2月9日から開催された平昌オリンピック、3月9日からはパラリンピックが開催され、熱い応援で日本中が盛り上がりましたね!
今週でパラリンピックも閉幕となり、なんとなく寂しい感じがします。
平昌オリンピックで試合が行われた競技の中でも、LS北見がカーリング女子で銅メダル獲得し、とても注目されましたね。
かくゆう長野もカーリングの聖地!
カーリング男子SC軽井沢が平昌オリンピックに出場しました。
今回は、カーリング男子SC軽井沢のホームグラウンド、「風越公園 軽井沢アイスパーク」でカーリングを体験してきました。
そして、ルミーズの地元長野県で開催された長野冬季オリンピック・パラリンピックは、今年2018年で20周年!
長野オリンピックにまつわる取材をしてきましたので合せてご紹介します!
Tさん・Sさん・Kちゃん・Iの女子4人で気合をいれて臨みますよー!
本日の予定はこんな感じ
09:50 小諸 出発 ↓ |
10:40 風越公園 軽井沢アイスパーク ↓ |
11:00 カーリング体験スタート! カーリングの基礎 ↓ |
12:00 ゲームスタート! ↓ |
12:30 体験終了 ↓ |
10:40 風越公園 軽井沢アイスパーク内 長野オリンピック関連展示見学 ↓ |
13:00 オリンピック 聖火台(冬季・夏季) ↓ |
13:30 昼食 リストランテ アダージオ ↓ |
16:00 小諸 到着 お疲れ様でした。 |
今回、カーリング体験をする軽井沢町「風越公園 アイスパーク」は、通年、カーリングのレーンが併設され、世界大会も行われる施設です。
長野冬季オリンピックのカーリング競技会場となった「アイスアリーナ」も、風越公園内にあります。
この大会で初めて、カーリングがオリンピック正式種目として追加されました。
現在は、通年屋内アイスリンクになっており、一般の方もスケートが滑れる施設になっています。
(それにしても、今回の取材で知った風越公園の施設の充実さにびっくり。。
カーリング・スケートのリンクに、ジム、プール、人工芝の軟式野球・サッカーグラウンドに、テニスコートと、なんでも揃ってる!)
軽井沢風越公園
http://www.kazakoshi-park.jp/
受付を済ませてから、施設の説明を受けます。
今回体験するのは、カーリング体験レッスン90分コース。
カーリングホールのレンタルもできます。
軽井沢アイスパーク
カーリングプログラム
http://www.kazakoshi-park.jp/curling-programs/index.html
カーリング体験レッスン90 3240円/名
身支度を整えます。
温かく動きやすい格好に、保護のため帽子と手袋を装着します。
こちらでは、帽子のレンタル、手袋の購入もできました。
靴は、カーリング専用靴を貸していただけます。
何だろう、ちょっと中はフワフワ?あまりピタっとした履き心地ではないんですね。
靴を履いて奥へ進んでいくと、リンクへの扉がオープン!
中は一面氷なので入った瞬間は寒い!
膝パットを装着して、、
しっかり準備体操をします。
カーリングは、柔軟性も必要になるスポーツ。
ストーンを投げる体勢をとり、しっかり脚の後ろの腱をのばします。
カーリングのリンクは、スケートと違ってオウトツがあります。
それでは、体験スタートです!
氷の上で転ぶ練習
転ぶときは、頭や、顔を守り、前へ滑るように転倒します。
本気で転ぶときには、果たしてこの体勢を取れるのか・・・不安を抱きながら、
次は、氷の上をカーリングシューズ滑る練習を行います。
氷の上を滑る練習
カーリングシューズは、片方の靴底にはゴム製のすべらない素材で、氷の上でもしっかり歩くことが出来ます。
もう片方は、つるつる滑る素材がついていました。
テフロン素材など摩擦の少ない素材とのこと。焦げ付かないフライパンの表面加工のやつ!
右利き、左利き用のシューズを履きます。
右利きの場合は、右足は滑らない靴底、左足がつるつる素材になっていました。
右足で氷上蹴り、左足で滑ります。
スポーツウーマン Sさんと、ルミーズ最年少Kちゃんはすいすい~。
Tさん&Iはひーひー言いながら、なんとか氷上を移動しました。。(笑)
ブラシでゴシゴシをするときは、ツルツル面には、ゴムのカバーをして滑らない状態にします。
ストーンを投げる練習
上部のハンドルを握って投げます。ハンドルを回転させて投げると、カーブがかけられます。
ストーンを投げる時は、左足を立てた状態で右足でフチを蹴って滑っていき、ストーンを離します。
これ、力加減が難しいのですが、少しの力でもストーンがすぃーっと滑っていくので、とても気持ちいい~
ブラシでこする練習
ゴシゴシは「スウィーピング」というそうです。
氷の表面を素早くこすって少し溶かし、その面をストーンが通過することで、滑る距離がのびます。
また、ストーンはカーブをかけて投げますが、滑る面をこすることで、カーブが緩くなり、まっすぐ進めるようになります。
そして、氷上のチリをとる効果も。髪の毛一本でも落ちていると、ストーンの軌道が変わってしまうんですって。
放ったストーンをカーブさせながら進めるか、スウィーピングを行って直線の軌道に変えるかメンバーに指示をだします。
こすれ! ⇒ イエス!イエス!
こするのやめ! ⇒ ウォー!ウォー!
カーリングの試合時間は、38分の持ち時間が決まっています。
全体の試合時間は、2時間30分と長い戦いになりますが、
1エンドは15分ほどと短い時間で、指示を出しながらストーンを投げます。
そのため、イエス!ウォー!と短い言葉で指示を出すようになったのとこと。
LS北見の話題になった「そだねー」もそんなカーリングの試合の特徴から生まれたのかも?
基本の練習タイムはこのような流れでした。
普段からの運動不足のため、ストーンを投げる体制で、若干ももがプルプル。。
ブラシでかいて、ぜえぜえ。。
体力や筋力も必要ですが、カーリングは氷上のチェスとも呼ばれ、戦略が肝となります。
後攻が有利のスポーツで、いかに相手を先行とらせ、後攻でたくさんの点を稼ぐことも戦略の一つにもなります。
ストーン配置の戦略も少しお勉強して、いよいよ実際にゲームを行います!
ゲーム開始
一緒に講習を受けていた高校生5人チーム
VS
ルミーズ女子4人+一緒に講習を受けていたキャプテン柳井さん
それではスタート!
まずは、カーリングのルールを簡単にご紹介。
約40m先の円に向かって20kgのストーンを滑らせ、ストーンが円のセンターに残ったものが得点になります。
センターに遠いチームのストーンより内側に入っているストーンが得点の対象です。
ストーンを相手チームと交互に投げていき、全員投げ終わったところで1エンド終了です。
これを、オリンピック等の公式試合の場合、10エンド繰り替えします。
時間にして、2時間30分の長い戦い!
今回は、5人チームで1人1投ずつ投げ、3エンドで終了。40mの約半分の距離でゲームをしました。
向かって右側が通常の約40mのレーン、左側のレーンが短縮されたレーン。
先攻後攻をじゃんけんで決めました。
今回の第1エンドの、先行はルミーズチーム!
この時、ストーンの色も決めます。
ルミーズ&柳井さんチーム⇒黄色
高校生チーム⇒赤色
第1エンド
先ほどの練習で習ったことを、最大限やろうとしますが、なかなか思ったところにストーンを残せません。。
高校生チームに3点!
いきなり3点とられた!
第2エンド
第2エンドも高校生チームに1点!
高校生うまい・・・
すでに2本、高校チームがとりましたが、まだまだあきらめないぞー!
ラスト第3エンド
我らのエース、Kちゃんの放ったストーンはセンター近くに!
高校生チームも、センター近くのルミーズストーンをはじこうとしますが、当たらず!セーフ!
そして、キャプテン柳井さんこの試合ラスト一投です。
いい感じの滑り出し!
イエス!イエス!
イエス!イエス!
みんなでこすって!
イエス!イエス!イエス!
こすって!こすって!
はぁ~!
2点ゲットー!!!
第3エンドでは点数ゲットなるも、4-2で高校生チームの勝利!
カーリングは、筋力、体幹、柔軟、頭脳、全部を使うスポーツ。
2時間30分の長き戦いの中継続させるのは、かなりの集中力、体力が必要ですね。
あの、もぐもぐタイムの栄養補給の必要性が理解できました。(試合の時以外は、リンクでの飲食は禁止ですよ)
カーリング、見た目以上にかなりハードなスポーツ。
カーリング侮るなかれ・・・身をもって体感です。
最後にカーリングー!
コーチの土屋さん。
親切なご指導、ありがとうございました。
アイスパーク2階には、オリンピック関連の展示もあります。
カーリングの基本知識や、歴史が学べます。
昔は、石に開けあけられた穴に指をいれて投げていたとか。
これはまさに、漬物い・・・
長野冬季オリンピックのトーチ。
アイスパーク向かいには、オリンピック中カーリング会場に設置されていた聖火台が残されています。
試合結果が掲示されていました。
試合を見ていた方は当時の試合を思い出すのではないでしょうか?
ランチは、風越公園から10分ほど、リストランテ アダージオへ行きました。
リストランテ アダージオ
スポーツをして、お腹ぺこぺこ!Bランチコースをいただきました!
パスタは少し芯のあるちょうどいい茹で加減!ソースもおいしかったー!
お腹もいっぱいになったところで、本日の取材は以上です!
カーリングの体験レッスンは60分のコースもありましたので、観光中のスポーツ体験にもよいかもしれませんね!
興味のある方はぜひ!
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