き替えてっと。。

お~、樽がずらり。サイズもいろいろ。
左右の壁にびっしり、キッチリ並んでいました。
そして、日本酒のかおりがよりいっそう強くなり
枡に入った、日本酒を口元に持っていった時の感じ♪

 

 

さらに奥へ行くと、また違うお部屋が。

蔵の奥まで来ると、ちょっと寒くなってきました。

ここが、仕込みを行うお部屋だそうです。

テレビとかで見たことないですか?
職人さんが樽に長い棒を入れて混ぜている、あの場所です。

 

 

ここで、色々とお酒についてお話を伺っていると、長野のお酒の話に。

長野のお酒には「顔がない」といわれることがあるそう、

 

??「顔がない」??

 

 

どうも長野の土地柄なのか、小さな酒蔵が数多くありそれぞれ特徴があるので「長野県=○○な酒」と表すのが難しいとのことでした。後で調べてみたところ、長野県は全国でも有数の酒蔵の数なんですって。

酒蔵めぐりも楽しそう、えぶえぶの企画でやってくれないかなぁ、酒蔵めぐり |ω・`)

 

 

お話も色々聞けてだいぶ寒くなってきたし、そろそろ蔵を出ようとしたときに気が付きました。

樽に数字が書いてある!

あれ、こっちにも書いてある!

よく見ると全部の樽に書いてあるようです。

 

Q. あの数字はなんですか?

A. 樽の内容量ですよ。同じ大きさの樽でも、細かいデコボコや塗装の関係で1つ1つ内容量が変わるため、樽を購入したらお水を入れてひとつひとつ内容量を量るんです。

買ったら、そのまま使うんじゃないんですね。

本当に色々とお話が聞けて楽しかったです。

どうも、ありがとうございました。

 

 

 

それでは、改めて蔵を出ると、暖か~い。

土蔵の断熱力を実感!!

 

 

 

店舗まで戻ると、製造しているお酒を試飲をさせていただきました。

※実はあと数本(にごり酒など)出していただいたのですが、お土産選びとお店の方とのお話を楽しんでしまい写真取り忘れちゃいました。すみません。。。

好みってやはり分かれるようで...

日本酒好き?相棒のHは、しっかり味の「原酒」がお好き♥
■原酒・・・造ったまま、ありのままのお酒。

私は、原酒を少しお水とブレンドし飲みやすくしたのが好み。

 

そして、いくつかの試飲とお店の方とのお話をしながら選んだお土産がこれ↓

酒粕はこんな感じにしていただきました。

コップの中は、甘さ控えめ甘酒。簡単にできました。
お皿に乗っているのは、酒粕をトースターで焼いただけ。
ちょっとチーズみたいな味噌みたいな風味でクセになりそう((*´゚艸゚`*))

どれも美味しくいただきました。
呑んで・食べて思いっきり堪能できました。

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

って、まだ旅は終わりません。

よし次は、絵画!!
タイトルにもある北斎さんの作品を楽しみましょう。
いざ北斎館へ、、、

 

あっ!

ちょっとその前におやつを。。。

さっき食べたばかりでは??

 

いやいや、女子は甘いものに  貪 欲  です(´∀`*)
小布施に来て、モンブランだけでは満足いたしません!!

 

ということで、おやつタイム♪♪

おやつは、「小布施 味麓庵」さん。

小布施 味麓庵(みろくあん)

住所:長野県上高井郡小布施町大字上町981
電話・FAX:026-247-6877
フリーダイヤル:0120-036-929
HP:http://mirokuan-sanei.com/index.php?m=originalpage&p=pages&id=4

「福栗焼き」(1個 ¥320)です。

今川焼きのような感じですが、思いのほかおっきい!!

それに中は、栗 くり クリ !!

栗餡に栗の実がごろっと、丸々ひとつ!そしてお口の中は栗の風味でいっぱいです。う~ん、美味でございます~。

 

 

 

おやつも食べたし、では、改めて、北斎館へ、、、、、、

 

あっ!もう少しご紹介したいことが。。。(今度はナニ?!)

小布施の町を歩いているとちょこ、ちょこ、こんなものを目にします。

「通り抜けできます。」「通り抜け可」

普通は「通り抜けは固くお断りします!!」てな看板があるけど・・

調べてみてみました。

すると、小布施には「外はみんなのもの、内は自分たちのもの」という文化があるようです。簡単に説明すると、「他のお家のお庭だけど、お外だからお庭通り抜けさせていただきます」ってことで「お庭ごめん」の文化だそう。

「お庭ごめん」の文化は、通り抜けだけでなく「おぶせオープンガーデン」という取り組みにも繋がっています。個人のお宅の庭で、お家の人が丹精込めて育てたお庭を見学できるそうです。

小布施の楽しみ方はいろいろありますね。

 

 

 

では、今度こそ、三度目の正直、北斎館に向かいます!!

とぉぉ!!(やっと行った。。)

ちゃっ。「北斎館」に到着。※ちゃんと歩きましたよ♪

北斎館

住所:長野県上高井郡小布施町大字小布施485
TEL:026-247-5206
FAX:026-247-6188
HP:http://hokusai-kan.com/

 

企画展示がやっているとの情報を事前にもっていたので楽しみ↑↑

えっ!!平成29年3月29日(水)!!

お、終わってる。。。。。。。

※今回の旅は 3月31日(金) に行われたものです。

 

 

 

 

 

 

 

むむむっ!!

「好評につき4月3日(月)まで会期延長」!!

 

良かったぁ、本当に、ほんどぅによがったぁ(涙)
私たち、工場見学も酒蔵見学もいろいろとあったから、またかと。。。

工場見学:本日の午前の作業終了。。。(前編)
酒蔵見学:仕込み時期終了。。。(本編冒頭)

神様は見ていらっしゃったんですね、私たちの日頃の行いを。

では、早速行きましょう!!

あっ、あ~。
ここで残念な事実をお伝えしなくてはなりません。

 

 

 

北斎館は

入館料を払って

素敵な絵画と出会うところです。

 

 

 

 

ということで、

ご理解いただけますでしょうか。

 

 

 

 

 

そう、館内での撮影禁止です。。。

何卒ご容赦ください。

 

 

 

でも、現地に行った私たちは、しっかり楽しんできました♪
有名な「富嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」などの数々の作品が展示されていました。

「これテレビで見た!!」(著名人にあった気分)
とか
「この時代でこの色彩はすごぉい!!」(鮮やかな色使い)
とか
「こんなのも書いていたの!!」(櫛の絵柄等)
とか、、、、、

もう、完全に葛飾北斎の絵画に魅了されてしまいました。
予定の電車を1本遅らせてまでしっかり楽しんできました。

少しは、この興奮を伝えたい。ということで、色々集めてみました。

みなさんも、是非、実際に行って自分の目で絵画を楽しんでください(汗)

 

 

絵画を楽しんだ後は、

お土産の第2弾。

小布施といえば、何度も申し上げていますが、栗 です。

そして、今回の旅のはじめに伺った「桜井甘精堂」さんの工場見学。

ということで、ド定番ですが、「桜井甘精堂」さんの「栗ようかん」に決定!!

その名も「純 栗ようかん」と「純 栗かの子ようかん」です。

 

県外出身の I にとっては、この栗羊羹にちょっとびっくり!!!!

小豆の餡ではなく、栗餡なんです!!

小豆のあんこに栗が入った羊羹じゃないんです。

 

栗餡のみで出来た羊羹、それが「純 栗ようかん」。

そして

栗かの子のように栗餡と栗の甘露煮で出来ているのが「純 栗かの子ようかん」。

どちらも絶品でございました。

 

今回の旅は、見学とグルメとグルメとグルメとちょっとだけ絵画で小布施を満喫しました。ふたりとも「もう少し、小布施を楽しみたい。」と完全に小布施の虜に。

いろんな見所があって、今度はどんな風に散策しようかと、楽しみ方がいろいろ。

ゆったりと街やグルメ、そして芸術を楽しめる場所、それが「小布施」という場所でした。

楽しみ方はあなた次第!!

何度でも楽しめる小布施へ、是非訪れてみてください。

<今回の旅データ>

歩数:8,212歩
歩いた距離:6.02km
消費カロリー:323.3kcal
使ったお金:15,980円(2人分)

 

 

 

 

ふふふ、実は、今回の旅に裏テーマを勝手に私たち決めてたんです。
裏テーマ:「小さな春を見つけよう!!」
3月はまだまだ寒い長野です。(この日、小諸に戻ったら雪でした。)
ソメイヨシノの開花も4月の中旬が定番。(先週末くらいから、開花し始めました。)

そんな中、私たちは果敢にも春を見つけようとしました。
そして、ありました!

だだん!!

木に、ひとつだけ咲いてました。かわいい。
今頃は、この木も満開の花が咲かせているのかなぁ。

よし、今度、花見に行こうっと。

 

 

 

 

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