真田~ふるさと巡り~(前編)

 

今回は長野県上田市真田町です!

真田町は真田氏発祥の地として知られています。

 

取材当日は晴れていましたが、前日は雪が降ったので一面雪景色。
ものすごく積もったりしなくて助かりました。

まずは真田の入り口に到着です。
ようこそ真田の里へという大きな看板が出迎えてくれます。

今回は真田町出身の2人(TとH)で町内をぐるりと巡ります。

それでは真田巡り前編スタートです。

今回の予定はこちら。

08:40 小諸 出発
09:20 真田氏記念公園
10:00 長谷寺
12:00 山神神社
12:30 昼食 福田              ←今回はここまで
13:30 真田氏館跡
14:00 真田氏歴史館
15:00 信綱寺
16:00 ゆきむら夢工房
17:00 本城跡
18:00 小諸 到着
お疲れ様でした。

 

まずは真田氏記念公園。

先ほどの看板からすぐの道沿いにあります。

真田氏発祥の郷碑や真田3代のレリーフ、真田のマップなどがある小さな公園です。
真田氏発祥の郷碑は『真田太平記』の著者でもある故・池波正太郎氏が書いたものです。
普段じっくり見ることはありませんでしたが、とてもありがたい碑です。

レリーフは右から、真田昌幸公、真田幸隆公、真田幸村公です。

真田昌幸公のレリーフ

真田幸隆公のレリーフ

真田幸村公のレリーフ

 

レリーフの手前には略記もあります。

雪が積もっていてよく読めません。

こちらは真田三代ゆかりの地マップです。

真田氏記念公園は真田の入り口付近にあるので、真田を観光するときは最初に立ち寄り、記念撮影をしたり、マップでめぐる場所の確認をしたりするのもいいかもしれません。

 

次に向かったのが、今回のメイン、真田家の菩提寺・長谷寺です。
長谷寺は「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」と読みます。

まず、長谷寺の住職である宮下さんにお話を伺います。
宮下さんは住職ですが、他にもさまざまな活動を行っているすごい方です。

今回は宮下さんが代表を勤める「真田の郷まちづくり推進会議」についてお話を伺いました。

「真田の郷まちづくり推進会議」とはなんぞや??と思った方!
真田在住の2人も詳しく知りませんでした(笑)

ですが、真田にすんでいるからには知らない訳にはいかないというような偉大な活動を行う組織だとわかりました。

 

今回、「真田の郷まちづくり推進会議」の会長である宮下さんだけでなく、役員のお二人にも同席していただきました。

右から元木さん、宮下さん、城間さんです。

 

それでは早速お話を伺っていきます。

まずは、「真田の郷まちづくり推進会議」の成り立ちから。

少子高齢化が進む昨今、国も地方創生に力を入れています。その中で、地域内に小規模な単位の住民組織を作ることを推奨しています。

地方では少子高齢化や都市部への人口流出などによって人口が減り、税収が減ったり産業構造も変わったりするので、十分な行政サービスができなくなる可能性があります。そこで、不足する行政サービスを支え、自分たちが住んでいる地域を自分たちで守っていくために、地域内分権が進められています。その中で、住民が主体となりまちづくりや地域課題の解決を行う地域運営組織の形成が求められています。

上田市も2006年の合併以来、各地域の特色ある地域づくりを推進するという事で地域協議会を設置してきました。

そして、地域協議会の発展段階である地域運営組織として立ち上がったのが真田の郷まちづくり推進会議です。

 

これまでの活動は、組織基盤の整備や関係作りを中心に進めてきたそうです。

地域の人だけでは地域は回らないため、地域外との関係も重要になります。全国的に人口が減る中でいかに小さい地域を維持していくかということを考えると、たくさんの関係を築くことが必要です。

推進会議さんではこれまで真田のなかをぶらぶらして地域のいいところ探索、地域のイベントへの参加、運営に協力してくださる落語家さんなどによるイベントの企画、銀座長野でのタウンミーティング、まちてんへの出店など、様々な活動を通して関係性を築いてきました。

ちなみに、「真田の郷まちづくり推進会議」さんとルミーズとの関係もまちてんから築かれました。
今後ともよろしくお願いします。

 

今後の活動は、主に事業作りを進めていくそうです。

地域運営組織は地域経営なので、交付金がなくなると運営できなくなるため、法人格にあげ、自分たちで経営できる仕組みを作ることが求められています。

推進会議では、前身の組織である準備会からどんな事業をするか話し合ってきたそうですが、時間をかけて話し合う必要があると判断し、現在も様々な意見を取り入れながら事業を検討しているそうです。地域の拠点となる事務所を整備した上で、まちづくり計画という経営指針を作成していくそうです。

より多くの人がステークホルダーになり、第6次産業等、いかに地域課題をビジネスとして成り立たせて経営できるものを作っていくかという事が現在の課題だそうです。

また、自治体との関係性の強化や、こんなことやってみたいという案を地域から拾って実行に移すといった活動も進めていくそうです。

現在来年度事業について悪だくみをしているとのこと。

 

真田の魅力についても伺いました。

人と人との関係性が適度で、その場所に住んでいたいという安心感がある点が魅力とおっしゃっていました。
豊かな自然などは他地域にもあるような魅力なので、1番は地域の人間だと考えているそうです。
確かに、真田には都会にはない人の繋がりがたくさんあります。
地域の住人が1番の財産かもしれないですね。

また、程よい人間関係をいつも保っていけるというのが地域づくりと考えているそうです。
地域ならではの人と人との関係を大切にしていくことで、地域全体の魅力となるのではないかと感じます。

さらに、インターが近い、草津へもすぐに行ける、軽井沢へも1時間、新幹線の駅も近いなど、交通の便がいいという点も魅力として挙がりました。
田舎ではありますが、田舎すぎないのがいいですね。

温かい地域の住人に加えて、豊かな自然や、便利な交通アクセスなど、多くの魅力があります。

 

続いては真田のローカルトークです(笑)

真田は地域を絞って行くと面白い地域で、真田に住んでいる人も、住んでいる地域は知っていても違う地域の細い道は全く分からないという事は多々あります。
そういうところに入ると面白い発見があります。
一例をご紹介します。

真田のとある山奥には地面からガスが出ているところがあり、近所に住むおじいさんの話によると、火を近づけると燃える事もあったそうです。
宮下さんには、ガスが出ているところに行って火をつけてバーベキューをしてみたいという野望もあるそうです。

別の山奥には風穴があるそうです。風穴とは涼しい風が吹く穴で、かつては蚕の貯蔵庫などに利用されていました。現在はワインの貯蔵庫などに使われることもあるそうです。
現在どうなっているかはわかりませんが、きれいに残っていたら活用も可能かもしれないですね。

また、真田には7つ石というものがあるらしいです。私は全く存在を知りませんでした。どんな石があるのでしょうか。さらに、真田の7つ石とは別に、町内の赤井という地域にも7つ石があるそうです。私は赤井の7つ石は少しだけ知っています。カエル石などがあったと思います。

このように少し話をしただけですが、知らない事ばかりでした。
探せばいくらでも面白い場所が見つかりそうです。

当ブログでもこんな面白い場所の情報を発信できたらと思います。

 

最後に、地域課題への対処は楽しまないと長続きしないので、いろいろな人が楽しみながらやっていけるようにしたいとおっしゃっていました。

楽しみながら課題に対処し、真田を盛り上げていきたいですね。

 

今回は会長の宮下さんと役員の元木さん、城間さんにお話を伺いました。

皆様お忙しい中、お時間を頂戴いたしましてありがとうございました。

私たちも地域を盛り上げるため、試行錯誤していきたいと思います。

 

お話を伺った後は、長谷寺を回ります。

まずは駐車場。
駐車場には看板がいくつかあります。

次の2つは長谷寺について記された看板です。

長谷寺は真田幸隆が開山した真田氏の菩提寺です。
かつては種月庵と呼ばれていたそうです。
真田信之が松代へ移封となった際、松代に長国寺を建立したため、長谷寺はその末寺となっています。
火災等によりほとんどの建物が焼失しましたが、その後再建され、現在の本堂は昭和53年に再建されたものです。

さらにこちらの看板では岩井観音堂跡が紹介されています。

岩井観音堂跡は長谷寺から東方へ2kmほど林道を進んだところにある洞窟の中にあります。
平成21年に再建された十一面観音が安置されています。

岩井観音堂跡は今回は行きませんが、また機会があったら行きたいと思います。

 

駐車場から階段を進みます。

階段の上にある石造りの山門が有名です。

山門をくぐると六文銭がついた常香炉が見えます。

本堂はこんな感じです。

よく見ると左に馬が写っています。

藁でできた大きな馬に絵馬がくくりつけられています。

大わら馬の大きさは高さ2メートル、長さ3メートルほど。

昨年のの元旦に大河ドラマ真田丸の放送に合わせて地元の方々が開いた「真田の郷新年祝賀祭」の一環で初めて作られたそうです。
いつからかわら馬に絵馬が結び付けられるようになり、昨年は約400個の絵馬がくくりつけられたそうです。
昨年作られた大わら馬は昨年の12月末にお焚き上げが行われ、今年も新たな大わら馬が作られたそうです。

お参りした方々の願いが成就するといいですね。

奥へ進むと真田幸隆夫妻と真田昌幸のお墓があります。

こちらも雪に覆われています。

柵にも六文銭がありました。

お墓の手前には看板が立っています。

看板では真田幸隆公や真田昌幸公の生い立ちなどが書かれています。

こちらがお墓の写真です。

真ん中が真田幸隆公、左が真田幸隆夫人、右が真田昌幸公のお墓です。

ここでは5円玉などを6枚、六文銭の形に置かれているのを見ることができるかもしれません。多くの参拝客が5円玉を六文銭の形にお供えしていくのです。

今日は雪のため並べられたものは見ることはできませんでしたが、柵にくくりつけられた5円玉は見ることができました。

お墓の周囲には木がたくさん生えていて、時折吹く風で木の上の雪が舞い、キラキラと輝いていて綺麗でした。

また長谷寺は枝垂桜が有名で、春には綺麗な花を見ることができます。

こちらの山門の写真に写りこんでいる枝が枝垂桜の枝です。
ぜひ春に訪れてみてください。

 

 

続いては山家神社です。

山家神社は長谷寺から、数百メートル程のところにある神社です。

この神社は真田地域の産土神(守り神)が祀られた歴史ある神社です。
また、近くを流れる神川沿岸に暮らす人々の水分の神(みくまりのかみ)としても尊ばれています。

1つ目の鳥居をくぐります。

右側には寄付芳名板と神社の由緒が。

手水舎にすごい氷ができています。

2つ目の鳥居をくぐると拝殿が見えてきます。

写真では小さくて見えづらいかもしれないですが、屋根に六文銭がついています。

しっかりお参りします。

拝殿の横には、かつて屋根に展示されていた鬼瓦が展示されています。

立派な鬼瓦です。

また、境内にはいくつかの境内社があります。

まずは真田神社。

上田城址公園内にも真田神社がありますが、違う神社です。

ここには真田の碁盤石というものがあります。

説明には、「松尾古城に幸村の碁盤石の伝説あり人生の一手に真田四君の叡智の宿ることをお祈りします」とあります。

ここにお賽銭を納めます。

人生の選択で、最善の一手ができるようお祈りしておきます。

今日は残念ながら賛同の碁盤石には雪が積もってしまっています。

ですがご心配なく。

拝殿にも碁盤があります。

Tが碁盤を眺めています。

どこにお供えするのが最善の一手でしょうか。

また、真田神社のかつての鬼瓦も展示されています。

六文銭が入っていますね。

その他小さな境内社がいくつかあります。

さらに、境内にはハンドメイドショップがありました。

「手作り工房~結~」さんです。

最近できたようです。

残念ながら取材した日は営業していませんでした。

休みは不定休です。

行かれる方は事前にショップのTwitterやブログで営業しているか確認していくことをお勧めします。

ここで昼食に向かいます。

向かったのは山家神社から車で5分程の福田というお店です。

小学校の裏手にある知る人ぞ知る?そば屋です。

入り口には水車があっていい感じです。

なんとこの福田さん、十割そばを提供しています。

十割そば食べたことありますか?

あまり多くはお目にかかれない十割そば。

本来そば粉だけではつながらない生地を、高度な技術を用いて麺に仕上げています。

普段食べるそばとは違ったのどごしを楽しむことができます。

ぜひ本場長野の十割蕎麦を味わってみてください。

ちなみに福田さんのそばは、全て青木村産のタチアカネを石臼で自家製粉したそば粉を使用しているそうです。

 

そばについては以前取材したものがあります。

気になる方はこちらもご一読ください。

小諸~信州そば食べ歩き8選~

 

 

 

お昼を食べたところで一休み。

後編に続きます。

後編もお楽しみに!!


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下條村~奇跡の村 雨中行脚(慕情編)

魂を込めて邂逅編(前編)を書きあげた私。

ブログ担当者からの「文字ばっかり」とのクレームだって気にしません。

写真だけならインスタグラムで充分でしょう?ブログですから!

それに、

(下條村には)写真には写らない美しさがあるから。

☝今回のキーワードです。覚えておいて下さい。

 

 

副村長さんとの待ち合わせで、下條村役場にやって参りました。

写真は正面玄関のみですが、山あいの道の先に静かに佇む、実に立派な役場でした。

 

下條村観光協会さんの画像を勝手に拝借しました。晴れた日はこんな感じみたいです☟

(見るからに自然豊か!!のどかで静か!!安らぎ!!癒し!!)

画面中央の立派な建物が下條村役場です。

【下條村観光協会さんのホームページはこちら】 ☞ http://shimojo-kanko.jp/

 

役場に入ると、急にお仕事感が強まり、若干緊張し始める私とY子さん。

そもそも、副村長さんは我々を覚えてくださっているのだろうか?という疑念も持ち上がります。

奥のお部屋に通されると・・・・

「まちてん2017」以来の再会です。

宮島 俊明副村長が笑顔でお出迎え下さりました。

ご無沙汰しております!

早速、色々とお聞きしてみたいと思います。

 

※ここからはインタビュー形式になります。

Q:『そばの城、立派ですね。おろし蕎麦を頂きました。親田辛味大根は下條村の名産ですよね?』

宮島様:『下條村の親田地区で作られている大根です。下條村の、というより親田地区の特産品ですね。 親田の土壌でないとあの辛味が出ないんです。土ですね。』

Q:『五平餅も頂きました。あの何とも言えないタレが美味しいですよね。』

宮島様:『クルミやゴマなど、地域やお店によって入るものが違うのも面白いですね。』

Q:『下條村という名前はかなり認知度が高いと思います。奇跡の村と呼ばれる理由は何ですか?』

宮島様:『なんといっても高い出生率と健全な財政です。下條村はこんなに小さい村ですが、過疎地域指定はされていません。高齢化に伴い人口の推移は減っていますが、合計特殊出生率は2.03です。』※2016年度全国平均1.44

Q:『下條村の取り組みはどのようなものがありますか?』

宮島様:『まず、子育て支援の充実です。例えば、高校生までの医療費を無料にしたり、出産祝金の支給、保育料の引き下げや多子世帯では保育料を無料にしています。その他にも入学祝の支給、給食費補助、子育て相談の窓口設置、多子世帯の育児支援などを行っています。』

Q:『お聞きする限りで、かなり充実しているように感じます。』

宮島様:『それだけではありません。住宅施策も充実しています。若者定住促進住宅として村営のマンションを村内に何棟も保有しています。家賃相場は近隣の半額です。例えば、駐車場付き2LDKで3万円台前半ですね。』

Q:『安いですね・・・それだけで引っ越したくなります』

宮島様:『飯田市まで車で20分程度ですから、ベッドタウンとしても機能的です。その他にも住宅用地の補助金や移住奨励支度金など、全国の自治体と比較してもかなり手厚いと思います』

Q:『そのお金はどこから出てくるのですか?財政が悪化しそうですが・・・』

宮島様:『前村長の奮闘から始まるお話ですが、資材支給事業を展開しています。これは、村が日常生活に密着した生活道路の舗装や水路の整備などの作業を村民の皆さんの手で実施して貰い、住民同士の手で村を作るというプロジェクトです。建設資材を業者にお願いすると4~5倍はかかります。ここで生み出した資金を子育て支援に回しているんです。』

Q:『その取り組みが住民の皆さんに定着するのが難しいように思いますが?』

宮島様:『最初は反対意見が大多数でした。特に業者さん。ですが、前村長の努力によって、今では資材支給事業が定着しています。相互扶助の精神ですね。』

Q:『奇跡の村の実態が分かってきました。下條村のモデルは過疎指定の地域にとって目から鱗がこぼれるようなお話だと思います。』

宮島様:『実際、各自治体向けにセミナーをやっています。また、自治体関係者の視察も多いです。』

Q:『弊社も決済インフラのセミナーを企画していますので、是非、ご一緒させて頂く機会がありましたらお声がけ下さい。お忙しいところ、ありがとうございました。』

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私は、宮島副村長にお話を伺っている間に思ったんです。

『地方創生』のゴールとは何かな?と。

観光事業や地域商社は大切です。人を集めてお金を落として貰えば地域が潤いますから。

でもね、考え方の優先順位が変わりました。

ゴールは、『地域に住む人を増やし、豊かに暮らして貰う』という事だと気付いたんです。

その先に、地域の方が豊かに住まうの施策として観光や特産品PRがあって、ルミーズの決済インフラはそのお手伝いをする為の物なんだと。

自分の立ち位置を考えさせられましたし、私たちルミーズにも地域の為にできる事があると確信しました。

下條村の写真には写らない美しさの一部は、『移住者への配慮と健全な財政と相互扶助の精神』ですね。☜☜☜

前編とはノリが異なりますが、これが本来の私です。

宮島様、本当にありがとう御座いました。とても勉強になりました。

帰りがけに金田村長にもお会いできました。お忙しいところにお邪魔して申し訳ありませんでした。

 

ここで、わがままな私は「村内で、雨の日でもフォトジェニックな場所に案内して欲しい!」と無節操なお願いをしました。

すると、役場一のイケメン三村さんに役場の車でご案内頂ける事になり、下條村の方の温かいお心遣いに痛く感服しました。※三村さんとの3ショットどころか、ソロショットも撮影していない私とY子さんの取材力については温かいお心でお許し頂きたく・・・・

三村さんを一目でも見たい方は、下條村を訪ねてみては如何でしょうか。

※三村さん、ハードルを上げてすみません・・・

 

さっそく最初の目的地へ・・・・

 

国の重要文化財、大山田神社なんですが、普通の取材者だと写真を入れて「雰囲気が良い」とか感想を書くと思うんです。でも私は道中の景色と大山田神社を見て思ったんです。

森が綺麗・・・・

え?普通以下の感想じゃん?と思われました?

私の言う森とは、後から植林されたり、目的があって作られた森ではなく、元々、そこにある森が綺麗に残っている場所が多いという事なんです。

私:「下條村って、立派な樹が多いですね。林業は盛んではなかったんですか?」

三村さん:「そうですね。昔から林業は盛んではないです。」

私:「だから立派な樹が残っているんですね。森が美しいです。」

 

大山田神社は、ただ雰囲気が良いだけの神社では無かったです。

完全なパワースポットでした。

パワースポットか否か、それは現地に行かないと分からないですよね?

是非とも行ってみて下さい。

私、来年の初詣は大山田神社に行きたいです。☜本音

樹齢800年のご神木からパワーが貰えます。

この見事なストラクチャとコントラスト。雨で陰影が濃くなって、こういった老木の美しさが際立ちます。

私一人だったら、1時間はここでぼーっと過ごせますね。

Y子さんもパワーを享受していますね。背中からいい雰囲気を出してます。

背中で語れるレアな方です。

 

4月の祭礼では珍しい獅子舞が見られるそうです。

滞在時間は短かったですが、ここに居ると時間の感覚が無くなります。

私は普段、東京のオフィスに常駐しています。東京では時間の感覚が鋭くなります。

信号が切り替わる事で車の走りだす間隔や、ホームに出入りする電車の間隔、人々が足早に歩く靴音の間隔、ドアの開閉音やエレベーターの駆動音が伝えてくる流れる時間などなど・・・東京にいる私は、視覚と聴覚に支配されて生きています。

動く物やその音、それらの一部に私が存在する感覚です。ですから、普段の私は大河に落ちた小さな葉っぱのように、時間に揉まれて生きているように感じています。

ですが、ここには雨と時折吹く風、それに揺られる木々の枝葉くらいしか、私に時間を意識させる物が存在しないんです。

時間から解放された時、普段から時間に縛られている人はどうなるでしょう?

孤独を感じるんです。

それは、自分が自分である事を再認識する良い意味の孤独です。もっと詳しく言うと、自分をもっと見つめ「ノリダー、もう行くよ!」

Y子さんが呼んでいますので、私の心象はここまで。

 

写真には写らない美しさの一つが「ゆっくり過ぎ、止まっているようにすら感じる時間の流れ」です。☜☜☜

 

 

下條村の由来、下條氏の菩提寺である龍嶽寺にもお邪魔しました。

普通、雨って写真に写りにくいのですが、写ってますね・・・・

お庭が綺麗でしたので、Y子さんに歩いて貰ってパシャリ(表現が古い)

今になって思えば、Y子さんの青い傘って、なんか品があって良いですね。ここで私のビニール傘とかだと興ざめしますね・・・

 

 

三村さんの情報ですと、春になれば、こちらの桜が凄い事になるそうです。

春待ちの 雨に打たれし 山桜 (詠み人:私)

 

 

龍嶽寺を後にして、今は何も無い蕎麦の畑を通りすぎ、やや標高が高い地域に連れていって貰いました。

何もない。

って思うじゃないですか?

何も無い訳じゃないんです。刈り取られた後の蕎麦が風景の一部に風情を与えていました。ミレーの絵画に出てきそうな雰囲気ですね。

また蕎麦の白い花が咲くんですね。あたり一面に。綺麗だろうなあ。

 

果実酒特区に認定された地域にある【カネシゲ農園】さんに伺い、ふじりんごのシードルをお土産に購入しました!!

私、シードル大好きなんですよ。

見かけによらず、ガレットが好物でして、ガレットにはシードルが付き物ですよね。

昨年の醸造分はもう在庫が少ないそうで、ぎりぎり間に合いました!

こんなにシードルを愛する私ですが、本社の皆さんへのお土産という事で、一口も飲めないまま東京にトンボ帰り。

以下、本社にてシードルを飲んだ方々のコメントです。

「リンゴの香りが爽やか。」
「飲み口はスッキリとした印象でした。」
「強い甘みは良い意味で無く、飽きずに常飲できる飲み物だと感じました。」
「ラベルのセンスも良く、お酒を飲める方へのプレゼントとして最適だと思いました。」

上々の感想ですが、やはり私が飲んで、どんなガレットに合うとか、うんちくを言いたかったです・・・・それを言ったら、下條村に美味しいガレット屋さんが欲しいです。蕎麦が名産という事もありますし、こちらのシードルと組んで最高のおもてなしが可能になるような気がします。(個人的な欲求を抑えられない中年男性より)

 

三村さんには、雨の中で本当にお世話になりました。(写真はないですが・・・)

ありがとう御座いました!!

副村長さんにお土産を渡し忘れて村役場に戻り、これ以上ご迷惑を掛けられない三村さんとお別れしてから、再び二人で村内をドライブしました。

 

氷混じりの天竜川。これはきっと諏訪湖は凍っているんじゃないかな、なんて思っていたら、先日、御神渡りのニュースを観ました。

夕方になり、気温もどんどん下がります。

それでも南信は東信よりも比較的暖かく、暮らしやすそうなイメージですね。

トイレに行きたくなったY子さんを連れ、急いでそばの城に戻る事にしました。

 

 

ですので、ゆっくりできず、峰竜太さんのご実家も盗撮するような形で通り過ぎる事になってしまいました。峰さん、すみません・・・・

 

 

そばの城に戻ると、城の横にあった「うまいもの館」さんにお邪魔し、更なるお土産を物色しました。

The ご当地!!という感じで、私は好きです。

 

生産者さんの名前が入った干し柿。

Y子さんは干し柿が好きだそうで、どれにするか迷いに迷っていました。

私、干し柿はそんなに好きでは・・・というより、大昔に食べたきりで、どんな物かも忘れていました。

 

「はい、ノリダー、つまみ食い!」

 

うっま・・・

干し柿、うっまい・・・・(語彙力)

写真には写らない美しさの一つが「干し柿(もちろん干し柿以外も)美味い!」です。☜☜☜

干し柿って、俗に言うドライフルーツですよね。ドライフルーツだと考えると、食材としてのポテンシャルは実に高い気がします。恐らく、和菓子のみならず、洋菓子にもっともっと使える食材だと思うんです。

干し柿、恐るべし・・・・

 

「これが渋柿だったなんてねぇ・・美味しいよね?」

Y子さんも満足そうな顔でつまみ食い。

 

「じゃあ帰ろっか。ノリダー安全運転でお願いね!」

 

どんど焼きで焼いて食べるこの繭型のお餅、この正月飾りって何て言うんでしたっけ?

私、小学校の頃を思い出しました。

手をべたべたにしながら、家族で飾り付けしましたね。

今は亡き祖父・祖母の顔が思い浮かびます。

「たーちゃん、もっと小さく作らなきゃだめずら」

この正月飾りって、何て名前でしたっけ?

写真には写らない美しさの一つが「昔を思い出す心象風景が満載」ですね。☜☜☜

 

私、下條村を訪れて良かったです。

派手なアトラクションがある訳ではないですし、雨で自慢の景色も見れませんでしたが、学ぶ事が多かったし、晴れていたら逆に見落とす風景もあったでしょう。

下條村の皆様、本当にありがとう御座いました。

別の季節に再訪したいです。

 

最後に、私が眠気に襲われないよう、帰りの車中でずっと話し掛けてくれた優しいY子さん、一日お付き合い下さり本当にありがとう御座いました。

ただ、私が1ミリも写真に残っていない責任はY子さんにあるとだけ言わせて下さいね。

 

最後までお読みくださった方、ありがとう御座いました。

またいつの日か・・・・

 

 


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第14回 北国街道小諸宿のお人形さんめぐり

もうすぐお雛様ですね。皆さんのお家はもうお雛様を飾られましたか?

ここ、小諸市では、毎年2月中旬頃から「お人形さんめぐり」が開催されます。
今年で14回目を迎えました。

小諸宿の店先や民家に、昔から受け継がれて来たお雛様やつるし雛が飾られます。

今回は、街並みを少しご紹介致します。

3月4日(日)まで行われていますので、ご興味のある方はお越しくださいね!
第14回 北国街道小諸宿 お人形さんめぐり 詳細はコチラ

建速会館でのオープニングセレモニーへ行ってみました。

女将さん達の清らかなオカリナの演奏が響き渡っていました!
オカリナの音色って、素敵ですね。

お次は、坂の上小学校の児童の皆さんが、校歌を歌ってくださいました。
とっても可愛らしかったです。

さすが、「音楽のまち・こもろ」ですね!!

 

そして、北国街道のあちこちに飾られたお雛様。

どこにあるのかは、探してみてくださいね~。












ほんまち町屋館では、民芸品や縁起物、沢山売っていましたよ。

最終日の3月4日(日)まで色々なイベントがありますよ!

皆さん、どうぞ、いらしてください。

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下條村~奇跡の村 雨中行脚(邂逅編)

 

ふふふ・・・・ようやく私の番が巡って参りました。

一部のコアなファンが待ち望んでいる真打ちの登場です。

ルミーズに入社して1年余、月2回の取材に嬉々として出掛ける社員たち・・・

次々に上がって来る不埒な記事の数々を横目に、

「は?羨ましくないですけど何か?」的な、やや悲壮感を帯びたプライドを胸に秘めつつ過ごした日々・・・・さらばです!

そう、今回は、あなたのソウルメイト、タカノリです。

 

私、遂にFaceBookの取材に行くこととなりました。

今回は「まちてん2017」の会場で、同県のよしみから真っ先にお声を掛けさせて頂いた、長野県下伊那郡下條村に伺います!恐悦至極です!!

ただ、言い訳じゃないですが、

私、長野県に生まれながら、下條村、いや県南に行った事がありません。

通過する事はあっても、降り立つ事はありませんでした・・・・

そんな私を見下しているそこのあなた!下條村の位置、当然分かってますよね?

 

 

ほら、よく分かったでしょう?

 

<<<<<北緯35度23分50.4秒東経137度47分9.1秒>>>>>

↑こっちの方がピンとくる方も多いと思います。

 

それでもピンとこない方、何事も自分で調べると覚えますよ?(上から目線)

 

 

実は、私も「たしか南だったような、いや違ったっけ?」という曖昧な記憶しかなく、久しく長野県を離れていたので致し方ないですよね。

 

しかし、地理的な位置は曖昧でも、私的統計ですと、村名は殆どの方が知っているんです。

失礼ながら、下條村のお隣、泰阜村は、長野県東信地方の人で知っている人が圧倒的に少ないんです!!私もつい5秒前まで「たいふむら」だと思っていました。※やすおか村です。

なぜ下條村の名前が有名なのか?

それは下條村が生んだスター、峰竜太氏の細やかな広報活動と、下條村が奇跡の村と呼ばれる由縁によるものだと推測します。(たぶん当たってます)

短い滞在時間ですが、そんな「下條村の魅力とは何か?」に触れてみたいと思います。

 

「・・・・」

っって土砂降りィィ!!!!!!!

朝から猛烈な雨!!

 

私はそこそこ晴れ男なんですよ。

遺伝的にも晴れ系統なんです。科学的根拠はないですが。

私はふと助手席の女性に目をやると、深いため息をつきました。

(たぶん、この人だ・・・)

今回の旅は隠れ雨女(?)のY子さんと一緒です。

「Y子さんって、雨女でしょ?」

すると、やや眉間に皺を寄せながらY子さんは

「は?ノリダーでしょ?」と冷たく即答。

※私はノリダーと呼ばれるのが嫌いです(きっぱり)

Y子さんは明らかに(たぶん雨で)テンション低いです。隣にこんな素敵なおじさんがいるのに。

(取材中に喧嘩しないようにしよう・・・)

 

 

下條村は東信の小諸市から車で3時間ほどかかります。

長野県のなんと広い事か。

和田峠を抜け、車酔いするというY子さんの顔色を伺いながら慎重に運転です。

恐らく晴れていれば、車窓から雪化粧を纏った数々の名峰が見えるのでしょうけれど、霧や分厚い雲で景色の撮影が捗りません。しかもY子さんも撮影NG気味なので、車内の様子も撮れず。

私、のっけから軽くピンチです。

 

※和田峠からの眺望・・・雲と霧ですねぇ・・・写真では伝わらないですが、冷たい雨が降っております・・・

 

 

峠道を乗り越え、岡谷から高速道路に乗ると、途中の駒ケ岳サービスエリアで休憩しつつ伊那谷を南下します。

終始、雨

リニア中央新幹線が横断する飯田を通過し、国道151号を更に南へ。

伊那谷といえば、戦国期に西上作戦で武田信玄が徳川領へ侵攻する際に通り、逆に織田信長の嫡子信忠が武田領へ侵攻する際に通るという交通の要衝であり、信濃への玄関口としてかなりの歴史がある地域ですが、そんなエピソードをY子さんと語れるわけもなく、運転しながら一人で感慨に耽っていました。

ちなみに、私は雨が嫌いではありません。ロマンチストなので、むしろ好きです。

フロントガラスを叩く雨音のリズムが心地よく心に響きます。

 

 

そうこうするうちに下條村に着き、突然視界に飛び込んできた「城」。

 

道の駅信濃路下條にある「そばの城」です。

なんと立派な建造物でしょう!

(下條村、やはり財政的に潤っているな・・・)

戦国期にこれが存在していたら、信濃は織田家に侵攻されず、武田家が滅亡しなかったかもしれないですね(発想の無駄な飛躍)

もはや、口を開けば「お腹すいた~~」しか発さなくなったY子さんの為にも、こちらで昼食を頂く事に。

 

さっそく峰さんがお出迎えです。

いつもながら、いい笑顔ですね!

 

時間があれば体験したい蕎麦打ち!

今回はスケジュールの都合で体験できませんでしたが、私が打った蕎麦をY子さんにご賞味頂きたかったですね。

こういった体験では、自分で打った蕎麦を自分で食すケースが大半だと思いますが、敢えて、敢えて、同伴者同志で交換して食べる前提で作ってみると、相手への思いやりとか尊敬の念とかが露わになって楽しいんじゃないか?と思いました。

やってないですが。

 

※七割そばって珍しくないですか?

ちなみに、「そばの城」さんには団体さんの予約が沢山入ってました。

 

そういえば、Y子さんは急にキャッキャウフフになりました。

食事って、人を幸せにするんですよね。

車中でさんざんご機嫌取りをした私としては複雑な気持ちですが、Y子さんが楽しそうでよかったです。

 

ここで私、重大な告白をしますね。

実は私・・・・

 

蕎麦が食べられない体なんです・・・・・

 

すみません・・・そばそば言っておいて、すみません・・・・・・・

なので、必然的にY子さんが蕎麦を食べ、私は五平餅を頂く流れになりました。

 

見て見て?五平餅、マジで美味そう!!美味かった!!

(まずは蕎麦からじゃないのか?っていう)

この五平餅のタレって地域やお店によって千差万別だそうで、確か「そばの城」はくるみやゴマを味噌に混ぜていたと仰っていたような?いないような?(取材者失格)

でもね、こちらの五平餅は食べて正解です。それだけは断言します。

甘じょっぱい味噌だれと餅との相性は抜群で、くるみの食感もしっかり残ってます。

いやーボリュームもあって満足しました。

 

食後のデザートは「そばの城」のお隣で見かけたソフトクリームにしましょう。

お店の前には牛のオブジェがあって、間違いなくソフトクリームが美味いはず。

いざ店内へ!!!

 

 

あ、Y子さんと蕎麦を忘れてた・・・

 

さすがY子さんは事前にリサーチしていて、下條村の名物に「親田辛味大根」がある事を知っていました。

だからY子さんは・・・おろし蕎麦一択!!

ブレないですね。私と違って使命感の塊です。

Y子さんが万が一「私、やっぱりラーメン食べたい」とか言い出したら、私が命を懸けて蕎麦を食べる事になっていました。

ベリーシンプル!!

 

「ワサビは?ねぇワサビないの?」

Y子さんが私にクレームを入れてきます・・・・

とりあえず、シンプルにおろしで食べてみるように説き伏せます。

 

 

ワサビが無い事にブツブツ言いながら、おろし蕎麦を頂くY子さん。

親田辛味大根が効いたつゆに蕎麦を投入し、綺麗な姿勢で”するする”と頂くY子さん。

個人的な意見ですが、こんなに綺麗な姿勢で蕎麦を食べる人を他に見たことが無いって位に美しかったなあ・・・

オリンピックに「良い姿勢で蕎麦を食べる種目」があったら、Y子さんは日本代表候補入り間違いないですね。マジで。

 

「あ、辛っ」

「あ、辛いわ」

親田辛味大根は、その名の通り辛いようです。

「あ、辛味の中にほんのり甘みがあるわ」

それはつゆが甘いからでは?と思いつつコメントを拾う私。

「これならワサビは要らないね」

 

 

蕎麦に関する深い感想を待つ私をよそに、あっという間に最後の一口に辿り着くY子さん・・・

「あのー、蕎麦の感想は?」

「適度なコシ!適度な喉ごし!良い塩梅のつゆ!以上!」

 

「は?それだけ?もっと風味がどうとかあるでしょ?」

「さっぱりしてて美味しかったよ!親田辛味大根の商品をお土産に買っていこうよ!」

(さっぱりしているのは、あんたのグルメリポートだよ・・・)

 

でも、そんな正直者のY子さんが「美味しい」って言うのだから、お蕎麦も美味しいんですよ間違いなく。

ご馳走様でした。

 

 

食後は、1階のお土産コーナーで親田辛味大根の商品を探します。

あれ?見当たらない・・・・

「すみません、親田辛味大根の漬物とか、お土産になりそうなお品物はありますか?」

「そういう加工品はないんです。特殊なので加工が難しいんです。大根そのものは売ってますよ?」

ご親切に有難う御座います。

ですが、大根本体をルミーズに持って行くのは流石に勇気がないとの見解になり、辛味大根は諦めました。

 

※そば食べ放題が1,400円って安くないですか?Y子さんに記録に挑戦して貰えばよかった・・・

 

そばの城の脇にある「かぶちゃん遊牧館」さんで、食後のデザート、ソフトクリームを頂きました!

なかなか濃厚で美味しかったです。(語彙力)

 

その後、これからのスケジュールを考えながらウロウロする2人。

「地域戦隊カッセイカマンいるかなー?」

「3月にならないと出動しないらしいよ」

「ノリダー、何を撮ってるの?」

「このご時世、こういうの大事だよ」

大事だと思うんですよね。

カッセイカマンも大事ですけど、インフラって本当に大事だと思うんです。

そんなお話を伺いに、副村長さんが待つ村役場へ出発です。

 

 

 


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冬の飯山~ファットバイクとかまくらレストラン(後編)

 

飯山の旅後編です!

飯山でアクティビティを楽しんだら、お次はお待ちかねのかまくらです!⛄
Oさんと二人でドキドキワクワクしつつ、いざ「かまくらの里」へ!

 

今回は時間の関係でタクシー移動でしたが、普段は飯山駅ーかまくらの里間のシャトルバスが運行しているそうなので、ぜひご利用ください🚌💨

 

シャトルバスや、かまくらレストランの予約などはこちら!
「レストランかまくら村」は、2月27日(火)までの期間限定です!予約はお早目に!

かまくらの里|特集ページ
URL:https://www.iiyama-ouendan.net/special/kamakura/

 

道中、小諸では見られない様な雪壁が道路の周りを囲っており、飯山の方々はどうやって過ごしているのかと疑問に思いましたが…
さすがの豪雪地帯、公道の整備はバッチリ行われているので道路に雪はほぼありません✨
その為周りが思っているほど不便はないそうです。

 

飯山駅から車で約15分、いよいよ「かまくらの里」に到着です!
こちらはかまくらの里に隣接する「かまくらハウス」&「かまくら商店」!
そして奥に見えるアーチが「かまくらの里」への入場口です。

「かまくらハウス」で受付を済ませ…
いざ!「かまくらの里」へ入場します!!

ドキドキ…

 

アーチをくぐった先には…

 

立派なかまくらがいっぱい!
小さいころ必死にかまくらを作ろうとしてダメだった思い出がよみがえります。

2人とも感動し、小学生のようにはしゃぎまくりました。

私たちのかまくらは…7番ですね!
それではお邪魔しまーす。

中はこんな感じ。
真ん中にコンロが置かれ、その周りを囲うようにベンチが置いてあります。

 

壁はすごく厚みがあり、そのせいかかまくらの中はしんとしています。
暖かい!という程ではありませんが、風が来ない分外よりはほのかに暖かい気がします😊
小さいころの夢が叶ったようで、なんだか嬉しい気分になりました🎵

 

お鍋が来るまでに時間があるので、外を少し散策しましょう!
先程のかまくらの写真の一番奥に鳥居があったのはお気づきですか?

こちらは「かまくら神社」といい、かまくらの中に本格的な賽銭箱、御神体や注連縄まで設備されています。

ルミーズの皆さんの健康と安全をお祈り。

一面真っ白な世界に、鳥居の綺麗な赤が映えてフォトジェニックな感じです⛩

神社の両脇に空のかまくらが作られていたので、入ってみました。
かまくらの中は、人が立つとこのくらいの広さです!

意外と天井が高いんです😏

 

そろそろお腹も空いてきました!
ルミーズのかまくらに戻ってお鍋をいただきます!!🍴

中からこうしてみると入口はすごく狭いですね。

そこへ従業員の方がお鍋を持ってきてセッティング。
「あちち!」といいながら持ってきてくださいました💦ありがとうございます。

寒い空気の中、かまくら中に湯気がたちこめます。
あ~今見てもすごい美味しそう…🤤(めちゃくちゃ美味でした)

こちらの鍋は飯山の名物「のろし鍋」です。
具材は以下の通り!

●地元野菜🥕
・白菜
・大根
・人参
・常盤ごぼう
・坂井芋
・菜の花
・きのこ(エノキ、しめじ、ひらたけ、なめこ等)

●みゆきポーク🍖
飯山産のブランドポーク

●じゃがまるくん🥔
蒸かしたじゃがいもをつぶして、でんぷんで練ったもの

●おにぎり🍙
飯山産コシヒカリ特Aランクのお米を使用!

名前の由来は…

「のろし鍋」という名前の由来は戦国時代に黒岩山にあった上杉謙信方の「のろし台」にはじまると言われています。

引用:かまくらの里|特集ページ

そうなんですね~、黒岩山は飯山と新潟の県境にある山の事だそう!

それではいただきます!✨

地元野菜には味噌ベースのつゆがよく染みていて美味しい!豚肉は甘みがあってジューシー!
とにかくあったかくて、身も心も温まります。
おにぎりはとにかくお米が美味しくて、一粒一粒味わって食べました🍙

じゃがまるくんももちもちしていて食べごたえがあります😊

かまくらであったかいお鍋を食べれるなんて夢にも思いませんでした…
2人でハフハフとほおばり、あっという間に完食!

備え付けの野沢菜も酸味が効いていてさっぱりと締めることができました!
ごちそうさまでした🙏🏻

 

だんだんと日が落ちてくると、従業員の方が灯りを持ってきてくださり、かまくらの中に引っ掛けてくれます。
幻想的ですね~😮

お鍋を食べてあったまったところで、ライトアップを観に行きましょう!
外に出てかまくらを見ると、中から光が漏れていて温かみのある光景です…

明るかった時は真ん中の通りに灯りはありませんでしたが、小さなかまくらの中に灯りが灯ると…


※ちょっと加工してます

幻想的な世界ですね…!
観光客の方々も灯りにつられゾロゾロと出てきました。

かまくらの里のサイトのような素敵な写真を撮りたかったのですが…上手く撮れなくてすみません💦
気になった方は、是非ご自分の目で確かめに行ってくださいね!🏃🏻‍♂️

 

今回のお土産は「かまくらの里」に隣接している「かまくら商店」で購入!

この「かまくらスノーショコラ」は、地元の洋菓子屋さん「サン・ローラン」で作られているもの。
しっとりなめらかで、すごく美味しかったです!

 

初のかまくらでお鍋でしたが、美味しい鍋をかまくらで食べるなんて、そうそうない体験です。
かまくらでお鍋をつついてみたい!と思った方、是非飯山に訪れてください!
友達や家族でも楽しめる場所なので、冬の思い出づくりにも最適です。

飯山は色んなアクティビティはもちろん、周りにスキー場も沢山あるので、朝から夜まで一日中楽しめる地域です!
今回はとても楽しませていただきました。
ファットバイクのインストラクターの浅野さん、かまくらの里の従業員の方々、ありがとうございました!

 

~今回の旅のデータ~

歩いた歩数 約7,909歩(ファットバイク中の揺れ込み)
歩いた距離 (ファットバイクやタクシーでの移動の為、正確な距離が把握できませんでした…!申し訳ありません。ですが、ファットバイクでは5km程走りました!)
使った金額 39,900円

 

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