夏詣(なつもうで)~峠の力餅で力をつけて~

暑い日が続いていますね。
暑さに気をとられ、うっかりしていたら2017年も折り返し地点ですよー。

1年の折り返し地点6月30日には、全国各地の神社・仏閣では「夏越しの大祓」が行われています。
「夏越しの大祓」とは半年の間に知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを祓い清め、清浄な本来に戻る為の神事だそうです。

大晦日の「年越しの大祓」からの「初詣」。
同じく「夏越しの大祓」からの「夏詣」。
7月1日以降に年の半分の節目としてお参りをしましょうという新しい習慣だそうです。
全国各地の神社・仏閣でイベントも行われているそうですよ!

夏詣とは
https://www.natsumoude.com/%E5%A4%8F%E8%A9%A3%E3%81%A8%E3%81%AF/

ぜひお近くの神社・仏閣に夏詣にお出かけください。
https://www.natsumoude.com/%E5%A4%8F%E8%A9%A3-%E8%B3%9B%E5%90%8C%E7%A5%9E%E7%A4%BE/

 

長野県と群馬県をまたぐ県境の珍しい神社、熊野皇大神社も「夏詣」の賛同神社であります。
熊野皇大神社は以前にも訪れたこともあります。)

4年ほど前から始まったこのちょっとステキな習慣に便乗させてもらって、後厄の私T、ルミーズの末娘Yちゃん(年齢差16!)をむりやり連れ出しいってきまーす!

そして、碓氷峠名物『力餅(ちからもち)』を食べて、猛暑と言われる2017SUMMERを乗り切るチカラを蓄えますよ!!

 

旅の予定はこちら↓

いってきま~す!
08:40 小諸駅 出発
10:10  碓氷峠 見晴台 到着
10:20 力餅実食
11:20  熊野皇大神社 夏詣
12:10  見晴台 絶景を観る
12:35  見晴台 出発
13:10 ティータイム
14:24  軽井沢駅 出発
14:48 小諸駅 到着
お疲れ様でした!

 

お天気は快晴!
小諸駅よりしなの鉄道に乗って軽井沢駅に向かいます。

さすが夏の軽井沢。
平日の朝早くでも観光客の方がたくさんいらっしゃいます。

さて、ここからはレトロなバスに乗って移動です。
夏の軽井沢で見たことはあっても乗ったことはなかったんだよね~。

軽井沢の静かな森を走る通称「赤バス」
万平ホテル・旧軽井沢を経由して旧中仙道を登り、碓氷峠頂上近く「見晴台」まで走行している季節限定の路線バスです。
http://www.karuizawa-on.com/kkbc/

軽井沢駅より徒歩15分程に乗り場があります。

待つこと数分…。
来たーーーー!!
レトロなカワイイバスです。

出発進行!
車内もレトロ。タイムスリップしたかのようです。

ジョン・レノンが愛した万平ホテルや天皇皇后両陛下の訪れたテニスコートを通り抜け、美しい深緑の森を進みます。

運転手さんのご案内を聞きつつ、山道を登っていきます。
見晴台駐車場へ到着~!
下車したら目の前に群馬県と長野県の境界線が!

境界線に沿って歩いていくと力餅のしげの屋さん!
旧中山道を歩く旅人がしげの屋さんの力餅を食べて力をつけて、1番の難所と言われるここ碓氷峠を越えていったと言われています。

境界線はお店の中にも続いています。
吸い込まれるように中に入っていきます。
お邪魔します。

有名人もたくさん来店してるんですね。

あ、「お参りが先だろっ!」と思いました?
いやいや、だって力餅って書いてあるから。
力をつけてからでないと。
腹が減っては戦はできませんからね。

「いらっしゃいませー!」
お店の奥には見晴らしの良いデッキ席が。

風情のあるこちらの席も涼しそう。

ん?さらに階段が。
展望台があるようです。
登ってみましょう。

うわーっ!
眩しいほどの緑・緑・
緑にもいろんな緑色があり、この緑の美しさに感動。

見ていて全然飽きない!
緑にうっとりしていたほんの5分ほどの間にうっすら曇り空に。
やはり山の天気は変わりやすい。

緑で見えないですが、この下は願沢(がんざわ)という沢。
昔から葉に願いを込めて水に浮かべると願いが叶うことから願沢と呼ばれているそうです。
利根川の支流からの湧き水場でもあります。

おっと、ひときわ目を引く赤い扉。
なんだなんだ~?

厠!? かわや!
お手洗いですね!

扉を開けてみるとなんとも可愛らしい。

手洗い場の水道の蛇口はやかん!

こちらはメンズのおトイレ。
下部のメタルチックなのが便器でやかんを傾けると流れる仕組みだそうです。

女性のおトイレもかわいらしいフクロウさんがお迎えしてくれます。

メンズの個室トイレは鏡張りだとか!
こんな面白い厠、他にはないですね!(お店のオーナーさんに許可をいただいて撮影しています。)

さてさてお楽しみの『力餅』!
碓氷峠の出身の武将、碓井貞光にちなんで生まれたのが名物『力餅』。
貞光は幼い頃から大力無双であり、碓氷峠の大きな石も持ち上げる程の力持ちだったそうです。
この夏を乗り切るために貞光並みの馬鹿力つけちゃいますよー!

力餅は全6種類。
甘味(あんこ)
黄味(きなこ)
黒味(ごま)
胡味(くるみ)
辛味(大根おろし)
みそくるみ

鼻息荒く、
「力餅、全種類お願いします!!」

「ぜ、全部ですか?!」

「はい。」

「一口サイズのお餅ですが1皿10粒です。女性2人で大丈夫?」

「大丈夫です!」

「60粒ですよ。」

「大丈夫です。」

スタッフのお姉さん固まっていました。
「食べ切れなければお持ち帰りの箱がありますので声かけて下さいね。」

お姉さん、お気遣いありがとう!
私達、きっと大丈夫です。

待つこと数分。

きたきたー!!

いただきます!

ご覧下さい、この柔らかさ!

パクッ!

うまーい!
つきたてでないと味わえないこの柔らかさ。

おろしは大根の甘味と少々の辛味がおとなの味。
くるみは香ばしく、あんこもきなこもゴマも甘さ控えめでどんどん進んでしまいますなぁ。
甘いのとしょっぱいのって無限ループですよね。
力餅のおかげでこの夏を乗り切るチカラがついたよ。

ルミーズの末娘Yちゃんも美味しそうに力餅ほうばっています!

『彼女と力餅デートなう』

パクッ!

おいし~い♡

お茶をズズズー。
日本人に生まれた幸せ。

そうこうしている間に完食!
スタッフのお姉さん、心配かけてごめんなさい。
60粒もほらね、大丈夫だったでしょ?

私達、大力無双’s。
どんな石も持ち上げるよ。

ごちそうさまでした!

 

チカラをつけたところで、しげの屋さんの目の前の熊野皇大神社へ夏詣にいきますよ。

熊野皇大神社

石段50段を登ります。

ふぅふぅ、お腹の力餅が重い。

県を跨ぐ境界線。(以前にも紹介したことがありますね。)

お参りする拝殿も2つに分かれています。

あちこちに夏詣のノボリや提灯。

2017年残りの半年もみんなが健康で過ごせますように。
この旅ブログも引き続きよろしくお願い致します。

熊野皇大神社のお守りは神主さんのセンスがピカリ。
可愛らしいデザインばかりです。
お守りのはいったパッケージにはどれもハートマークが隠れていたり遊び心満載。

今話題の御朱印帳も大人気らしいですよ!
特別御朱印もステキ。

そして後厄のおばさん(私)は今さらながら厄除けお守りを購入。
ルミーズ本社にいるここのところ病気がちのおじさんと本厄のおじさんにも厄除けお守りを購入しました。
厄除けのお守りのパッケージにもハートマークが隠れているよ。わかるかな?

 

帰りのバスまでまだ少し時間があります。
見晴台に行きましょう。

こんな門をくぐって少し歩きますよ。

途中には「熊注意!」の看板が。
力餅を食べた大力無双’sの私達、今なら熊も倒せる。
「出てこい、熊さん!」と張り切ったものの特に熊は出てこない。

数分あるいて見晴台に到着。
狼煙台だったのも確かに頷ける。

この景色とくとご覧あれ!
本当に緑ってステキだな。

 

バスの時間が近づいています。
ダッシュでバス停まで戻りますよ~。
さようなら県境。

 

赤バスに乗車。
20分程度で旧軽井沢銀座の観光会館前で下車します。

赤バスちゃんありがとう!

 

旧軽銀座も夏の日差しです。
少し休憩しましょうか。

ミカドコーヒー

モカソフトはあまりに有名ですよね。
店内で頂くモカソフトはこんな感じ。
濃厚なのに後味はさっぱり。
添えられたドライプルーンとも合いますね!

こちらは下がコーヒーゼリー。
どちらも欲張りさんにはたまりません。
ゼリーもコーヒーの香りがイイ!

 

休憩をはさんでそろそろお土産を買って帰りますよー。

今回のお土産は軽井沢GATEAU DES CLOCHETTEのクッキー。
チーズケーキが有名なお店ですが、こんなカワイイ箱のクッキーも売ってます。

20種類以上の中から悩みに悩んで5種類をチョイス。
どれも個性があって美味しいクッキーです。
見た目もかわいくて美味しい、これは女子が大喜びですね。

 

約半日の旅でしたが、充実感でいっぱいの旅でした。
気分も新たにとっても清々しい気持ち。
残りの半年もみんな元気に過ごすぞー!
ぜひ皆様、夏詣にお出かけください。

 

今回の旅のデータ
歩数:9272歩
歩いた距離:6.3km
消費カロリー:285kcal
使った金額(2人分):11,044円

 

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神秘の原生林/白駒の池 コケとの出会い観察ツアー

暑い~~。毎日とにかくあついーー!!
なんかすずしくなるようなイベントはないのかなぁーー!!!
と、日々心の中で叫んでいる担当Kの心を読んだかのように今回の旅の指令は言い渡されたのだった。

「標高2,000メートル、白駒の池のコケ観察に行ってきて」

今年は7月~9月の期間、JR東日本と長野県が連携し、

「信州ディスティネーションキャンペーン」(以下信州DC)

という一大キャンペーンが展開されています。
それにともない、白駒の池であの吉永小百合さんが「JR 大人の休日倶楽部」のCM撮影をしていったというではありませんか!

http://www.jreast.co.jp/otona/tvcm/shirakoma.html

CMの撮影地点を探して、吉永小百合気分を味わうのも目的です。
というわけで今回の旅程はこちら↓

09:00 小海線 八千穂駅 集合
09:05 八千穂駅 出発
09:45 白駒の池駐車場 着 
10:00 白駒の池 コケとの出会い観察ツアー 
↓ガイドさんと白駒の池遊歩道を散策
12:00 白駒の池周辺 青苔荘 着
13:00 アルペンローズ 着
↓ おいしいパスタをいただく
14:30 八千穂駅 にて解散
お疲れさま!

今回の旅は夏バテぎみのアラフォー男子二人、私KとT氏が涼しい高原の旅をお届けします。

さてさて、まずは「白駒の池」というのはどこにあるのか、どんなところかを確認しましょう。

白駒の池(しらこまのいけ)は、長野県南佐久郡佐久穂町と小海町との境(境界未確定)にある池。北八ヶ岳のふもとの八千穂高原にあり、紅葉の名所として知られる。(中略)
池の大きさは面積0.11平方キロメートル、周囲長1.35キロメートルで、標高2,000メートル以上の高地にある湖としては日本一である。   wikipdiaより)

今回のスタート地点、白駒池の最寄り駅「八千穂駅」。

最寄りといっても駅から池までクルマで40分くらいかかります。
7月~9月と10月の土日祝日には無料シャトルバスを運行しているそうです。

ちなみにただいまの気温は30℃。
長野県は避暑地で涼しいでしょう!って思っている方多いですが、真夏は余裕で30℃超えるんですよ。ホント。

…と、線路の方に目を向けるとみなれないちょっとハデめな列車が停車していました。

この列車は「信州DC」の観光列車「HIGH RAIL 1375」です

小諸駅ー小淵沢間を1日3本走る観光列車で、この7月1日より走ってます。
いいなぁ、ゆったりと電車の旅してみたいなぁ…(´・ω・`)

めずらしい電車を見たところで白駒の池に向かいます。(サクサク行くよ!)

道中の風景です。
まあ、山道です。
峠ですのでカーブがたくさんあります。
クルマ酔いのある方は要注意!

なんか霧っぽくなってきた…。雨も降ってきた?

 

で、白駒池駐車場に到着したときにはすっかり雨。
駐車場は思った以上にクルマがいっぱいでした。(長野県外ナンバー多し)
白駒の池は紅葉で有名なんですが、この時期にこれだけのクルマが入っているとは予想外でした。
信州DCの影響かな?

白駒池駐車場
営業期間
4月下旬~11月上旬
駐車料金:普通車¥500 二輪車¥100
連絡・問合せ先
南佐久北部森林組合
〒384-0503 長野県南佐久郡佐久穂町大字海瀬2766-3
TEL:0267-86-4202

こちらの駐車場にはトイレや売店などがあります。

雨が降っているのでカッパを着用、会社支給の熊よけ鈴をつけて準備いたします。

ちなみに写真撮り忘れましたが気温は「18℃」でした。
八千穂駅が30℃でしたので12℃も低い!!
半袖では寒いのでカッパ着用はちょうどいい感じ。

 

さてさて、今回参加する「コケとの出会い観察ツアー」はこちら。

【コケとの出会い観察ツアー】
おひとり 3,000円(税込み) (予約制) 2名より受付
開催時間 10:00~12:00
おやきセット付き

青苔荘(せいたいそう)
〒384-0704
長野県南佐久郡佐久穂町八郡603
TEL:090-1423-2725
http://www.kitayatsu.net/home/koke-kansatsu-tour

「日本蘚苔類(せんたいるい)学会員」である青苔荘ガイドさんの説明を聞きつつ、2時間程度をかけて白駒の池周辺の遊歩道を一周します。
(ただ歩くだけなら1周約45分程度)

白駒の池周辺にはなんと485種類(後に聞いたところによると10種類くらい増えて現在は495種類くらい)のコケが生息しているのだとか。
素人にはてにおえない。

 

それでは、白駒の池 森の中へ入ります。
(写真ではよくわかりませんがこのときは小雨でした)

森に踏み込むとそこは一面、木とコケの世界!

この森は殆どが岩。
そのため、普通の植物は育たないのだそうです。

一方コケには「根」というものがありません(え!?マジ?)
水と光があれば生きていけるのがコケ。
なので、岩と木ばかりのところでも育っていけるんですね。

コケは厳しい生存競争のWinnerなのです。

森の中を歩いていると「倒木」が多いことに気づきます。

倒れた木がいっぱい。
なぜ?

これは「凍裂」という現象が起こる為。

写真を御覧ください。
縦に亀裂が入っている樹木。
これは人間や動物が付けた傷ではありません。

この地域は標高が高く冬になると氷点下20℃にもなります。
すると、樹木の中の水分が冬期間の低温で凍結、膨張して幹を割いてしまうのです。

そして、倒れた樹木に新しいコケの胞子が付着。
この原生林の新しい風景を作っていくのです。

こちらは「もののけの森」と名づけられた場所。

なるほど「こだま」がでてきそうなイメージではあります。

「白駒の池」の風景もご案内。
湖畔にもコケが。

 

池の風景その2
紅葉の季節になると木々がきれいな色を付ける絶好の撮影スポットなんですが、雨模様なので今ひとつ様にならず。ザンネン。


ここで白駒の池周辺に生息しているコケをご紹介。

NO.1 ムツデチョウチンゴケ(雌株)
白駒の池マスコットキャラクター、コケ丸のモデルとなったコケ。
日本固有種。
白駒の池を代表するコケです。
提灯のような形の胞子体(胞子を出す花のようなもの)が平均的に6個でるのでこのような名前が付いたとか。(多くの種は一株に1つの胞子体)


イメージキャラクターのコケ丸はこちら。

ちなみにコケの中で胞子体を持つのは雌株(=メス)だけ。
なのにコケ丸。
ガイドさん曰く「メスなので、コケ丸って言う名前はおかしいんだけど、このキャラクターが作られた当初はみんなコケについて詳しくなかったので(笑)」

 

No.2 コセイタカスギゴケ

No.3 セイタカスギゴケ
さっきのコセイタカスギゴケより大きい。
(比べてみないとどっちがどっちだかわかんないんだけど)

 

No.4 ウスバカブトゴケ
「コケ」とついているが地衣類(ちいるい)の一種。
地衣類は苔ではなくキノコなどの菌類に近い存在とか。(コケの紹介じゃないのかよ!)
でも昔はあまり分類が進んでおらず全部コケとして認識されていた為、そのような名前が付いたとか。
なんかべっとりしていてわかめみたい…
地衣類とコケは生存競争上のライバル。
このウスバカブトゴケは別のコケの上に覆いかぶさり、日光浴の邪魔をしています。

 

No.5 ホソバミズゴケ
通常、ミズゴケは水のそばに生息しているものなんですがこのホソバミズゴケは森林に生息。
保水性が高く、自分の体の20倍の水をためておけるそうです。
保水性をかわれて、昔は脱脂綿としてつかわれたこともあったとか。

 

No.6 ヒロハセンニンゴケ
コケと付いているがこれも地衣類の一種。
キノコのように広がっているので菌類に近いことがよく分かります。

 

No.7 ダチョウゴケ
ダチョウの羽のような形をしているから付いた名前。
でも、多くの学者さんがホントのダチョウの羽を見たことがないので似ているかどうかは「?」だそうで。
コケの和名って結構適当だそうです。

 

No.8 ヒカリゴケ
おおきな木の根っこの下に生えているヒカリゴケ。
ライトを当てるとエメラルドグリーンに光ります。
かなりわかりづらいところに生息してましたのでガイドさんなしで発見するのはむずかしいかと…

 

No.9 ツシマシッポゴケ
動物の尻尾に似てるのでシッポゴケ。
(コケの和名ってほんとみたまんまの名前が多い)
陽光があたる方向にみな一斉に伸びていっている。

 

No.10 ヤグラゴケ
コケと付いているがこれも地衣類の一種。
直立した子器(枝?花?みたいな盃とかパロボラアンテナ状のもの)の中からさらに子器が出ているのが特徴。
これを2段、3段と繰り返して塔みたいな櫓(やぐら)状になるのでヤグラゴケ。

 

No.11 クロゴケ
乾いていると名前の通り黒くなるのでクロゴケ。
乾いている状態に霧吹きなどで水をかけると一瞬で元気になるそうです。
ぜひ、その瞬間を見てみたかったんですが、この日はすごく雨が降っていたので生き生きとした緑色をしていました^^;

以上、白駒の池に生息するコケ(みたいなの)の紹介でした。

さて、もう一つの目的である吉永小百合さん出演の「大人の休日倶楽部」CMの撮影場所を探してみました。

吉永さんが木に付着している「コケ」を見ているシーン。
似た木を発見しましたので早速再現してみます。

大人の旅人倶楽部「白駒の池」編 CM
http://www.jreast.co.jp/company/tvcm/index.html?code=otona41

・・・・ゴメンナサイ。
ぜんぜん再現できてませんでした。

ポーズもアングルも違います。
そもそも、モデルが「カッパ着たおっさん」です。

・・・・いやいや、諦めてはいけません。
次はCM最後のボート桟橋のシーンにチャレンジしてみます。

この場所は白駒の池でも目立つ場所なので間違ってはいないはずなんですが…
全然似てない…

やっぱりモデルが「カッパ着たおっさん」じゃダメなんじゃ~~!!!
( TДT)
女優つれてこいや~~!!!!

・・・

最後は青苔荘さんにて「おやきセット」をいただきます。
なお、「おやきセット」と「コケ丸やきセット」が選べます、とのこと。
「コケ丸やきセット」ってナニ?だったのでそれぞれ1セットずつお願いしました。

こちら、おやきセット
長野県人のソールフード「野沢菜のおやき」とコーヒーでございます。
おやきといったらやっぱり野沢菜です。
(異論は認めません!)
当然のことながら文句のつけようのないお味!

で、こちらが「コケ丸やきセット」

!?ッ

コケ丸がいい味だしてる!

味の方は今川焼きそのものですが、皮がモチモチしていてとても美味しかったです。
コーヒーを引き立てるほどよいあんこの甘さがサイコー。

さて、白駒の池一周はたいへん興味深く面白かったのですが、いかんせん。
雨がひどかった。
二人ともカッパを来ていたにもかかわらずズボン、靴および靴下がビショビショ。

最後の方はこんな感じのどしゃぶりでしたので無理もありません。

で、↑の写真を撮った後にですね、カメラの電源が入らなくなりました・・・

【悲報】 Kのカメラ(私物)、雨で死亡!!

一応、防滴仕様のカメラだったんですが、どしゃぶりの雨には
勝てなかったようです( ;∀;)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おやつもいただきましたがさすがにお腹いっぱいにはなりません。
(雨やどりで、すこし時間を費やしたので午後2時近くになっていましたし)
山を下りレストラン「アルペンローズ」さんにおじゃまします。

レストラン アルペンローズ
〒384-0613 長野県南佐久郡佐久穂町大字高野町464−2
営業時間:11:00~15:30 17:30~22:30
定休日:毎週月曜
電話:0267-86-5810

地元ではパスタが美味しいことで有名なお店です。
今回は「夏野菜と生ハムのトマトスパゲティ」「ツナと大根のゴマ風味サラダ」を注文しました。

ツナと大根のゴマ風味サラダ
ゴマのドレッシングとツナのハーモニーがとっても爽やかな一品。

写真ではわかりづらいですが、レタスたっぷりで食べごたえ十分。
ドレッシングのおかげかわかりませんが、食べていると清涼感さえ感じさせてくれます。

 

そしてこちらが夏野菜と生ハムのトマトスパゲティ
こちらも写真からはいささかわかりづらいですがナスとパプリカがたっぷり入っていてボリューミーな一品。
実はパスタの下にはたっぷりのズッキーニが入っております。
トマトの酸味がこれまた絶妙!

乗っているのは「パルマ産 生ハム」だそうです。
塩味が聞いた生ハムは夏野菜とのコラボもバッチリ。
とっても熱ーーいんですが(食べててもなかなか冷めない)さきほどのサラダと合わせていただきました。

時期の野菜を使ったパスタはいいですね。
やっぱり、この時期のナスは美味しい、の一言です。

次はクリーム系のパスタもいただきたいところ。

夏野菜と生ハムのトマトスパゲティ 970円
ツナと大根のゴマ風味サラダ    890円

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後はおみやげのコーナー。

野辺山高原ヤツレンの「レアチーズケーキ」。
地元では「ポッポ牛乳」で有名なヤツレンのちょっとした高級スイーツです。
白駒の池駐車場の売店で売っていたので買ってきました。

牛乳にこだわりのある会社ならではの濃厚レアチーズケーキは酸味もありつつ、しっとりとした甘さがとても美味しい。

常温保存可能なので暑い季節のお土産にももってこいです!

高原のさわやかデザート
レアチーズケーキ(1箱・6個入り)      1,300円

これで今回の旅はおしまいです。
県外からお越しの際には、山小屋で一泊し、高原の夜空を満喫するのもおつなものでしょう。

標高2,000メートルの涼しさはエアコンの涼しさとはまったくの別物ですから。
(当たり前)

今回の旅のデータ
歩数:5882歩
歩いた距離:4.6km
消費カロリー:249kcal
使った金額(2人分):16,740円

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池の平湿原・信州国際音楽村~花と緑と癒しの旅~(後編)

それでは行程表をおさらいしつつ、後編スタートです。

 

地元でも人気のアトリエ・ド・フロマージュへGo!!🚙 🚙 🚙

09:00 道の駅 雷電くるみの里 集合
09:15 道の駅 雷電くるみの里 出発
09:40 湯の丸高原 着 
10:00 池の平湿原 着
↓ 遊歩道をトレッキング
12:00 アトリエ・ド・フロマージュ リストランテ フォルマッジオ(昼食)  ←今回はここから
14:00 信州国際音楽村 着
↓ ラベンダー畑の散策とラベンダースティック制作体験
16:00 道の駅 雷電くるみの里 着
お疲れさまでした!

 

…実は、台風の影響でかなり雨に降られていたんです。

(前編の湯の丸高原に到着する前あたりから。)

前回「御射鹿池と白州~水を巡る旅~」の旅人だったIさんが、車の中からとっても綺麗に写真を撮っていたので、「私も真似して撮ってくる!!」なんて意気揚々と旅をスタートさせたのに…

 

 

「ザー。」

 

「ザザー。」

 

 

「ザザー。ザザザー。」

七夕飾りに願ったのに、おかしいな…。

旅の日は7月4日。ちょっと早かったんでしょうかね?

 

 

でも、車の中では雨も関係なし!

引き続き女子トークに花をさかせ、気がつけば「アトリエ・ド・フロマージュ」へ到着。

お昼は隣接されている「リストランテ フォルマッジオ」です。

http://www.a-fromage.co.jp/archives/shop/folmaggio/

店舗 リストランテ フォルマッジオ
住所 〒389-0501 長野県東御市新張682-2
電話番号 0268-63-0121

植え込みされている花たちも、雨に濡れて生き生きしています。

 

そうそう、私、気がつけば長野に来て早16年の月日が経っているのですが、一度もこちらのレストランにお邪魔した事がなかった!!(もっと早く来ればよかった…。)

県外から来る方も本当に多いこちらのお店。近くにいると中々来ないものですね~。

なので、実は、ホントは、一番楽しみにしてました。(´艸`*)

Bランチは多いかな…。

でも、デザートも食べたいし…。

 

 

と、言う事で、

Tさん「Aランチ」

Sは「本日のランチ」魚料理にしました。

もちろん、デザート付です!!どっちも食べたいのでもちろんシェアします!!!

 

Aランチの前菜は 「本日の前菜盛り合わせ」。

(パルマ産生ハム、ブルーチーズ、自家製ピクルス、タコのマリネなどなど。)

 

生ハム、塩味が丁度良くて美味しかった…。Sはブルーチーズが苦手なので食べませんでしたが、Tさんは大好物。とても美味しそうに食べてました。

 

Bランチの前菜は 「本日の魚(スズキ)のカルパッチョ」。

透明な身はさっぱりしたお味なのですが、適度に油がのっているせいか、苦みのあるベビーリーフとの相性もばっちりでした。

 

Aランチのメインはこちらのお店名物料理の 「チーズ屋さんのリゾット」。

大きなチーズの器に入れて、テーブルでサーブしてくれます。

(女子キャーキャーポイントだったんですけど、残念ながら写真を撮り忘れてしまいました…。)

 

Bランチのメインは 「ヒラマサのグリルカポナータのトマトソース添え」。

ヒラマサは初めて食べたのですが、ブリに似たお味。油ものっており、皮目もパリッと焼き上がっていて、とても美味しかったです。

 

お楽しみのデザートもボリュームたっぷり。

Tさんは「生チーズのやわらかなムース」

 

 

Sは「自家製カマンベールのアップルパイ シナモンジェラート添え」を選び、やっぱりシェアして食べました。

「生チーズのやわらかなムース」は口の中でフワッととけてなくなるし、「アップルパイ」はジューシーなリンゴのコンポートと、チーズ風味のぎゅっと詰まったケーキ生地の香りが口の中で広がります。シナモンのジェラートも合わない訳ないですよね。

 

…。

…。…。

沢山歩いたから、カロリーは気にしなくて良いよね。良いですよね!

ね、そうですよね!!皆さん!!!

 

 

ごちそうさまをした後のお土産は、やっぱり隣の「アトリエ・ド・フロマージュ」さん。

http://www.a-fromage.co.jp/

店舗 アトリエ・ド・フロマージュ 本店
住所 〒389-0501 長野県東御市新張504-6
電話番号 0268-64-2767

 

わ~、すご~い。美味しそう~。

食べたばかりなのに、二人とも目がキラキラ☆彡しちゃいました。

 

沢山のチーズ。

 

自家製チーズがふんだんに使われているケーキ。

 

ピザの種類も豊富です。

 

お土産どれにしよう…。

 

はっっ!!試食がある。また食べる。

 

Tさんブルーチーズ好きなので、ブルーチーズの写真いっぱい撮ってました。

お留守番のみんなへのお土産も購入し、一部商品を買占め、次の目的地は「信州国際音楽村」。

 

 

駐車場へ戻ろうとした所、

「あ、気が付かなかった。ドッグランがありますね。小さいけど…?」

 

まさかのヤギ!?

雨のせいか、小屋から外に出てくる事はなかったですが、ちょっとだけお顔を見せてくれました。

 

 

思わぬ癒しポイントだったヤギさん達に後ろ髪をひかれつつ、車を走らせる事、約30分。お隣の上田市 信州国際音楽村ラベンダー畑に到着(^^♪

http://www.ongakumura.jp/uploads/photos/1041.jpg

総合案内 一般財団法人 信州国際音楽村
住所 〒386-0411 長野県上田市生田2937-1
電話番号 0268-42-3436

 

車を降りた瞬間、ふわっと癒しの香りが広がります。

これでまだ3分咲き程度。

今行ったら満開かもしれませんね。

 

香りに包まれながら受付へ。

体験するのは「ラベンダースティック」の制作です。

 

色とりどりのリボンを生のラベンダーに丁寧に編み込んでいきます。

リボンの種類もたくさん。これ女子がウキッとする所ですね。

お気に入りのリボンを1色選び…、でも、ここで結構時間がかかるんですよね。選べな~い。

 

やっとの事でリボンを選び、いざ制作。

 

説明を聞きながら、お手本を見せて頂き、真剣な面持ちのTさん。

表情が読み取れなくて残念です。

 

今日は平日。

空いているので私たち2人に対し、講師の先生が1人、2人、3人と増えていきます。

「ラベンダーは捨てる所がないのよ~。この切れ端だって、纏めてお茶の袋に入れたのをお風呂に入れたり。」

「そうそう、ごみ箱の下においておけば、嫌な臭いも防止するし、虫も来ないから~。」

なんて色々教えてくれます。

皆さん口々に、「ここで編んでいるとホント眠くなっちゃって~。」と癒し効果も絶大です。なんせ体験者談ですからね。

 

こちらの先生はリボン2本取り。しかもねじりが入ってるんですっっ。スゴイ!!

 

でも、真剣。だんだん言葉が少なくなっております。

 

一足先にお仕事の早いTさん完成!!

講師の奥様方から沢山の拍手を頂きました。

ここで作ったのは1本だけなので、残ったラベンダーはお家へもって帰ります。お家でも作ろっっ。

 

 

本日の旅はここで終了。

今回の旅はいかがでしたでしょうか。

前日からお天気で、どうなる事かと本当にドキドキした旅でしたが、始まってみれば何てことなく…?は、言い過ぎですけど、体験できない体験が出来たような気がします。

(雨の中のトレッキングなんて、大人になった私が日常だったら絶対やりません!!なのになぜか終始ウキウキした気分でした。)

また晴れた日に同じコースを巡ってみたいものです。

 

 

「あっ、ついでに海野宿、通って帰りましょうか。」🚙 🚙 🚙

http://www.unno-juku.jp/

車から降りる事が出来ず、車窓からとなりま~す。(^^)/~~~

 

<今回の旅のデータ>

歩数: 9,983歩

歩いた距離:6,988M

消費カロリー: 364.9 kcal

使ったお金:13,194円(2人分)

 

この日はいつも以上にぐっすり寝れた気がします(-_-)zzz

 

 

最後に、こちら二人で作ったラベンダースティックとみんなへのお土産です(ヨーグルトと、一番人気のブルーチーズ)。

ラベンダースティック、なんと5年ももつらしいですよ!

 

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池の平湿原・信州国際音楽村~花と緑と癒しの旅~(前編)

今年初上陸となる台風3号が接近しているこの日...。

県東部に位置する湯の丸高原 池の平湿原と信州国際音楽村へ。

花と緑に癒されに、SさんとTで行ってきました!

今回の旅プランはこちら。

09:00 道の駅 雷電くるみの里 集合
09:15 道の駅 雷電くるみの里 出発
09:40 湯の丸高原 着 
10:00 池の平湿原 着
↓ 遊歩道をトレッキング
12:00 アトリエ・ド・フロマージュ リストランテ フォルマッジオ(昼食)
14:00 信州国際音楽村 着
↓ ラベンダー畑の散策とラベンダースティック制作体験
16:00 道の駅 雷電くるみの里 着
お疲れさまでした!

待ち合わせの「道の駅 雷電くるみの里」は、地元農産物や特産品を扱う売店とカフェ・食堂などがある人気の道の駅です。

http://raidenkurumi.jp/

信州名産のそばの花から採れる「そば蜂蜜」。

独特の香りで、生活習慣病やがん予防に役立ったり咳止めに効いたりするそうです。

最近、流行りの「スティックセニョール」も置いてありました。

Sさんもハマっているみたいです。

旬のたけのこや東御市特産のくるみ、真っ赤なトマトなど、あれもこれも買いたくなってしまいます。

ところで、道の駅の名前の由来にもなっている「雷電」ですが、江戸時代に史上最強と言われた大相撲力士です。

黒星は生涯でわずか10回!

相撲の事は詳しくない筆者ですが、すごい力士だった事が分かります。

長野出身の相撲つながりで、最近では、御岳海が活躍してくれています。

御岳海には雷電が成しえなかった横綱にぜひなってもらいたいです。

 

雷電像の横には、七夕飾りが設置されていましたよ。

信州の七夕は月遅れの8月7日。

この後の良いお天気とみんなの幸せを願って、いざ出発!!

ひたすら山道を上ります。

湯の丸高原で少し寄り道して、スキー場を散策。

筆者はスノーボードが趣味だったので、冬はかなりの頻度で来ていたのですが、雪がない時に来たのは初めて。

緑の湯の丸もいいなあと思いました。

近くに牧場もあって、スキー場のコースでくつろぐ牛さん達。

スキー場から更に細道を上ります。

途中、「レンゲツツジ」が綺麗に咲いていました。

つつじの見ごろは少し前に終わってしまったようですが、最盛期には「つつじ祭り」が開催されていて、70万株のつつじの群生が見られるそうです。

池の平湿原に到着!

親切な駐車場のおじさんに説明してもらい、トレッキングスタート!

今回は「池の平三方歩道」を歩きます。

まずは、松の雌花。

松ぼっくりって茶色のしか見たことがないけど、最初はやっぱり緑なんですね...

雄花はまた別の形をしているそうなんですが、今日は見られず。残念...

 

紫色が鮮やかな「アヤメ」が咲いていました。

同じ紫色ですが、小ぶりで可愛い「ハクサンフロウ」。

「シロバナノヘビイチゴ」。

「ベニバナイチヤクソウ」。

「カラマツソウ」。

今回は行程の都合上、全ての歩道は歩けませんでしたが、奥には木の遊歩道もあり、高山植物の女王「コマクサ」も見ごろだそうです。

高山植物の見ごろはこちら。

http://tomikan.jp/yunomaru_hanagoyomi/

ガイド付きのトレッキングツアーもあります。

目的のお花があったり、お花の名前や由来が知りたい方にはおススメです。

http://tomikan.jp/tomi_trekkingtour/

池の平湿原からは、天気がいい日には富士山も見えるそうです。

今回は大雨でしたが、花たちにとっては恵みの雨で、イキイキとして見えましたよ!

山道を歩いて、お腹も空いてきたところで、お待ちかね「アトリエ・ド・フロマージュ」へランチに向かいます~

前編はここまで。

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御射鹿池と白州~水を巡る旅~

御射鹿池と白州の水を巡る旅、後編をお届けいたします。

 

前編は自然と芸術に触れて参りましたが、

今回は、人の技能と水で作られる『ウィスキー』を中心に

『サントリー白州蒸留所』からお届けしたいと思います。

 

まずは、プランと前編のおさらいします。

08:00 小諸駅 発
↓        下道で茅野市を目指します。
09:30 御射鹿池 着
↓   絵画のような景色を満喫
11:00 サントリー白州蒸留所 着 ←イマはここです
↓   蒸留所内を散策
11:30 白州蒸留所ツアー
↓   ウィスキーのお勉強
13:00 レストラン ホワイトテラス(昼食)
↓   白州蒸留所内の素敵なテラスでランチタイム
14:50 シャトレーゼ白州工場 着
↓   おいしそうなお菓子の工場見学&3時のおやつ
18:00 小諸駅 着

 

道中の山道に揺られながら移動し、

長野県茅野市にある、『御射鹿池』で自然に癒され、

またも、山道に揺られながら移動し、

ちょい長野からはみ出して山梨県北杜市にある

『サントリー白州蒸留所』へと辿りつきました。

 

サントリー白州蒸留所

住所:〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1

TEL:0551-35-2211(電話受付時間 9:30 ~ 16:30 )

HP:http://suntory.jp/HAKUSHU_D/

 

早速、受付をして蒸留所に入ります。

そういえば・・・

受付の際に、飲酒OKの人と飲酒NGの人で渡される

ゲストカードの色が違っていました。

一目でわかる工夫がされていました。

 

 

 

ちなみに、今回は我々はこんな感じの割り当てです。

旦那飲酒NG(本人が下戸であることに加え、ドライバーです。)

飲酒OK嗜む程度でございます☆)

 

 

それでは、進んでいきましょう。

入場すると、遊歩道があり、

緑がいっぱいで森林浴をしているような感じです。

 

施設内に小川も流れていました。

 

 

遊歩道を歩いていると、自然が豊かなことがわかるこんな看板もありました。

 

また、遊歩道では懐かしのCMソングも聞こえてきます。

 

 

どんどん進みましょう。

 

建物が見えてきました。

 

バードサンクチュアリがあるようですが、ツアー参加なので左へ行きます。

 

 

今回参加する『白州蒸留所ツアー』の集合場所となっている、

『ウィスキー博物館』に到着しました。

 

 

 

しかし、時間があったのでちょっとお土産を探しにショップへ。

お土産は・・・・おいおいご紹介しますね。

素敵な建物で、看板も樽をイメージさせている感じです。

 

お土産を探していると、ちょっとした休憩スペースを発見しました。

お酒の樽に囲まれて、静かな雰囲気の中で休憩できました。

 

 

ショップに併設して、バーがありここでしか飲めない貴重なものもあるそうです。

※今回は、取材で今後の工程も考えバーは行きませんでしたが、機会があれば是非行ってみたいです。

 

 

そろそろ、いい時間となりました。

ツアー集合場所の『ウィスキー博物館』へ戻ります。

 

入口の脇に何かパネルが飾ってあります。

この『ウィスキー博物館』のモデルになった山崎工場の双頭キルン(乾燥塔)

が描かれていました。復元して博物館として歴史を語っている感じが素敵です。

 

 

では、ツアー参加のために早速集合場所へ行きましょう。

遅刻しないように!!!

 

中に入ると入口でウィスキー樽がお出迎えです。

 

ツアーにあたり事前に映像とガイドさんから説明を受けます。

映像が流れるスクリーンの下にもウィスキー樽があって

???樽??

 

 

樽じゃないのが1つまぎれてますよ~!!!

わ、和太鼓です!!! 

(写真で改めて気が付きました。)

 

樽だけだとばかり思っていました・・・・。

思い込みはいけませんね♪

 

 

気を取り直して、ツアーに戻りましょう。

 

まずは、醸造・蒸留棟へ歩いて向かいます。

 

まずは、パネルとガイドさんのお話でお勉強です。

 

ウィスキーは正直よく知らなかったので、

このツアーで初めて「シングルモルト」ウィスキーの意味を知りました。

「シングル」が「一つの蒸留所」を意味し、「モルト」が「麦芽

(特に大麦の発芽させたもの)」を意味するそうです。

 

ですので、「シングルモルト」ウィスキーは

「一つの蒸留所でモルトのみで作られた」ウィスキー

となります。

 

 

次は、「モルト(麦芽)」についてお勉強です。

「モルト(麦芽)」は、文字通り「発芽させた麦」のことです。

ウィスキー作りの工程で発芽させるのために水分を含ませた麦を

乾燥させる工程があります。

乾燥の工程で使用される燃料の一部がこちらです。

これ、「ピート(泥炭)」といいます。

この「ピート」を含む燃料で乾燥させた麦芽は「ピーテッド麦芽」となり

「ピート」を含まない燃料で乾燥させた麦芽と違い、香りが豊かになって

いました。

香りはお届けできないのが、残念ですが、すごく芳醇な香りです。

ぜひ香ってみて欲しいと思います。

 

 

次は、仕込から発酵、そして蒸留について見ていきました。

「仕込」です。

2つの大きな仕込槽で砕かれた麦芽と仕込水が混ざり合い、

発酵が進みデンプンが糖へと分解されたのち、ろ過し、「麦汁」ができます。

ここで登場の「仕込水」!!

この蒸留所が、ここの土地に決めた理由の一つが、この「水」にあるそうです。

南アルプスの山々に磨かれた切れの良い軟水がウィスキーに適しているということ

でこの土地になったそうです。

 

 

「発酵」です。

仕込で出来上がった「麦汁」を発酵槽に入れて、発酵をさせ「もろみ」と呼ばれる

発酵液となります。

 

この蒸留所のこだわりが「発酵槽」なんです。

実はこれ、「」で出来ています。

「木」の発酵槽は、管理が難しいとのことなのですが、よりよいウィスキーを求めた

結果「木」の発酵槽にいきついたそうです。

発酵槽のエリアでは、木の香りとお酒の香りがしておりました。

下戸の旦那には、ちょっとキツイくらいのお酒感です。

 

 

「蒸留」です。

「もろみ」を、「ポットスチル」と呼ばれる蒸留釜で2度蒸留し、

原酒の赤ちゃん「ニューポット」が誕生します。

蒸留のポイントは、「ポットスチル(蒸留釜)」なんです。

ずら~っと並んだ「ポットスチル(蒸留釜)」は、形が様々です。

この形が重要だそうで、形の違いで多彩な味わいのウィスキー原酒が

できるそうです。

 

 

次は、ちょっとバスで貯蔵庫に移動し「熟成」についてお勉強です。

ウィスキーの独特の香味が、この「熟成」の工程で変化してくるそうです。

同じ「ニューポット」でも、多彩な香味となるそうです。

このように、熟成による変化の多彩さを「樽熟成の神秘」というみたいです。

 

それと、面白いなと思ったのがです。

ウィスキーの樽は、すべてウィスキー専用の樽を使っているわけではないんです

樽の中には、シェリー酒が作られた樽『シェリー樽』もあり、樽に残った

シェリー酒の風味が影響し、専用の樽とは違う味わいを作りだすことでした。

 

あと、ちょっと可愛らしい言葉も伺いました。

Angels’ share(天使の分け前)」という言葉があるそうです。

これは、熟成の年月によって樽の中のウィスキー原酒が少しずつ減っていき

ます。この減ったウィスキー原酒のことを示す言葉だそうです。

 

樽熟成の神秘や天使の分け前など、ちょっとロマンチックです♪

これで、施設見学は終了。

 

 

 

最後にきました、

 

 

テイスティング体験

 

 

 

 

販売されているウィスキーは、ブレンダーと呼ばれる原酒の調合職人の手により

いろいろな風味の原酒を掛け合わせて作られたものなんです。

ということで、ブレンダー気分で原酒をテイスティングしてみましょうっていう

体験をしてしました。

 

本当のブレンダーさんは、一日に数多くの原酒をテイスティングし調合を研究している

ようですが、今回は2種類の原酒と「白州」をテイスティングです。

 

 

 

テイスティングは、色→香り→味の順番でそれぞれテイスティングしていきます。

色については1つ目が一番濃くきれいな飴色となっており2つ目が一番透明度が高かったです。また、香りについては、1つ目が木の香りがし2つ目と白州は、フルーティーなすっきりとした香りです。

味については、1つ目が一番強いアルコールを感じました、2つ目はすっきりとした味わいでした。白州については、飲みやすく爽やかな味わいでした。

 

 

嫁はこの時点で、

ほろ酔い気分

です。

 

 

最後に残った1つは、「ハイボール」でいただきます!!!

実は、嫁、ハイボールが苦手であまり飲んだことがなかったのですが、

 

美味しいハイボールとここで出会いました。

 

ポイントは冷やすこと!! ウィスキーをしっかり冷やすのが重要だそうです。

※もっといろいろとポイントがありましたが、それは是非ツアーに参加して体験してみてください♪♪

 

 

今回はミントが用意されていたので、ポンとミントを叩きハイボールへ。

そして、嫁がいただきます。

ちょっと苦手なハイボールでしたが、ミントの爽やかな香りと白州のすっきりとした

味わいが嫁の中で一つとなり、おいしく、さらさらと飲めました。

気が付けば、グラスが空になっており、嫁は顔を赤らめ気持ち良い感じになりました。

おつまみも絶品で、チョコレートとハイボールがあんなに合うとは知りませんでした。

 

嫁はここで、車酔いではなく、酔っ払いへと変化していきました。

 

 

 

 

いい気分の嫁と取材を真面目にやった旦那、そろそろお昼をいただきます。

※嫁も取材は真面目にしてましたよ、ただただ酔っぱらった訳ではありません。

場所は、施設内のレストラン「ホワイトテラス」です。

屋内の席もあったのですが、今回はお天気も良かったのでテラス席でいただくことにしました。

※酔っ払いと化した嫁が、たそがれておりますね。

 

お昼はこちら。

アラカルト:チーズのウィスキー樽燻製 ¥680

旦那:打ウィスキー樽燻製のベーコンと新玉葱のカレー ¥1,280

嫁:富士桜ポークの菜園カツレツ ¥1,750

どれもおいしくて、二人ともペロッといただきました。

印象的なのは、樽燻製したチーズとカレーに乗っていたベーコンです。

樽燻製は、ウィスキーの貯蔵に使っていた樽で燻製したもので、

食べると燻製の香りとともにウィスキーの風味がしっかりとして

味も香りも絶品でした。

 

 

 

お腹が膨れたので、再びお土産を購入しにショップへ行きます。

今回のお土産は、こちら。

どれも、ウィスキーに合うのはもちろん、ほかのお酒も合いそうなお味で、

個人的には、ナッツがおすすめです。

燻製されたナッツなので、スモーキーでしっかりした塩気がたまりませんでした。

白州のグラスは、テイスティングの際に飲酒をしなかった旦那がもらったものです。

お酒が飲めない方への配慮もしっかりされていて、とても心地良い時間を過ごすことができました。

今回は参加しませんでしたが、天然水をテーマにしたツアーがあったり、ウィスキーの歴史を紹介している博物館や展望台などまだまだ見どころ満載なところでした。

 

 

 

 

 

お昼もしっかりと食べましたが、デザートまだでしたよね。

デザートといえば、暑くなってきたので、冷たいものがいいですよね。

かき氷やアイスはどうでしょう。

 

白州の名水は、ウィスキーだけでなく、おいしいデザートにも

最適ということで、アイスやお菓子を作る工場もこの土地にはあります。

 

こちらの工場では、アイスの試食ができるとのことですが、試食のアイスが目的ではありません。

あくまでも、名水とアイスやお菓子のお勉強です。

 

では、早速名水を使ったアイスやお菓子作りのお勉強しましょう。

 

蒸留所からだと車で数分の距離です。(山道はありません。)

到着しました、『シャトレーゼ白州工場』です。

シャトレーゼ白州工場

住所:〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須大原8383-1

TEL:0551-35-4611(電話受付 9:00~17:00)

HP:https://www.chateraise.co.jp/enjoy/factory_tour

 

こんな看板がお出迎えしてくれました。

 

 

早速、名水をイメージしたトンネルを通り抜け工場見学スタートです。

 

この工場では、餡とアイスを作っているようですね。

 

※こちらの工場ですが、製造機器の撮影がNGでした。

簡単な写真しかありませんが何卒ご了承ください。

 

まずは、餡づくりです。

 

餡づくりでは様々な工程で、名水を活用しているようです。

※水滴のマークの工程で名水が使われています。

 

 

次は、アイスづくりです。

アイスクリームは原料を混ぜる際に名水を使用したり、氷菓子を作る際には、原料となる氷を名水で作っているそうです。

 

アイスの試食エリアは、周りがガラス張りで、アイスの製造過程が一望できるようになっていました。

 

試食できるアイスの種類も多くて驚きでした。

アイスをいただきながら、製造工程をお勉強できました。

 

 

 

 

いかがでしたか、今回の水を巡る旅もここまでです。

長野県も山梨県も多くの山を有し、自然に恵まれているため

よりよい水を我々にいろいろな恵として与えてくれました。

また、蒸留所や工場の見学では人の水へのこだわりを知り、

美味しいお水から、おいしいものをいただけることに感謝いたします。

 

まだまだ、お伝えしきれなかったこともあったかもしれませんので

是非、実際にご自身の五感で楽しんでみてください。

 

 

飲酒の際には、運転しないようにご注意くださいね。

 

<今回の旅のデータ>

歩数:8,776 歩

消費カロリー: 338.7 kcal

使ったお金:12,478 円(夫婦で)

 

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