「真夏の天体ショー ペルセウス座流星群を見るゾ!」 後編です。
前回は「こども未来館」のリポートで終わりましたが、今回はこども未来館近くの
佐久市 岩村田商店街で8月12日に行なわれた「岩村田商店街 復興支援際」レポートからスタートです!!
14:30 佐久平駅 出発 ↓ 自動車で移動 約20分 |
15:00 佐久市 こども未来館 着 ↓ 星をみるぞ! その1 プラネタリウム鑑賞 |
16:15 こども未来館内 ↓ 館内散策 |
16:15 こども未来館 出発 ↓ 歩いて岩村田商店街へ移動 約20分 |
17:30 佐久市 岩村田商店街 着 ←今回はここから ↓ 岩村田商店街「復興支援際」へ |
18:30 岩村田商店街出発 ↓ 自動車で移動。鳥忠食堂へ 約20分 |
19:00 佐久市 鳥忠食堂 中込店 着 ↓ 佐久のソールフード(?)を食す |
20:00 鳥忠食堂出発 ↓ 自動車で移動。うすだスタードームへ 約30分 |
20:30 佐久市 うすだスタードーム 着 ↓ ペルセウス座流星群観望会に参加 |
??:?? 観望会終了 おつかれさま! |
岩村田商店街の「復興支援際」は高校生による3.11東日本東北復興支援事業の一環として、高校生が中心に企画し、開催、運営をする催し。
高校生による復興支援際
岩村田商店街では平成23年に発生した「東日本大震災」を契機として、毎年、毎年、「継続支援こそ、商店街のあるべき姿」と、支援を継続してきております。その東日本大震災から5年目の節目を迎えたと思った直後の「熊本大地震」で、また新たな被災の方たちが増えることになってしまいました。岩村田商店街では27年度に引き続き、28年度も次代を担う「高校生」が支援の事業の中心となってこの岩村田の力、復興に取り組まれる、東北の方々、熊本の方々にイベントを通じて支援をさせてい頂きます。収益の一部を、被災地にお送りするための事業としております。高校生のがんばる姿応援ください。― 「 岩村田商店街復興支援際」 チラシより
商店街のイベントですが、高校生が中心となって運営しています。
写真じゃわかりませんが各お店がマイクパフォーマンス(!)して、客呼びしてました。
いや~、結構な賑わいです。
こちらは「鹿島学園高等学校 佐久キャンパス」学生による東日本大震災、熊本地震双方におけるパネル展示。佐久市が大船渡市と友好都市として交流があった、というのはこの展示をみて初めて知りました。
東日本大震災での被害が未だに忘れられない陸前高田の流木を使用して作られた「わすれな地蔵」。
くりっとした目が可愛らしいお地蔵様。お賽銭を入れ、お参りをしました。
「佐久平総合技術高等学校」生徒による農産物販売。
「佐久平総合技術高校」は佐久市内の北佐久農業高等学校、臼田高等学校及び岩村田高等学校工業科の3校が平成27年4月より統合再編した学校です。
ハッピに「北農」とあるのは統合前の「北佐久農業高等学校」の略称です。
商店街で保有しているという「pepper」!!(畳の上に佇むpepper ってシュールだわ)
なんでもpepper発売後すぐに購入したんだとか。
(つい先日、小諸市もpepperを導入したというニュースがありました)pepperのプログラムは「佐久平総合技術高校」工業科生徒が作成しています。「数字あてゲーム」に小学生が挑戦してましたが、子供の声だと聞き取りにくいらしくpepperえらく困ってました。
復興支援祭、微力ながらルミーズも支援をさせていただこうというわけで
大船渡市漁師直伝の「新鮮 浜焼肉厚帆立」を購入。(500円)
確かに肉厚だわ。
相方がFが、がぶっ!!といただきました。
「海はないですが、磯の香りをたっぷり感じられる。
貝柱の甘味、醤油の風味が広がって、おいしかった!」
岩村田商店街
http://www.iwamurada.com/
さて、そうこうしているうちに辺りは徐々に夕暮れの様相を呈してきました。
ここいらで本格的に腹ごしらえ。
老舗の食堂、鳥忠食堂さんへと移動します!(やっぱり自動車で…)鳥忠食堂さんは昔から佐久地方ではよーく知られた食堂です。
今回は岩村田商店街からほど近い、「鳥忠食堂 中込店」におじゃましました。
(佐久市内に臼田店と中込店の二店舗あります)
その名の通り「鳥肉」にこだわったメニューが特徴。
鶏肉チャーシュー(!)が入った「ラーメン」が有名ですが今回はラーメンではなく
『むしり』と『ささみカツ定食』 をいただきます。
…………ここで「むしり」って何?と思ったあなた。
むしりこそ、佐久市のソールフード!
コレが「むしり(+ライス)」です。
「むしり」というのは佐久市の中でも「臼田地区」界隈でしかお目にかかれない「若鶏の丸焼き」のこと。(鳥忠食堂さんのはももだけでしたが)
そのお味はというと外皮のパリッパリッ、カリッカリッな感じ+ちょっと強めの塩味がサイコー!!
中はとってもジューシー。肉汁たっぷりというよりサッパリだけどしっとり~な感じ。(伝わる?)
味付けは塩だけとものすごくシンプルなんですが、一口食べて「うまっ!!!」と叫んでしまいました。
ちなみにナイフとフォークは使いません。
手で持って「むしって」食べるからむしりなんです!
一方、相方Fが食べたのは「ささみカツ定食」「きめの細かい衣で、ソースはちょっと濃い目。
でもこのソースが絶品。
ささみなので普通のカツのような脂身やクセもなく、ソースとあいまって非常に美味しい!」
とのことでした♫
ちなみにご飯たっぷりでとってもお腹いっぱいですよ~。
<鳥忠食堂 中込店>
長野県佐久市中込2571
営業時間:午前11:00~午後7:30
むしり(+ライス) 800円
ささみかつ定食 750円
さぁて、腹ごしらえをしたらいよいよペルセウス座流星群を見るために「うすだスタードーム」に移動です。(やっぱり自動車で移動)
昼間の「うすだスタードーム」
「うすだスタードーム」に到着したのは20:20頃。
あたりは真っ暗でございます。
観望会は9:00開始なのですが、すでに駐車場には車がいっぱいでした。
で、すげー心配だった空の様子はどんな状況かと言うとですね………
月も満足に見えないじゃんかァ!!!!
トホホッ。
日頃の行いが悪いのかねぇ…
まあ、でも天気予報では晴れの予報だし、じっと待ってればそのうち雲が晴れてスゲー数の流星が見えるよ。きっと。(希望的観測)
スタードームの受付で入場料を払って入館します。
入館すると「まっすぐ行って右に曲がったところに望遠鏡があるので御覧ください」との案内。
こちらがその大型望遠鏡。「大型望遠鏡」暗いので写真が見にくいですがご容赦下さい。
「大型望遠鏡」は月の方角に合わせてあったのですがそこに写っていたのは「土星」
…こんな感じで見えました
(これはイメージです)
ほんとにこんな感じだったんですよ!最初、「この右下のアイコンはなんだろう?」って思ったんだから!
さて、ひとしきり大型望遠鏡を覗いた後は「ペルセウス座流星群観望」の開始です。
ドーム施設の中庭のような所に出ます。
どこに座っても寝っ転がってもOKですよ、とのこと。
なのでみなさんこんな感じ。(こちらの写真は観望会終わり近くで人が少なくなってます。長時間露光なので見難くてすみません)
歩くと人を踏みそうになります。というよりぶつからないで歩くのが難しいレベル。
私もカメラを三脚にセットして芝生の上に寝転がって空を眺めます。
ちなみに次に来るときには絶対レジャーシートを持ってくるぞ!と心の中で叫びました。
(背中痛い、冷たい)
終始こんな感じの曇空
でも、この観望会、ただ、寝転がって見るだけではありません。
ドームの職員さんがいろいろな説明をしてくれるのです。
その解説員の方がとっても面白い方で!
非常にわかりやすく、面白おかしく説明していただきました。(漫談家?と思ったくらい)
こども未来館のプラネタリウムで予習した「夏の大三角」「天の川」「ベガとアルタイル」も実際の星空の下で解説。
この解説を聞けただけでもここに来た甲斐があったなぁとおもいました。
もっとも解説の中でおっしゃっていたのが
「最近、テレビやネットで流星群を見よう!的なことが多いけど流星群はいくつもあるが休みを取ってまで見る価値があるのはふたご座流星群とこのペルセウス座流星群だけ。
また、流星群とは言ってもみんなが思っているほど頻繁に流れるわけではない。多くても1分に一個程度。なので過度の期待をしてはいけない!」
ということ。
そうなのね……期待しすぎたかな?
…と、そんな話を聞いていると おおっ、だんだんと雲が晴れてきたーーー!これで見えるかもしれない!!
いけるぞー!
と思ってからおよそ20分…
1時間に60個なんて絶対嘘だよ、だまされたよ…なんて思って寝転んでいると
左から右に光がスーっ…
おおー!
流星きたー!!
みれたー!!!
一斉に歓声に包まれる観望会場!
ついに流星が見れました!
その流星はいつもみる流星よりも少し太めで、少し長めで。しっぽの方にキラキラと神秘的な輝きを放ちながら流れていきました。
やったー!
苦節、2時間とちょっと。
やっと一個目の流星が見れたぞー!!
でも、写真は取れませんでしたよ。(上の画像はあくまでイメージです)
そんなうまくいくはずないよね。
いいよ、これからもっと見られるはずだから何度もトライするうちに一枚くらいとれるかも!
それから、さらに一時間。
この間、見れた流星は……1個。
見れた流星は合計2個。
0:00まで粘ったんだけど、ついにはまったく雲が晴れなくなり。
後ろ髪引かれながらも退散とあいなりましたとさ。
当然写真に流星は写っていませんでした。
ちなみにこの日、「うすだスタードーム」を訪れた人は
「正確な人数は不明だが200人(!)以上は来たのでは?(ドーム職員さん談)」とのこと。
いつもは「一晩に2,3組。カップルが一組なんてのもざら」だそうですが、
「毎年、この日(ペルセウス座流星群の観望会の日)だけはたくさん人が来るんだよ」とおっしゃってました。
隣にいる人の顔すら見えないような真っ暗闇の中、いつ見られるかもわからない流星を待ち焦がれる時間。
流星を見られた時、その喜びを100人以上の人と分かち合えた瞬間。
普段、味わえないちょっとしたロマンチックで贅沢な時間を過ごせただけでもよかったです。
……ああっ!でも、くやしいなぁ!!
次はリベンジしてやるぞ!10個以上見てやるぞ!待ってろよ ヽ《 ゚Д゚》ノ !!
おしまい。
<佐久市天体観測施設 うすだスタードーム>
https://www.city.saku.nagano.jp/star-dome/
開館時間
午前10時~午後10時(最終入館は午後9時)
(イベント開催日及び大きな天文現象時等は臨時開館、開館時間の延長があります)
休館日
月曜・火曜日及び祝祭日の翌日、年末年始入館料 一般500円 小中学生250円
今回の旅のデータ
歩数:5,732歩
歩いた距離:4.8km
消費カロリー:251.8kcal
使った金額(2人分):5,250円
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